信州５

帰りも同じ経路でふもとまで
下りて、大町で温泉に入った後
長野、中央、名神、山陽自動車道
で一気に岡山まで帰って、
着いたのは夜中の１時ごろ。

お昼には室堂にいたのに、
あっという間の２日間でした。

黒部まですごく遠い気がしたのに
岡山からだと、なんと鹿児島のほうが
１００ｋｍくらい遠いのです。

反省会ということで、家に帰って
オットとビールで乾杯して話して
いてわかったこと。


なのに
鹿児島のほうが近い気がする・・・


「だったら、またすぐに鹿児島に
遊びに行ってもいい気がする！」

思ったとおり素直に言ったら













「勘弁してくれ」











即座に返されました。






そうかな？





そうだよね










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立山黒部アルペンルート２

トロリーバス開通５０周年
ということで、展望広場では、
黒部ダム建設のドキュメンタリーや
当時実際に工事にあたった
関係者の方のインタビューが
企画展として放映されていました。

何気なく足を止めて見始めると
どんなに大変な工事だったかが
語られていて、その場を動くことが
できなくなってしまいました。

人間の持てる力以上の何かも加わって
てできたダム。

神聖な気持ちでえん堤に
降りていきますが、目に入ってくる
圧倒的な景色に見入ってしまって
なかなか前に進みません。

とはいえ、せっかくここまで
きたので、えん堤を渡り、
ケーブルカー、ロープウェイ、
立山トンネルトロリーバス
と乗り継いで室堂を目指します。







室堂は標高２４５０ｍ

ワタシの知っている人、
みんなに見せてあげたい

あ～、まだ見たことのない
美しい景色がこの世の中には
たくさんあるんだな。

というか、この世の中、
まだ見たことのない美しい
景色だらけなんだな。

そして、

晴れの日最高！




心でスキップしながら歩きました。





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立山黒部アルペンルート

一度は行ってみたいと思っていた
黒部ダム。



松本市から大町を通って、
扇沢というところでトロリーバスに
乗り換えます。
このトロリーバスが通る
関電（大町）トンネルが、
あの『黒部の太陽』で有名な
破砕帯のあるところです。

とはいえ、あまり詳しく知らない
ワタシ。

とにかく、昭和３０年代に
大変困難な建設工事を経て
できあがったダムというくらいの
予備知識でした。

扇沢駅から見上げた空は
スッキリと晴れ渡り、
これから見られる景色に
期待が高まります。



長いトンネルが終わって、
これまた長い階段を上りきると
眼下に黒部ダム、目の前に
雪の残った山々、その上に
ひろがる青空と雲。





美しいとしかいいようがありません。

実際にはずっと

「すごい！すごい！」

なんとかの一つ覚えのように

「すごい！」

と言っていました。



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信州４

松本の晩ごはんは、
駅前の居酒屋さんで。


馬肉、山賊焼き、お蕎麦の
食べられるところをチェックして
予約しておきました。

そのお店は馬肉料理のメニューが
豊富で、馬刺し盛り合わせには
大動脈やハツも入っていて、
みんなおいしい！と食べていたけど
ワタシは尻込みしてしまいました。

ハツは追加したくらいなので
すごくおいしかったのだと
思います。

「おたぐり」という、モツを
信州味噌で煮込んだものもあって
珍しいからと食べてみましたが、
ワタシとしては、
もつ煮は馬でも豚でもなく
牛に限る！と再確認しました。

松本名物山賊焼きは、にんにく風味の
鶏もも肉のから揚げで、大きなまま
揚げたあとで切ってありました。

皮はカラっと中はふっくら
ジューシーでおいしかったぁ。

もう一回食べたい　



お店に入った時は、
もうずいぶん混んでいて、
店員さんもバタバタしていたので、
これは時間かかるだろうなぁと
みんな思っていたけれど、どの料理も
案外早く出てきて、ワイワイいいながら
お酒の量もどんどん増えていきました。


〆のお蕎麦もおいしかった～

でも、食べる・飲む・しゃべる・笑う
に忙しくて、お料理の写真を全然撮って
いなかったのは、ちょっと失敗。



そのあと、行き当たりばったりで
入ったバーのモヒートがすごく
おいしかった！！

オーダーが入るたびに
プランターのミントの葉を
ちぎって作っていて、
ワタシはちょっと甘めに、
オットは甘さ控えめで
お願いしましたが、爽やかな
香りが鼻にぬけてどちらも
とってもおいしかったです。

たぶん、この夏はどのバーに
飲みに行っても１杯はモヒートを
頼んで、松本を思い出すでしょう。


さあ、明日は黒部ダムを
目指します



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長旅

ちょっとひと休み。

今日、車で大通りに出たところで
リアガラスに緑色の虫が
くっついているのに気づきました。

カマキリかな？

昨日、洗濯物に同じくらいの
カマキリがついていたので
そう思いました。

風に飛ばされずにどこまで
一緒に来るかな？と考えたけど、
すぐにその虫のことは
忘れてしまいました。

１カ所目の用事が終わって
車に乗り込んだとき、
そうそうさっきのカマキリ・・・
と、後ろを見たけど、
見当たりませんでした。

２カ所目の用事が終わって
車を走らせていると、なんと
サイドミラーにしがみついていました。
　



３ヶ所目の用事が終わって
車に戻ると、屋根の上に
移動していました。




今日はカンカン照りで
屋根の上はものすごく熱いはず。

昆虫の脚は、
熱さを感じるのか、
感じないのか？




そして事務所に戻ると、
もう本当にどこにも姿が
見えませんでした。



まだ羽のない子どもカマキリ



風に乗って
草の上に着地していますように。





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