ひとり山歩記

現実逃避の為に映画観て、ポテチ食べながら映画観て、甘めの珈琲と炭酸飲料飲みながら映画観て、これではいかんと山歩き。

笠形山。

2024-01-07 16:00:00 | 山歩き
頭痛がするとか腹痛の気配があるとか準備不足や眠い寒い歩く気分ではない時は山歩きを断念する。そうした不安要素を極力取り除かないと僕は純粋に山を楽しめない。山で怪我はしたくない、山歩きなんかに命懸けられるかよと、ある意味山を舐めてると言えるかも知れない。


年末の人が少ないと思われる時に笠形山に来てみた。これで多可三山は登頂完了、の予定。しかし舗装道路が長い。このまま山頂までこの状態が続くなら蹄が割れてしまう。因みに今日は12月30日。


暑さや急登や羊歯道には慣れてきたのだけど舗装道路は慣れない。途中で犬連れの登山者と遭遇した。歩くたびに爪が削れるような音がする。肉球は大丈夫なのか。


休憩場所が多い。上着を脱ぎ捨て防寒手袋を放り投げ、禰豆子を床に下ろし上着を拾い手袋を回収し、小さく畳んで禰豆子に詰め込む。冬装備買い揃えたけど結局今日も夏服。


熊が乗ろうと折れそうにない太い枝。子供の頃の僕なら小躍りして登る。そして苔で滑り、しがみついてやがて落ちる。僕がパンダなら躊躇いなく枝の尖端目指してる。


40分歩いて登山道の雰囲気。そこから10分で笠形神社。駐車場が標高261m笠形神社が639m笠の丸が883m。間もなく山頂ではないか。笠形神社の御神木が姫路城の柱に使われているそうだ。テセウスの船を思い出した。思い出しただけなので説明は割愛する。


大きな岩に赤い褌。赤色はアドレナリンを分泌したり気分を高揚させる心理効果があるそうだ。血圧や脈拍を上昇させる。僕が闘牛なら迷いなく岩に頭突きしてる(二回目)。


笠形山名物無言坂。笠の丸かな。そもそも独り歩きだから無言なのだけど、妖言戯言独り言は稀に出る。


笠形神社を通り過ぎ笠の丸に着き笠形山を目指す。笠形山は笠形山、杉の丸、笠の丸の総称だそうだ。雪彦山のようなものか。労働法や風邪もそんな感じ。思い付きですので説明は割愛する(二回目)。

倒木から石が生えることもある。飛び越えることも可能だが先人達の軌跡を崩す恐れがあるので迂回する。

水分と豆を捕食して数十秒の休憩。仙人滝経由で下山する。ほうらい岩と仙人滝、ここから本気出す。


お洒落な門と至る所にある休憩場所。笠形山は登山者に優しい。勿論休憩した。


ほうらい岩の看板を辿り、それらしき岩を発見。数枚写真を撮り岩に乗る。なにか違う気がする。

見覚えのある岩。これがほうらい岩なのか。とりあえず数枚写真を撮り岩に乗る。なにか違う気がする(ニ回目)。そこに居合わせた小洒落た登山おじさんに聞いてみるとほうらい岩はまだ下のほうだと言う。あるようでない道を下る。


三度目のほうらい岩。数枚写真を撮り岩に乗る。


なかなかの絶景。苦労して辿り着いた甲斐がある。僕が鸚哥なら即断即決でここから飛び立つ(三回目)。


笠の丸からほうらい岩を経由して仙人滝まで下りてきたのだけど、逆に登りは過酷な修業となりそう。華奢な僕では千鳥足で山頂着くのに日が暮れる。そんな急登が続いてる。多可三山の妙見山に似ている気もするけど、あちらは愛想のない頑固店主の絶品拉麺のような雰囲気。多可三山それぞれ違う味を醸している。で、仙人滝。凍結してる写真を見たことがある。見たいのだけど、二度寝するし寒いしので精進する。


暫く舗装道路が続く。少し小走りで走り出すと止まれない速さに到達。仕方ないので力尽きるまで走り続けることにした。右膝を負傷したようだ。左足首を痛めたようだ。肩が壊れたようだ。ついでに右手首が痛い。ならばなぜ走るのか、そこに坂があるからDA。


相変わらず四時間以内の山歩き。丹波の妙見山や大坂山にも行きたいのだけど、しんどいやん。







最新の画像もっと見る

コメントを投稿