いつか猫になる日まで

思いつくまま気の向くまま
その日のマイブーム

書籍の電子化は…(5回目)

2006-02-04 23:58:27 | 思った事
昨日は疲れ切ってダウンしました。
多くは言いたくありませんが、例の安楽死のせいです、多分。
12時間以上、常になくカラカラの脳みそフル回転させましたから…夜は機能不全。

でもって、今日は朝もはよから(って、普通の方には普通の時間なんですが)
今年初主催イベント。夜は、とある政治系の会合&懇親パーティー。
氷川丸に行ってましたが、会が終わって外へ出ると、なんと!雪が降ってました。

横浜・山下公園・夜・町の灯り、そして雪。
これで素敵な方とデートでもしてるんならすごいロマンチックでよかったんだけど…
(いや、同行5名の男性が素敵じゃないってわけじゃなくて…汗)
そこはほら、時には乙女したいじゃないですか、すべてを棚の奥につっこんで(笑)

コホン。とりあえず本題です。書籍電子化のメリット、続き。
収納、価格の次は「読みたい作品が読みたい時に読める」利便性の向上。
これまでに優れた作品がいったい何冊絶版になり、入手できなくなっていると思う?
絶版は人類の文化的損失だと思うわけね。(大きくでたらしい)

近頃は人数を揃えてニーズをある程度確保の上での
絶版本の復刊なんかを扱うサイトがあるって聞いてる。
自分もそういうサイトを見に行った事はある。(参加してないけど)
こういう流れって貴重じゃない?
絶版に泣いた経験がある人間としては、電子書籍ででもいいから復刊してくれたら嬉しい。
文庫作品も対象にして。

例えば、社会思想社 現代教養文庫の『夢野久作傑作選』。
残り1冊だったのに(ビンボー学生時代に揃えていたので)、コンプしてないのよぉ。
あとは特にサンリオSF文庫のラインナップの復刊希望。読み損なった良作品が山積み。
版権の問題のせいかもしれないけど、他社でも出せないらしくって。
絶版(廃止)×古書価格急騰=文庫なのに(高くて)読めない。
例えば文庫1冊\2,500(@Amazon)っていったい…文庫の意味ないじゃんかぁぁぁぁ!
って、どちらも出版社自体が今はありません…(泣)

コホン。復刻だけじゃなくて、
所有しづらい全集の中の1編だけを所有して(←ここ、ポイント)読みたい、
なんて時にも電子化は非常に有効な手段だと思う。
やっぱりお気に入りは手の届くところに置きたいじゃん。
(短編など、お話一ついくらの切り売りができるようになるのもメリットですよね。
紙の本の今の流通形態じゃ、とても無理な相談ですが。)

あと、本そのものを手に取りやすくなるようにも思う。
以前、青空文庫さんが既存作品の電子書籍化を進めているのを知って、
読み忘れていた作品、特に純文学作品については
結構気軽に利用させてもらってたこともある。(最近ご無沙汰です)

なんて、しっかり電子化の恩恵は受けたりしてるんだよなー。
長くなりそうなんで、結論は(出てるけど)もうちょっと先に。