いつか猫になる日まで

思いつくまま気の向くまま
その日のマイブーム

梅干し

2006-02-18 23:59:51 | Weblog
夕ご飯に鰯の梅干し煮を作ろうと思い立ちまして。
冷蔵庫の中になぜか梅干しがぎょーさんあります。
ジップロックの一番大きな保存袋に4つ分。

自分はできる限り毎年梅干しと梅酒は漬け込んでいます。
梅干しに関して言えば今まで2キロほど漬けていたら1年保たなかったので、
昨年は倍量漬けたんですね。そしたら今度は消費が追いつかなくて…
何でもいっぺんに沢山作るのが好きなのが大きく災いしてしまいました。
紫蘇入りと紫蘇なし、あわせて2袋分。

ただ、それだけじゃない、頂き物の梅干しがごっそり残っているのです。
家族が自家製ばかり食べるので、料理に使うぐらいしかない。

何でも最近の梅干しは塩分控えめだとかで、冷蔵庫保存でないと、と聞いたので、
これもまたごっそり2袋分が冷蔵庫で寝ているわけです。

この梅干しさんたち、数年経過しているのですが、まぁ、冷蔵庫保存のお陰で元気です。
ただ、何度も入れ替えたり場所の移動をしたためか、
よく見ると皆さん潰れてしまっている。
煮物用に取り出した際、あまりに使いにくいので、
「じゃ、ペーストにしてしまおう」と思って種を取り除く作業をしていて、これにはまる。
(ありがちなパターン)

普段触らないくせに、何か作業をしている時に限ってこういうところが気になる。
さすがに煮物の脇でやっていたので、小ぶりのタッパー一つ分果肉が溜まったところで、
「とりあえず今日はこの辺で勘弁してやろう」だってさ。
(他のおかずを作れよ>自分)

梅干しは体にいいと聞いたことがありますが、いくら何でも消費が追いつかないよ。
南高梅の立派な梅干しも、こうなっては形無し?
と言いつつ、スーパーに梅が出回り始めると、今年も漬けてしまうんだろうなぁ。

ちなみに我が家で現在消費している梅酒は2002年ものですが、何か。

『異色中国短編傑作大全』感想

2006-02-17 23:36:26 | 読書
すみません、昨日は書名を間違えました。タイトルの書名が正しいものです。
謹んで訂正し、お詫び申し上げます。

95年~97年にかけていろいろな雑誌(だと思う。知らない書名もあったので)
に掲載された短編小説のオムニバス集。

収録作品は以下の11作です。
『指』(宮城谷昌光 著)
『曹操と曹丕』(安西篤子 著)
『潔癖』(井上裕美子 著)
『方士徐福』(新宮正春 著)
『茶王一代記』(田中芳樹 著)
『九原の涙』(東郷隆 著)
『汗血馬を見た男』(伴野朗 著)
『西施と東施』(中野隆資 著)
『范増と樊會』(藤水名子 著)
…………↑「かい」の字は本当はくちへんが付きますが、字が出ませんでした。
『屈原鎮魂』(真木操 著)
『蛙吹泉』(森福都 著)

これだけ作品が並んでいると、一つ一つ感想を述べていきたいところですが、
それはかなり大変そうなので、印象に残った話をいくつか。

『曹操と曹丕』…まず馴染みのある人物が取り上げられていたので入りやすかった。
勿論あの魏王の曹操の、息子の話です。曹操の国盗り話は何パターンか読みましたが、
この話は息子に対する曹操の様子を息子の視点で描いたもの。
ほっとかれていて「父に嫌われている」と不満だった息子が、
自分の子供を見て父親の愛に気付くという、一見ハートウォーミングな話ですが、
それまでにかかった年数と思うと、自分はちょっとほろ苦いものを感じてしまいました。

『方士徐福』…徐福について知ったのは師匠の本から。
不勉強でよくは知りませんが、日本のあちこちに徐福伝説ってのが残っているそうですね。
その徐福がいかにして秦の始皇帝をだまくらかしたのか、ってのは興味深いところですが、
本作品ではなぜ徐福が東海を渡りたかったのか、というお話でした。
この解釈は面白かったので、これをもとに始皇帝を言いくるめる徐福の姿が読みたいぞ。

