Your Pet Knows〜あなたのペットは知っている〜

元獣医師によるアニマルヒーリング・ペットヒーリング日誌

かわいがること

2021-06-12 | メッセージ
ただ,「ものすごく可愛い〜!」と思いながら,もう,目尻をいっぱいいっぱいに下げてあなたの傍のふわふわした存在を撫でる時,そして彼らもまた,それはうっとりと恍惚とした表情でお腹を出したり,喉を鳴らしながらあなたの側にぴったりと寄り添う時。

この瞬間,私たちが受け取っているものが何なのか,意識してみたことがありますか?

かわいいものは,かわいいんだから,その気持ちしかないんじゃない?と,思うかもしれないですが。


でも,この「かわいい」という気持ち,「抱きしめたい」という気持ち,「大好きでたまらない」という気持ちは,ぎゅうぎゅうに予定が書き込まれた手帳とか四角い机とか(まぁそれが個人的な嗜好対象である方は別にして),そういったもの言わぬモノなどを前にしては決して浮かんでこないような,心がふんわりじんわりと温まるような深さをもった感情であることに,気づきたいものです。


それは私たちの,ときに殺伐としたルーティンワークに埋もれた日々の中で,うっかり忘れがちなもの。


それは私たちがつい,目先の出来事にイライラしたり心配ばかりして眉をひそめている瞬間でも,彼らに手を伸ばした瞬間に心の奥から湧いてくるもの。


私たちを一瞬でリセットして本来の自分に戻してくれる,魔法のような一手。


ほかでもない自分の中から、そんな涙が出そうなほどに美しい感情が湧き出てきたことに気づかないなんて,実にもったいないのです。


私たちが誰もが本当はもっている心の美しさやピュアな気持ち,一方向で構わないからただ愛おしいの,可愛がりたいの,という見返りを求めない愛情を,知らぬ間に私たちの奥の方からでも引っ張り出してきてくれる,存在。


それが,ペット達なのです。


そしてそんな彼らの存在を遠して,私たち自身がそんな自分の内面の「美しさ」に気づかされ,それをいかんなく発揮する機会を得ることは,ペット達が私たちに与えてくれるかけがえのないギフトの一つなのだと思います。


だから「あぁ〜親バカだけど,うちの子ってホントにかわいい!」って,そんな気持ちが自然と湧き出てきたなら,そう思える自分ってなんて素晴らしいって思いながら,自信を持って,たっぷりたっぷり,かわいがってあげましょ〜(・・でも,くれぐれもオンとオフは大切です。特にわんちゃんなどではトレーニングが必要な時もありますので,ご注意あれ・・)。
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おばあちゃんとBちゃん

2021-05-27 | 
およそ20歳の猫のBちゃん。男の子。

1ヶ月ほど, 動物病院に入院したBちゃん。
飼い主のおばあちゃんは, 車で1時間ほどもかかる動物病院へ, 毎日様子を見に通われました。それは、おばあちゃんにとって, とても大変なこと。でも, とてもとても大切なBちゃんだからと, 一生懸命に続けられました。

点滴, 投薬, 食事療法(おそらく腎疾患かなぁ)を続けて一時期は元気になったものの退院のめどはなく,ついにおばあちゃんも疲れて, 一時帰宅という形で家に連れて帰ってきた数日後, ヒーリングセッションをさせていただきました。

遠方にお住まいのため遠隔で行いました。

Bちゃんはやっと帰ってこれたお家にとても安心した様子で,自分の布団で寝ているとのこと。

みさせていただくと,下半身のチャクラがとても弱くピリピリしていました。そしてリーディングでみえたのは「おやかん」と「ほうき」。

チャクラの調整と必要な処置を時間の許す限り行い,最後に時間いっぱいSARI®︎のエネルギーを流して終了。

セッション後,おばあちゃんに状況をお伝えしたところ,いつも寝ている場所から見上げたところに「おやかん」があって「あーこれのことやね, わかるわかる〜」 とのことでした。

受け取った「おやかん」メッセージは,きっとBちゃんの日常そのもの。その日常が何よりも愛おしいのだと,慣れぬつらい病院暮らしの後で, Bちゃん,そんな気持ちでいっぱいだったのでしょう。

さらに, 「ホウキ」で玄関前を掃くのは毎朝のおばあちゃんの習慣でした。普段はたいていBちゃんが近くにいたそうです。これはBちゃんにとって好きなことのメッセージでした。

翌日以降,歩く,2階へ自分であがろうとする,食事を食べようとする,などの生活全般での活動意欲があがったと,ご報告を受けました。

それから1ヶ月ほど経った後,おばあちゃんから一本のお電話。Bちゃんが穏やかに旅立ったこと,ヒーリングを受けてからも元の病院に時々連れて行ったが入院はさせず,お互いにとてもよい1ヶ月を共に過ごしせたことなど,感謝のお言葉と一緒にご報告をいただいて,涙が出ました。

ご高齢の猫ちゃんで腎臓の治療,というのはよくあるケースかもしれません。本来ならば治療はずっと続きます。でも,終わりのない治療と病院通いに,飼い主も猫ちゃんも疲れ果ててしまうのなら,こんな平和で穏やかな手法もありなのだと,こうした方法がもっと広く知られるとよいのになと,しみじみ思います。

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