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Yoga Sutoras of PatanJali Chapter1-6&7

2020-04-25 | Yoga

久しぶりにyoga sutora のお話しです。
世界中で不安、恐怖、悲しみ…などのmindが渦巻いていまが、2000年前の心の教本でもあるパタンジャリのyogaスートラで、心を落ち着ける練習をしてはいかがでしょうか?
過去ログにもいくつか解釈を上げてますので、よかったらご参考にされてみて下さい。
yoga teacher 向けの部分もありますが、ご了承下さいませ。

1-2で「yogaとは心の働きを止めること」と言う定義を忘れることなく、進めたいと思います。

1.6 PRAMANA VIPARYAYA VIKALPA NIDRA SMRITAYAH.(Sanskrit sound)

1.6 (心の作用とは)正しい認識(真実)、間違った認識(誤解)、空想、睡眠、記憶である。(日本語)

1.6 The five varieties of thought patterns to witness are: 1) knowing correctly (pramana), 2) incorrect knowing (viparyaya), 3) fantasy or imagination (vikalpa), 4) the object of void-ness that is deep sleep (nidra), and 5) r)(English)

心の中の「想い」が、人間のさまざまな感情をもたらします。
その感情の元になる要素を5つに分類したのがこの節。
これらそれぞれが、苦しい、楽しい、怒り、恐怖…などのタネとして作用すると述べてます。
間違った認識、妄想、過去の辛い経験…などが、「苦」のタネとなるのです。


1.7 PRATYAKSHANUMAGAMAH PRAMANANI(Sanskrit sound)

1.7 正しい認識(プラマーナ=真実)のよりどころは、直接知覚したもの、事実に基づいた推察、及び聖典等の知識による。(日本語)

1.7 Of these five, there are three ways of gaining correct knowledge (pramana): 1) perception, 2) inference, and 3) testimony or verbal communication from others who have knowledge. (English)

間違った認識で無駄な苦しみを得ている人が沢山います。

今の時代、無限の情報がある中で、正確で純度の高い情報を得ることは非常に難しくなっています。
むしろ、昔よりはるかに情報によって惑わされることが多いと思われます。

ゆえに、哲学と科学、自分の知覚と「無垢」な心が大切。

しかし、自分の目で観て、考えても、自分の心の色眼鏡が邪魔していては正しい認識はできません。

心の癖を修正するには、「今」一瞬の心の持ち方を少しづつ矯正するしかありません。
過去にどんな良い事、悪い事があたっとしても、タイムマシンでも出来ない限り、過去には戻りません。より良い未来を作りたいならば、今ひとときを大切に生きると、未来は全く違うものになるでしょう。

yogaスートラの第1章は、この後31節まで続く「要約」のパート。
第3章、第4章まで進んでも、何度も確認したいほど大切なセクションです。

ひとりひとり能力も考えも違うため、ネットやyoutubeでoutputすることは、私のレベルではできないので、あとは自分で勉強してください。

時間がある時、ひとりっきりの時、身体のチカラを抜ききるまでぬき、頭でなにも考えが出なくなるまで、座れるように練習してください。
呼吸は鼻呼吸。

身体に意識が向いたり、うまくいかないときは第2章にヒントがあります。

次回のUP時期は未定です。
すぐかも知れないし、ずっとないかも知れません。



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