『茶王一代記』…この本を買った理由の一つが田中芳樹の作品が載っていたから。
始め茶を飲んでそれに感動した馬殷という木工が楚王になる、という話なのですが、
茶を偏愛し、茶の産地を目指し、その地を得ても天下を望むのではなく
茶の増産と商業振興によって国を富ませることに関心を抱いた、というところに
馬殷なる人物の粋を感じずにはいられないね。

『蛙吹泉』…考えてみれば、中国短編と銘打たれているからと言って、
別に中国史をベースにした作品でなければならないというわけじゃないですよね。
どうも頭の中で、「中国が舞台の話=歴史小説」の法則が成立しているようで。
だから、そのカテゴリーから外れるとどうも据わりが悪い。
『指』『潔癖』『九原の涙』『西施と東施』などがそうでしたが、この話もその一つ。
(『屈原鎮魂』もある意味そうか?)

この話は舞台こそ過去の中国(らしい)ですが、むしろ謎解きミステリー。
というか、はっきり推理小説。推理して冤罪をはらすというお話でした。
トリックの精緻さとかってのについては語る術を持ちませんが、
十分納得がいったし、面白かったし、
(多作品は面白いけど据わりの悪さに落ち着かなかったのですが)
何より上記固定観念を覆してくれたというのがあまりに印象的で。

一冊で何粒も美味しい、こういうオムニバス形式も楽しいよね。
本書では、もともと知っていたのはたった3名のみでしたが、
新しい作家さんとの出会いができるという点が魅力的です。

『風の武士』読了

2006-02-16 23:59:25 | 読書
本当は『異色中国短編傑作選』の方も今日読み終わりました。
別にまとめて読み終わったわけじゃないのですが、こちらの感想は後日。
先に読み終わったのは『風の武士』上・下(司馬遼太郎・著)
例の人様の書架からのレンタル品です。

この作品も冒頭部分にかすかな既読感があったんだけど、
調べてみると読んでいないらしい。何でだろう?
今度司馬遼作品の冒頭だけ読み比べてみようかしら。

柘植信吾という若き旗本御家人(ただし伊賀者の末裔)の次男坊が主人公。
ひょんな仕儀で公儀隠密(ただし、どうやら私設隠密といったところか)になって、
幻の国を探しに行くわけなのですが、
こいつがまた、(自分に)馬鹿正直というかガキっぽいというか、
愛すべき点のある若侍として書かれています。

ライバル的関係にある高力伝次郎という浪人を含む一味が攫った、
幻の国のお姫様の「ちの」という娘をめぐって(というか追いかけて)
ま、剣劇あり、それとない濡れ場ありの道中を経て
幻の国「安羅井国」の入り口まで来るのに下巻の3分の1までを消費。
で、どうなるなかな、と思ったら洞窟を抜けて国の中に入り込む。
そこで一悶着あって、結局江戸に戻ったというところでお話は終わり。

…って、なんか行くまでに費やしたページ数と、
国内に入って江戸に帰るまでのページ数にあまりに違いがないですか?
そのせいで最後の方はすごく物語をはしょられた気がして、
なんだが後味がよろしくないね。
そこまでの流れと、全然雰囲気が変わってしまったので、納得いかない!
という気がしてしまいました。
もうちょっとかっちりと話をまとめて欲しかったなぁー、なんて。
二作続けてちょっと肩透かしを食った気分でした。

このところ、いろいろあって忙しく、読書量が激減中。
読んでいるんだけど、きちんと読んでない感じかな。
古い本を引っ張り出してきて開いたページから10分だけ読む、
なんてつまみ読みをしてると、「読んだ」といえないと思うので。
初めての本を腰を落ち着けて読むには、もう少しの辛抱かな。

胃が痛い

2006-02-15 23:17:34 | Weblog
…役員人選の話じゃありません。イヤ、そっちも痛いんですが。
尚かつ、今日は全く別の筋からの依頼が来て。さすがのお人好しも断りました。
本音を言えば、「来年ぐらい少し自分の時間が欲しい」ですから。
身体は一つしかありませんし、時間は24時間しかありません。(24時間ないかも…)

