北関東ダービー 第２戦

２０１０年　Ｊ２　第17節
ザスパ草津　１－１　水戸ホーリーホック【Ｋ’ｓ】
【得点】34 御厨(草津)　91 大和田(水戸)

【スタメン】
ＧＫ　常澤
ＤＦ　田中・崔・有薗・御厨
ＭＦ　高田・廣山(→86 MF櫻田)・熊林(→64 MF前田)・松下
ＦＷ　ラフィーニャ・菊池(→77 FW後藤)
【サブ】
ＧＫ　伊藤
ＤＦ　尾本・佐田
ＭＦ　山田

中断前最後の一戦。アウェーでの北関東ダービーの水戸戦。初のケーズデンキスタジアム。
外見を見ての印象は熊谷っぽい…。メインスタンドが立派ですが、ゴール裏の高さはピッチレベル。それでも逆サイドが見えないっていう程ではない。

さて、試合。
水戸には昨年まで草津にいた小池がいるが、最近はベンチスタートが多かった。が、今日はスタメン。奮起を期待してのものだったんだろうが、決定的なシュートを外すなど結果を残せずに途中交代。ほとんどボールに絡んでなかったのでは無いだろうか。

札幌戦の勢いそのままに中盤をいい形でボールが動きチャンスも作れていた。サイド・中央とバランスよく使えていたので得点の気配はあった。得点はセットプレーから御厨選手が決めて先制に成功
Ｊ初ゴールですね(…自陣に決めたことはあったケド)奇しくも去年小池がつけていた番号の選手がゴールとは。

しかし、エンド代わった後半立ち上がりに水戸がＰＫを獲得。逆サイドなので詳しいことは分からないが、選手が倒れた後にスタンドの沸き方であぁ…ＰＫなんだと思った。
でも、このＰＫを常澤選手がストップその後のＣＫも凌いで大ピンチを乗り切る。

前半、暑い中でボールを動かせていたので水戸の選手の体力の消耗があるかと思っていたが、後半になって水戸が押し始める。
サイドバックが高い位置でボールに絡むようになったことでピンチになっていた(前半は中途半端な位置取りの裏にボールを出せていたんだが)。特に７０分以降、片山が入ってポストや競り合いで負けるようになってリズムが悪くなった気がする。
サイドバックに関しては水戸の右サイド藤川が後半になってよく前に出てきて厄介だった。神奈川大から加入したルーキーだけど、開幕から保崎を押しのけてレギュラー獲ったし。去年２試合見ているが、その時よりも攻撃面がかなり上手くなっていたなぁ…。

そしてロスタイムに入った直後に前線に上がっていた長身の大和田にボールが。競り合いを片山が競った混戦の中で再び大和田が放ったシュートがポストの内側に当たって同点ゴールに
それまで水戸は枠にシュートがいってなかったのに、最後の最後に内側へ…。

その後の４分という短い時間の中で決勝点を奪おうとお互いが攻めるもタイムアップ。
まるで千葉戦のようにロスタイムの失点で負けたような雰囲気でした追いつかれた引き分けというものがどれほど大きいか。

終盤の時間の使い方としてサイドでのキープを選択したわけだけど－それで追いつかれたのは結果論なので別にして－選択自体は間違ってはいないと思う。
５分＋ＡＴを残してのＣＫの場面から始まったが、得点を奪っているＣＫとは言え、相手の高さと前線への残し方、こちらが攻撃面でかける人数(最初はＤＦも上がって来てたんだケドね。下がっていくのを見てキープに入るんだなと思った)を考えるとそっちの方が確実だと思ったし。
それでも試合中の時間の止まり方からロスタイムも長そうだったし、露骨にキープに入るにはまだ早いかなぁ…とも思ったんだケドさ。


色々と個人差が出る部分だと思う。仮に交代枠がもう１つあるなら、前線を入れ替えて２点目を求める人、後ろを増やして守り固めようと思う人、良いバランスをそのまま崩さないで守ろうと思う人。
何が正解かはその時によって異なるから難しいが、失敗したときは後出しじゃんけんでの批判もあるしね…それが采配というものか


これで中断に期間に突入。折り返しは最下位という順位になりました。
ここ３試合でやっているサッカーが目指すべきモデルのサッカーなんでしょうが、それまでの１３試合が良い授業料になっていたんだろうか。
最下位と言っても勝ち点差が大きく離れているわけではない。中断期間の修正、ＰＳＭの浦和戦を経ての巻き返しに期待したい。


前座のＵ－１５吾妻の中１チームは０－３で負けてしまいましたが、チームの中に同じ年齢なのに体格が違いすぎていてびっくりした。ＤＦの子は大きかったケド、ＦＷの子はユニがだぶだぶだったぞ。


でわでわ