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Nature d'eau

日々の思いをつづる

木を見て森を見ず?

2009-03-16 05:53:25 | 肝炎
やらぬ方がよかったケース。どう言い繕ってもそうとしか言えないのかなあ。

私のインターフェロン治療について医師が「いいことが一つもなかったか。。」とつぶやいた。

それは口に出して言っちゃいけないじゃない。患者の前で。

仕方がないから肝炎治療という枠ではなくて、違う意味で何かを得ていくしかない、と考えてきました。

中断当時甲状腺ホルモンが計測器の針を振り切る勢いで上昇してて、心拍すごかった。

メルカゾールを6錠(一日の最大量が6錠まで)、さらにGPTの数値が上がっているので(80くらい)インターフェロンの少量投与、という方針を言った先生。

12週以内で陰性化しないと分かると途端に嫌な顔で治療中断を迫るようなことを言ってたくせに、今度は少量長期投与?

今の病院に変えて、甲状腺の専門の医師にかかると、

こともなげに「GPTの上昇は甲状腺のせいですよ」と。

メルカゾールを3錠からスタートして、1ヵ月後にはアッサリと甲状腺ホルモンは下がり、同時にGPTも正常範囲に下がりました。

あのままIFN少量投与なんてしてたら、甲状腺の方も治りにくいものになってたと思うんですよね。

しかもIFN打たなくてももともと肝炎ウイルスが暴れだしたわけじゃなかったんだから。

ぞっとします。

以前に美容関係の仕事をやっていたことを書きましたが、

お肌の診断というのもやっていて、それは専門のセンターで分析をしてもらい、出来上がった診断シートにはお客様にも分かりやすく説明が書いてあります。

でもアドバイザーはその説明のもっと奥を読み取って商品提供ができるようになるものだ、と教わりました。

たとえば、肌の保湿能力が落ちている場合、
それはマッサージングなどで肌活力を上げていくものなのか、
それとも洗顔をきちんとして浸透力を高めるのか、あるいは保湿成分の高いスキンケア品をお勧めするのか、その人の肌状態を読み取ってどこのお手入れに重点を置くのかアドバイスをするのです。

一歩奥を読むのがプロ、なんだなあと。

何割のアドバイザーがそこまで読み取れるか不明ですけどね。私も到達してません。

医者もそうですよね。

血液検査の結果を見て、それぞれの項目の数値が基準値より高い、低い、は我々患者にも分かりますよね。

その一歩奥を読み取って治療方針を打ち出すのが医者の仕事なんでしょう。

甲状腺のホルモンが計測できないほど高く出ているから、メルカゾールをMAXの6錠処方。
GPTが少し上がってきたから肝炎と見てIFNを投与。

それは素人判断、と思われても仕方がないんじゃないかなあ。

しかも臓器をそれぞれバラバラに見てるから、そんなトンチンカンなことを。。


冒頭で書いた「いいことがひとつもなかったか。。」

確かにIFN治療ではいいことがなかったけど、その失敗でホリスティック医学の存在を知った。

それでウイルスが消える、とかそういうことが言いたいのではない。

ただ木を見て森を見ずの医療の恐ろしさに気付いた。

ウイルスばかり見て、私の体全体の壊れ具合を把握しないのは恐ろしい。

いや、壊れ具合を分かったつもりで薬漬け?


ネットサーフィンをして、こんな医師にかかっている人はいなさそうとは思います、、


今は静まる私の心臓。

当時は耳に心臓があるようで、今にも爆発しそうな勢いの激しい鼓動。
ノンストップでマラソンをし続けているような疲労の体。

正常なリズムを取り戻した今は再びIFNをする気はありません。

心臓に危険すぎる。



関係ないけど、今は別の化粧品のサロンからいっしょに仕事をしない?と誘われてるけどやんわりと断ってます。
アドバイザー能力もセールスの能力もないから。

どっちかというとセールス能力の方が重視なんだろうなあと思います。
売ってナンボの世界だから。

病院もそう?医師の能力と経営手腕?