実は数日前からその、生身の胃が痛いです。
お腹は空くけど、食べると痛いので食べれない。食べないともっと痛いけど。
電子辞書に入ってる家庭の医学で引いてみたんですが、いろいろ原因が書いてありました。
自分ですか?思い当たる節が多すぎて、特定はできません。したくないです、正直。
さすがの自分もダウンしました。というか、してます(進行形)。

痛いのは嫌いです。滅法弱いです。好きだって人はあまりいないと思いますが、
医者嫌いの自分がすすんで医者に行くぐらい厳しいです。
ここまで痛いのって、何年ぶりかしら。

優先度の低い順に中止・繰り越し・無視しても残る「すべきこと」。
…なんであるんだ?しかも明日もあさっても何かしら予定が入っているし。
とりあえず今日の分はすべて片付けたので、食事したら薬飲んでとっとと寝ます。
とかいって既にこの時間ですが。(いつもと一緒やないけ)

元気なおじいちゃま

2006-02-14 23:53:40 | Weblog
とある会合ですごく元気なお年寄りと同席してきました。
割と自分の親ぐらいの年(70歳前後)かそれ以上の方とご一緒する機会が多いのですが、
本当にお元気な方が多いですね。皆さんかくしゃくとしていらっしゃる。
その中でも今日の方はまた一段とお年上。94歳だそうで。びっくりしたぁ。
はい、明治のお生まれの方でした。

亡くなった祖母が明治生まれの江戸っ子で、
「関東大震災は怖かったよ」なんていっていた記憶がありますし、
まだ生きている祖母がやはり明治の生まれですが、
こちらは施設に入っているのであまり会えませんし、かなり子供に返ってしまっています。

一方、今日お会いしたおじいちゃまは、お耳こそ不自由ですが、
話もしっかりしていて、ご自分のご意見をきちんとお話しなさるし、
(そういえば会の乾杯の御発声をなさいました)
美味しそうにお食事をなさり、喜んでお酒を(かなり)召し上がり、
尚かつ(かなり赤い顔をなさっているにもかかわらず)杖もなしにご自分で立って歩き、
元気良くお帰りになりました。

すげー。
かっくいー!(笑)

会合ですから、ま、それなりに活動的な方がいらっしゃるわけで、
でもってその中にいると、自分のガキっぽさが何とも恥ずかしくなりますが、
(だからたいてい隅っこでおとなしくしてるんですが)
同時に見習うべき所もたくさんあるので、いるだけでとっても勉強(?)になります。

みてると現役世代がパワー負けするのもわかる気がする。
(なんて言ってちゃいけないんでしょうが)「伊達に年はとらない」っていうけど、
器というか幅の違いは、やっぱり生きた年数の差ですね。こりゃ仕方ないわ。
今日の会合も、自分は飛び抜けて年下で、すごく場違いな気もしたんだけど、
そのお陰でかわいがって頂けるのはありがたいことです。

そういう高齢の方々に対して、きちんとした礼節を持って接し、
(大事なことだけど、自分もまだまだ失礼なことが多いと思う)
自分たちの世代にないものはいっぱいもらっとかなきゃな、って思います。
お話ししていると、すごくいろいろなことを伝えたがってるのを感じますから。
と、ちょっと優等生的解答ですが。

一応バレンタインデーだったわけで、ネタとして(笑)。
自分が生チョコ食べたかったんで作ろうかなぁなんて思ってたけど、今年は作る暇なし!
で、どうしようかと思ったところで、目に止まったのは、何でもどこかのアンケートで
「男性諸氏はそれほど欲しがっていない(?)」なる結果があったようで。
自分的にも商業ベースのイベントにうかうか乗っかるのもなんだなーと思っているので、
身の回りの男性数人に聞いてみたんですね。

「まぁ、そんなにチョコ好きじゃないし」「買ってきた(要するに義理)やつはねぇ…」
「もらえるモンは断るいわれもないけど」…などといろいろ言われたけど、結局最後は、
「でも、目の前にあれば食べるなぁ」。プレゼントのし甲斐がないじゃん。(笑)

