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フェルマーの最終定理

2004年08月22日 05時42分20秒 | Weblog
この言葉と内容を知ったのは予備校の、話がおもしろい数学の先生の授業だった。
 この内容はというと
「n≧3において,(Xのn乗)+(Yのn乗)=(Zのn乗)を満たす数、X、Y、Zは存在しない。」
という、17世紀,フランスの数学者フェルマーが考えた明瞭な形の定理である。
 別に定理なんてものはピタゴラスの定理など山ほどある。
しかし
 この定理には物語がある。
 先に言うとこの定理が証明されたのは、フェルマーの時代から約350年たった1995年である。つまりそれだけ証明するのが難しいのだ。
 で、ここでおかしいと思われるだろうが、
フェルマーが考えたのになぜ証明されたのが1995年なのか?
ということだろう。実はそこが物語の始まりで、フェルマーは自分の本に
「私はこの命題の真に驚くべき証明を持っているが、余白が狭すぎるのでここに書き残すことができない」
と書いてこの世を去ってしまったのである。
 つまりフェルマーは証明方法を知っておきながらあえて書かなかったのである。
 そのためこの証明には多額の懸賞金がかけられ、350年もの間、数学者たちが一生を賭けて研究し、そして結局証明できずに死んでいったのだ。
 もしも証明できたと発表したならば、世界中の数学者達が死ぬ気でその証明のあら探しをし、否定されるのである。

 これだけ明瞭な形で書かれているのに、それほどまでに難しいとは99.9%の人は気付かないだろう。
 ちなみに確かこの定理が証明される前に、「平成教育委員会」の視聴者への100万円の宿題でこの証明が出されたらしい。

解けねーよ!!

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