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Ubuntuにて無線LAN子機の設定

2010年09月06日 15時21分27秒 | Ubuntu
Ubuntuにて無線LAN子機の設定

Ubuntu10.04にてBUFFALOのWLI2-CB-G300Nを11nでルータと接続設定します。
このカードは、Ralinkの無線LANチップ(RT2860)を搭載しています。
まずはじめにUbuntuのアップデートをして、このチップにあったドライバをRalinkのサイトからダウンロードします。

手順1.Ubuntuのアップデート
   [システム]-[システム管理]-[アップデート・マネージャ]をクリックしアップデートし
   パソコンを再起動します。

手順2.Ralinkのサイトからドライバのダウンロード
   [Firefox]を起動して、[Ralink]のサイトを開きます。

    http://www.ralinktech.com/

   [HOMEページ]の[Software]の[Linux]を選び

    RT2860PCI/mPCI/CB/PCIe(RT2760/RT2790/RT2860/RT2890)をクイック
   Your Name: Your Email: を入力し、[Accept]をクイックしてファイルを保存するを
   選択して[OK]をクイックして[ホームディレクトリ]に保存する。

手順3.ダウンロードしたドライバの展開
   [ホームディレクトリ]で[端末]を開き

   $ tar xvf 2010_07_16_RT2860_Linux_STA_v2.4.0.0.tar.bz2

   実行するとファイルが展開されます。
   展開が終了すると、[ホームディレクトリ]の下に[2010_07_16_RT2860_Linux_STA_v2.4.0.0]
   というディレクトリが作成されます。

手順4.コンパイルオプションの変更
   展開されたドライバのコンパイルオプションを変更します。

   ~/2010_07_16_RT2860_Linux_STA_v2.4.0.0/os/linux/config.mk

   というファイルを変更します。
   このディレクトリにある、[config.mk]を[gedit]などで開き変更します。

   11行目の[HAS_WPA_SUPPLICANT=n]の最後の[n]を[y]にします。
   14行目の[HAS_NATIVE_WPA_SUPPLICANT_SUPPORT=n]の最後の[n]を[y]にします。

   確認したら保存して[gedit]を閉じてください。

手順5.ドライバの作成とインストール
   [ホームディレクトリ]の[2010_07_16_RT2860_Linux_STA_v2.4.0.0]のディレクトリで
   [端末]を開き

   $ sudo make

   を実行します。
   続けて、いま作成されたドライバをUbuntuにインストールします。

   $ sudo make install

   これでドライバのインストールは終了です。
   [端末]を閉じて、無線LAN子機をパソコンに接続し、再起動します。

手順6.接続した無線LANからルータに接続する
   再起動後、画面右上の[NetworkManager]のアイコンを左クリックします。
   メニューの中の無線ネットワーク、[○(ESSID名)]のラジオボタンをクリックします。
   [ワイヤレスネットワーク認証が必要です]が開き[無線セキュリティ]と[パスワード]を入力し[接続]をクリックします。

   以上で、設定は終わりです。

* WLI2-CB-G300Nの他に以下のPC Card系無線LAN子機を持っている方は、同じ方法で設定できます。
・BUFFALO  WLI-CB-G300HP

・PLANEX  GW-NS300N2
  GW-NS300N-X
  GW-EX300N(EXP)

・COREGA  CG-WLCB300GNM
  CG-WLCB300GNS
  CG-WLCB300AGN
  CG-WLCB144GNL

・IODATA  WN-GDN/CB3

・LOGITEC  LAN-WN23/CB
  LAN-WN23/EC(EXP)