でも…うふふふ、要するに欲しいわけですね。素直に欲しいって言えよ、みたいな。
でも、自分が渡したうちの最年少さんだけでしたね、
「ありがとう」と満面の笑みを浮かべて早速囓ったのは。(単にガキなだけです)

勝手にランキング(図書館編その5 岐阜県立図書館)

2006-02-13 23:52:31 | 勝手にランキング!
昨日録画しておいた「食いタン」を見て、今日は「名探偵コナン」を見ていたので、
ふとホームズが読みたくなりました。(イヤ、ホームズつながりって事で)
いや、アニメの「名探偵ホームズ」でもいいんですが。
(かなり前の作品ですが、広川太一郎氏の声がまた魅力で。大好きで欠かさず見てました。)

ホームズといえば自分的には県立図書館。
高校時代になって、やっと足を踏み入れた場所でした。
何となく入りづらくて、それまで行ったこともなかったんです。
市立で十分、間に合っていたし。

最初のきっかけは、生意気にも自習室があることでした。
図書館にそういう場所があることを知ったのが高校生になってからで、
(反抗期なので)家に帰るのもなんだから、一応受験勉強しようかな、なんて。
ただ、大きな目算違いは、制服で入るには視線がイタイ場所だったこと。

今にして思えばくだらない偏差値コンプレックスなんだけど、
そもそも当時うちの地方では、私立=公立失敗組or成績低迷組という図式があって、
公立高校未受験の自分のプライドを傷つけていたのでした。
なぜなら、公立高の生徒に馬鹿にされるから。(面と向かって罵倒された事があります)
中学時代は成績も(自分でいうのもなんだけど)それほど悪くはなかったし、
割と表面はよい子ちゃんタイプだったのでので、
(学力レベルが低いと)罵倒された経験は皆無でしたから、キレそうになりました。
(その後サボって本当の馬鹿になりましたが)以上、当時の価値観なんでご容赦。

ま、ことほど左様な状況だったわけです。(今でもそうなのでしょうか)
自習室でも、学区内でも上位ランクの高校に通う生徒が、仲間と学習しているわけです。
そこに制服で入っていくと、あからさまに眉をひそめる人もいる。
「なにしにきたんだ、お呼びじゃない」って、当時の自分には見えました。
(いかん、つい恨み節が長くなった)

引っ込み思案なので、数回通っただけで視線に耐えきれなくなり、学習計画は頓挫。
その代わりに避難した書架で、素敵なものを見つけてしまったのです。
それが『シャーロック・ホームズ』の全集。
文庫になっていない話があるってことをそれまで全然知らず、
シャーロキアンなる名称すら聞いたこともなく、
とりあえず文庫制覇を遂げ、主だった話を読了してすっかり満足していた井の中の蛙が、
大海を知ってしまったわけです。

確か全20数巻だったと思いますが、
日本で有名なシャーロキアンの方の詳細な解説付き。
(何とかあかねさんとおっしゃる方じゃなかったかな)
これを宝と言わずしてなんというか!!(笑)。ええ、全巻3回は借りましたとも。
おかげで当初の目的(一応受験勉強)は「100光年ぐらい彼方へぶっ飛ぶ」ことに。
遙かなるロンドンに思いを馳せ、いつかベーカー街を歩いてやるとの野望を胸に、
通い詰めた高3の夏(オイオイ)は、思えば至福の時だったかも。
半年後目一杯後悔する羽目になったけど、喉元過ぎれば何とやらです。

ここで、ドツボにはまっていなければ、「ルパンよりホームズ」派にはなっていなかった。
でも、以来その全集は他の図書館で見かけたことはないのですが。
幻の本?
あれは夢ではなかったはずです。
だから自分にとっては県立図書館=シャーロック・ホームズ。
(その後、分厚いホームズ全集を購入。ポアロやルパンとともに書架に鎮座しております)

