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節約と日常ブログ

節約と小説が趣味です。
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創造性の強さと、理解者および信奉者の数の関係性

2025-06-01 16:02:22 | 日記

創造性を発揮できる人間は圧倒的に少数である。

 

数百万人に一人とか、そのレベルである。

 

しかも、創造性は発揮すれば発揮するほど、その本人が不幸になるという特性を持つ。

 

だから個人の創造には限りがあるのであり、多くの場合、非常に才能に恵まれた人物であったとしても、

 

残せるのは1つ、せいぜい2つの作品、発見にとどまるのである。

 

しかし、不幸になりきる前に、大勢の理解者や信奉者を得ることができた場合は、創造性の期間を延長することが可能になる。

 

創造性の能力そのものを向上させることも可能となる。

 

これは音楽関連の創造者たちの生涯を観察してみれば容易に推察可能である。

 

では果たして、どういう作用が働いているのだろうかという疑問が浮かぶが、これは一見簡単そうに見えて、実際には複雑怪奇なプロセスを経てそうなっていると言わざるを得ない。

 

磁石の作用が一見単純に見えて実際には複雑怪奇であることと同じで、人知の及ばぬ領域にある問題であると言える。

 

単純に、理解者や信奉者が身代わりとして不幸になることで、創造者が幸福になっているなどと、短絡的に見てはならないのだ。

 

高度な創造性を持って生まれ、理解者や信奉者がほとんど得られなかった人間の末路は悲惨である。

 

アラン・チューリングやエヴァリスト・ガロアがその人生で体現しているので、調べてみることをお勧めする。

 

ある一定レベル以上の功績を、自分の人生を破壊しないレベルの状態で残そうとするならば、

 

大勢の理解者や信奉者の存在は不可欠なのである。

 

 

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