境界例(ボーダー)被害者からの脱出

ボーダーを分析。傾向と対策。
ボーダーから自分を奪還するための
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普通の人とは違う特別な私

2011-06-26 00:00:00 | 境界例の特徴
境界例は自分を弱者だとアピールする。
だから周囲の人間に配慮を強いる。

普通の人間は自分がみじめな立場だ、弱者だと言われると
恥ずかしいと思う。
憐れまれるべき立場に存在することだけでも恥ずかしく
「同情してほしいの?」などと聞かれたら顔から火が出ることだろう。

しかし境界例は違う。
憐れまれるべき立場だと自らアピールする。(みっともない。)
普通の人の場合、何か自分にマイナスな点があるとするならば、
それをなるべく隠すものだ。
それが他者から受けた行為によるマイナスだとしても、
変な人だと要注意認識されたり、拒否されるといった不利な評価を
下されることになるためだ。

しかも、ちょっとしたことで感情的になる。
怒鳴ったり罵声を浴びせたり、物を投げつけたりして恫喝する。
(これまたみっともない。)
普通の人は、なるべく感情的にならないよう心がけていると思う。
理性的な人間でありたいと日々心がけているのだが、
境界例は喜怒哀楽を表現することが人間的で、天真爛漫だと履き違えているようだ。
(少女のような私、ということらしい。)

そして自分の要求が通らないと大立ち回りもする。
精神年齢が幼い=可愛いとでも思っているのだろうか。
普通の人は精神が幼いね、と言われると嫌だと感じる。
だが、境界例は幼いから何やっても許されると考えているようだ。

普通の人はなるべく理性的にあろうと心掛けけている。
また感情的になったり、人から憐れんでもらうということを恥と思う。
そういった概念が欠落しているようだ。

もっとも普通の人にはなりたくないようである。
特別な存在の私であると思いたいようだ。
普通の人からすると、とても恐れ多い存在ということである。


追記
あとよく何かを落としたりしたとき、ギャー!!!と悲鳴を上げる。
自分はそれだけ苦労しているとか、それだけ怖い目にあったと自然とアピールしてる
のかもしれないが、普通の人からするとただの奇声であり、その声に慄くほどである。

もし、普通の人がそんな声を出した場合、
なんだなんだ?と周囲の人からの信頼は得られず、キチガイ染みているという
評価を下されるだけであるので、二度とそんな声を出さないようにと心配になるところである。