「クレヨンしんちゃん」

2006-02-12 23:09:54 | レビュー
昨夜、TUTAYAが半額クーポンを実施しているのでDVDでも見ようか、
という話になって、何となくしんちゃんの映画を借りてきました。
かくして、コンビニスイーツをお供に、家族揃って、夜中の鑑賞会が再び。
(ま、土曜日だから夜更かしも良いと言う事で。終了時間は2時でしたが。)
見たのは『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ栄光の焼き肉ロード』。
ちょっと前の作品ですが、まぁ、そこはそれ、言わないお約束ってことで。

そういえばしんちゃんのテレビアニメが始まったのは14年ぐらい前ですか。
しんのすけの声を担当する声優さんが、身内のお知り合いだったので、
何となく見始めました。
(その身内が結婚する時、しんのすけ君から声のメッセージが届きました)
当時、「いつまで続くかねぇ」なんて笑っていたのが冗談みたい。
いまや、一大(?)長寿アニメの仲間入りじゃないですか。

一時期は「子供に見せたくないアニメ」なんて言われてましたねぇ。
あのしゃべり方だの、キャラクター設定だので、随分叩かれていたのも知っていますが、
元の媒体が青年誌だから、さもありなん、なんて気にもしていませんでした。
というか、見たくなきゃ見なきゃいいんだし、
見せたくないなら、子供が泣いて見たがったって、「うちの方針として見せません」って
親の権限で断固見せなきゃいい。見せてるくせに文句言うのはお門違いじゃん。

で、『焼き肉ロード』なんだけど、(相変わらず前振り長っ)
みんな揃って大笑い。細かいところまで、サービスしてるな、ってかんじかね。
狭いダクトの中を野原一家が逃げ回るところとかも、展開が読めたりするんだけど、
予期していても妙におかしいし。

富士急ハイランドのものとおぼしきジェットコースター上のアクションとか、
(ありえねー、みたいな)
ネタとして熱海の潰れたホテルってのはマズイんじゃないの、
いや、ロープウェーで上がるそこは秘宝館だし、
ローマ風呂ってどこかのホテルになかったっけ?
とか言いながら、それでも小技に笑う、みたいな。

というか、春日部からどうやって箱根やハイランドまであの時間でいけるんだ、
いや、そもそも熱海まで行くって、あんたそりゃ無理やん、
横浜からでも電車・車以外の交通機関(歩く、自転車等)では行きたないわ、とか
結局追いかけられる、又は逃げて熱海まで来る必然性ってなんだったんだろ、等など
微妙なところでつっこみも入っていましたが、あえて問わないのはお約束ですね。

と、さんざん笑っておいて言うのもなんだけど、
ストーリーそのものはなんか尻つぼみかなぁ、ってかんじですか。
大きく展開しすぎて、その大風呂敷をあわてて小さく丸めたような感じ。たためてない。
特にラストシーンのお家で焼き肉、へのつながりがイマイチだったかなぁ。
タイトルや予告編となんかポイントがずれてて、ちょっと居心地悪かった。

あと、しんちゃんがあまりに「よい子」になっちゃってるのが似合わない気がする。
基本的にしんちゃんっていい子だと思うんだけどね、
あくまで「いい子」であって「よい子」じゃないと思うわけだ。
「いい子」と「よい子」の違いは何かって言うと、上手く言えないんだけど。

しんちゃんは、どっちかといえばお子さま向けのアニメだな、と思うけど、
これがどうして、意外と馬鹿にはできない。
特に映画はいい年した大人でも、結構感動したりすることもある。
笑ったあと、なんかちょっと残るものがあるという印象が強い。
たしか『おとな帝国の逆襲』だったかな、
笑いながら見てたんだけど、なんだか感動して涙出そうになったし。

今回の作品ではそういう「カンドー」みたいなものが感じられなかったかな。
楽しかったし、「野原一家の家族の結束」みたいなのもちゃんと出てたし、
まとまってはいるけれど、後味が薄いってことで、まぁ☆三つって所ですか。
自分的には、一緒に借りてきて今日見た『着信あり』よりは良かったけど。
(この手のホラーものがあんまり好きじゃないというのもあるけどね。)

書籍の電子化は…(最終回)

2006-02-11 23:58:22 | 思った事
思い通りにならないと、苛々するのは人の常(?)。
人としての基本的ルールを無視されたりするのは、はっきり言って無茶苦茶腹立つわぁ。

まして赤の他人に対して、
こっちが好意でやってる事を当たり前であるかのごとく甘受して、
尚かつ挨拶も無しかよ!みたいな。
もうちょっと、コミュニケーションがあってもよろしかろ?

