ネットを見てたら見つけた記事。
バドミントン女子複で故意敗退? 世界連盟が事情を聴取へ(スポニチ)
簡単に説明すると、予選リーグで1位通過してしまうと決勝トーナメントでいきなり同じ国の選手と試合をしなきゃいけないから負けたら事情聴取された、と。
サッカーではよくあると思うんだけどね。
今回のオリンピックの女子サッカー日本代表も同じようなことしたし。
負けじゃなくて引き分けだったけど。
「わざと負ける」「わざと勝たない」はダメなことなのか・・・
女子サッカー日本代表の場合、次の会場への移動を楽にするために「今は勝たないほうが最終的に優勝できる」という理由。
バドミントンの場合は「同じ国の選手が戦わないことにより、多くの自国選手に上位進出の可能性」という理由。
たぶん、(野球好きならわかると思うが)松井の4打席敬遠も同じレベルの話かな。
塁を1つ与えるが、次の打者は絶対抑えて無失点。
最終的に勝つためには、ここでちょっと損をしておく。
やってることは同じでも、非難されたりされなかったり。
常に勝ちを求めるのがフェアプレーなのか。
よくわからんですな。
ちなみに、中学校の時に「わざと負けること」をやったことがあります。
卓球部だったんですが、県大会の団体戦。
予選リーグを2位通過したほうが決勝トーナメントの組み合わせが楽そうな感じ。
顧問の先生が「最終戦は悪いけど、負けよう」と。
試合の後、見知らぬ人から「お前らわざと負けたなぁ~」なんてことを言われました。
先生は「あぁ、あの人は先生の知り合いだから。気にすんな。トーナメント全部勝てばいい。」って言ってたなぁ。
今になって思うと、実は知り合いじゃなくて俺らをかばっただけかも。
結局この大会では優勝できなかった気がする。
・・・団体戦の補欠メンバーでついていっただけだから結果はちゃんと覚えてない

今回のオリンピックの話に戻します。
バドミントンで起きたような故意敗退をなくすには一発勝負。
柔道のように、トーナメント戦だけ。
あるいは、一次リーグがあるときには1位だけ通過。
リーグ戦だと終盤で故意に順位を変えられる可能性があるからね。
サッカーのワールドカップの一次リーグ3戦目だと、後半30分くらいで「両チームともこのまま終了するのがベスト」って試合があって、終盤はお互いにだらだら球まわしをするって当たり前なんだけど。