だからといって、こっちからコンタクトするのも無茶苦茶癪にさわるんよね。
はっきり言って、そこまでこちらが低姿勢になる必要なし。
あくまで好意であって、なんの義務も(相手は主張する)権利も無い事なのにね。
つか、何日かかってんだよ、いい加減にしやがれ!って感じですか。
にっこり愛想良くしてるからって、なめてんじゃねぇぞ、こら(笑)。

ま、一種のご近所トラブルと思って頂いて結構です。
(このところ「お怒りモード」ですね。今年はストレスが攻撃的姿勢に転嫁してるみたい。)

気を取り直して閑話休題。
前回はやや話がそれてしまったけど、やっとここまでたどり着いた(笑)。

流れとして電子書籍化の方向に行くと思うし、積極的に方向を探っていくべきだと思う。
でもって、もしそうなったらなったで、読みたいから受け入れる。
虫がいいけど、読み手としては恩恵にあやかりたいとは思っている。
とすると少なくとも残るは最も重要な、「自分的感覚が許容できるかどうか」な訳だ。

多分、総電子化しても、自分は紙の本が好きだと思う。
蔵書(笑)は処分しないで相変わらず嘆いてると思うし、その姿の方が想像が容易。
要するに、コレクションな訳だ。(現時点でも大いにそうだろうけど)
つまり、許容はするけど、「本」として認めていないのかも知れない。
新刊の追っかけは、今以上に激しくなるとは思うけどね。

でもまだまだ紙媒体が主流のようだし、それを凌駕する大きなメリットは見えないと思う。
自分は大きな可能性があると思うし、その可能性に期待は大きいのだけど。

そういえば、しばらく前に初心者向けパソコン情報誌の
『ASAHI パソコン』が廃刊になったって聞いた。
実は以前よく読んでたりもしたので、そう聞くとちょっと淋しい。
(思えば読んでた雑誌も沢山廃刊になってるなぁ。)

それより何より、「初心者」にとっては、雑誌による情報って大事なんじゃない?
たとえば、いくらネットで最新情報を得られるからって、
そのネットの活用方法を初心者に伝授するのは、やっぱり紙媒体だと思うのね。
特に中・高齢者のパソコン初心者にとっては。

アナログ至上主義ではないけど、両媒体が混在している現段階に置いては、
時期尚早のため「紙の書籍」に一票。
やっぱ本は「本」であってもらいたい、というのが本音…かな。

結論までに長くなってしまいました。過去ログは「思った事カテゴリー」参照って事で。
(まだそれで十分検索出来るはず)
以上の見解はあくまでも自分の「私感」に過ぎませんが、
ご意見あったらコメントでもしてくださいね。

ぼやき

2006-02-10 23:06:41 | Weblog
役員は天下の回りもの、と思って頂きたい。

「私は器じゃないから…」器だと思っている人に声かけてるんだから、十分器です。
(これ以上いくと、本当に知り合い片っ端から電話しなきゃなんなくなるけど。)
「荷が重くって…」みんなでやれば軽くなります!
(3人で分担してやるんだし、重い荷物は12人いる委員に協力してもらえばいいじゃん。)
「仕事が忙しくて…」その合間でできるのが役員仕事です!!
(仕事できる人って忙しいのよね。でも、できる範囲で十分なんだから。)

お馬鹿な自分ですら、仕事内容知らなくっても、経験なくても、できた事。
やる事なんて所詮その程度なんだってばぁ。
詳細なお仕事マニュアルも2年かけて作ったし、仕事の総量も半分に減らしたし、
面倒な部分は全部フォローするよって条件も出したし。
自分が受けた2年前に比べたら、破格の待遇を用意したつもりなんだけど、
あと何がご入用でしょうか?

皆さんお上品で奥床しくて、賢くていらっしゃいますので、
がさつな自分と比べることも恥ずかしくて仕方ありませんが、
お願いです、話が回ってきたら受けて下さい!!!(切実に)


…って、要するに未だあと一人が決まってないのよね。もう2月だよ、おい…。
相変わらず断られ続けています。ほんと、押しが弱い自分に、胃が痛い。
招集日も決まっているというのに、引継どころじゃないじゃん。(号泣)
月曜には招集のお手紙出さないと間に合わないので、見切り発車です。

と、ここで嘆いても事態は進展しないのですが。
せっかく丸一日あったのに、あちこちにメールしたり、大嫌いな電話したり、
その合間に引継の書類作成して、これまでの書類を整理して(何しろ2年分!)、
新規名簿2種類作ったりetc…であっという間にこんな時間。
ほんと、ヤになるよ。

フィギュアスケート、イケメンが多いそうですし、
(と、珍しく見た朝のワイドショーで言ってた)
なんか新しいスノボ競技は迫力があって面白そうだけど、
オリンピックどころじゃありません。もう身がもちまへん。
どうにかこの土日で決めてしまいたいと、心から望んでいるのでありました。

(冒頭だけは師匠の『どすこい』を意識してみましたが、
しかし、本当に今日は見事にぼやきだけだなぁ、文章に遊びの余裕もありゃしない。)

睡眠の質

2006-02-09 23:59:32 | Weblog
案の定、昨夜は食事しながらDVD見てて、そのまま朝まで寝てしまいました。
1時間ぐらいは見ていた記憶があるんだけど。
朝、えらく早く目が覚めたけど、電気もテレビも暖房も付けっぱなし。
目の前には食器が出しっぱなし。ひでぇ~(笑)。
箸を握ったままでないだけマシでした。(いや、過去に何度か…子供か?>自分)

割と夜中に机に向かっていたりすることが多いので、
よく椅子に座ったまま1時間ぐらいうたた寝してしまう方です。
下手をすると、そのまま朝までぐっすりなんて事も。
箸ならぬペンを握ったまま寝てて、手や顔に落書きしちゃったりもします。

椅子で寝ると疲れが取れない、ってよくいうけど、
本当に疲れてる時はそれでも案外楽になったりしますね、寝れるだけでいい、みたいな。
今朝はそれでも早めに起きたけど、結構長時間寝てられる。
最近になって、時々ちょっと足がむくんでる気がする事はあるけど、
身体が痛くなったりとかもほとんどないし、翌日にも響かない。
少なくとも、徹夜するよりは身体によさそう。(笑)

ただ、本人は全然平気なんだけど、周りが気にするみたい。
子供の頃からよく家族に怒られます。
椅子で寝るな、湯船に浸かりながら寝るな、ちゃんと布団に入れ…
(お風呂で寝るのは危険ですから直しました)
「どこでも寝られる」わけじゃないけど、「どこでも寝ちゃう」事はある。

でもそれって、やっぱり良質の睡眠とはいえないんでしょうね。

いや、布団で寝ると、朝起きられないから嫌なんですよね。
夜型人間なんで、できたら8時起床、10時頃活動開始がベストなんだけど、
世の中に歩調を合わせると6時、遅くとも7時には起きて準備しなきゃいけないでしょ。
…そんな時間に起きらんないって。いや、無理矢理起きてあわせてますけど。
いっそ世の中にあわせなくてもいい生活にしたいと思う事もある。

かといって就寝時間を早めるのはほとんど不可能。
昨日だって10時半帰宅だけど、それから夕食・入浴・片付け・明日の準備etc。
夕食7時だと、在宅してても掃除だの洗濯だの仕事だの、いろいろやる事あるから、
結局就寝時間同じだし。
故に、ときどきバッタリといく。もしくは早寝or遅起きの日を定期的に設ける。
本人は日頃のツケを払ってるつもりなんだけど、生理学的にはどうなんでしょうね。
ま、身体がもつうちはいっか、とか流してるんだけど。

最近の健康ブームで、睡眠の質とかって言うじゃないですか。
こんな生活だと、いわゆる世の中に蔓延する健康情報が全然適用出来ないけど、
いい睡眠=自分が満足出来る睡眠、ってことなんじゃないのかなぁ?
と、勝手解釈していますが、どうよ?