ドラゴン★ドラゴン

かずの アジア・邦画・洋画などの映画の鑑賞記 とプラス旅行・音楽についてつぶやく ブログ

映画「世界の中心は君だ」を鑑賞~♪

2006年09月09日 | 映画-サ行 + ILKL

韓国映画「世界の中心は君だ」を鑑賞しましたぁ~


     



<スタッフ>
 監督:チョン・ユンス
 製作総指揮:テディ・チョン
 脚本:ファン・ソング
 撮影:パク・ヒジュ
 音楽:イ・ドンジュン
 
<キャスト>
 チャ・テヒョン
 ソン・ヘギョ
 イ・スンジェ
 キム・ヘスク
 ハン・ミョング
 パク・ヒョジュン
 キム・ヨンジュン

<ストーリー>
 海沿いの小さな町の同じ高校に通う彼と彼女。
 彼の名前はスホ(チャ・テヒョン)。自他共に認める、いたって平凡な高校生だ。最近、気になるのは、彼女の視線。学校一の美女で成績優秀、男子生徒の憧れの的である彼女に、なぜか見つめられているような気がするのは、思い過ごし?
 彼女の名前はスウン(ソン・ヘギョ)。彼とは中学時代からの同級生。親しかったわけではないけれど、彼のことはずっと気になっていた。“「スウン」ってどんな字を書くの?”と、聞かれたことも覚えていた。そして、サッカー部にいたことも、おじいさんが葬儀屋さんをやっていることも、妹がいることも知っている。そして、彼が誰よりも豊な心の持ち主であることも・・・。今まで胸に秘めてきた想いを彼に伝えようと、積極的な行動に出ることにしたスウン。しかし、授業中に目が合っても、すぐに視線をそらしてしまう彼、廊下で鉢合わせしても、そそくさとその場を立ち去ってしまう彼。人目もはばからず、スウンがスホのそばにいるようになったことで、学校中に噂が広がった。しかし、当のスホは、彼女が本気で僕なんかを好きになるはずがないと思い込んでいて、とまどうばかり。ついに、はっきり告白することを決心したスウン。スホにポケベルのナンバーを教え、自分の想いをボイスメッセージに残した。
 「こんにちは、スホ。スウンよ。驚いてる?私も自分に驚いてる。話しかける勇気があったとは・・・この気持ちを話さなければ、息が詰まりそう・・・」。
 彼女の気持ちを知り、あまりの嬉しさに眠れぬ夜を過ごすスホ。それから急速に縮まっていった二人の距離。
 そんなある日、二人はスホのおじいさんから、愛し合っていたのに実らなかった初恋の話を聞く。ショックを受けたスウンに、今度はスホが自分の気持ちをボイスレコーダーに託した。この恋が一生続けば、僕は嬉しい・・・スウンも同じ気持ちだった。
 そんなある日、おせっかいな友人たちのはからいで、二人だけで島へ旅行することになったスホとスウン。それは、お互いがどれほど、かけがえのない相手かを知ることになった旅。雨の窓辺でスホが語った、幼い日の優しく切ない思い出。星空の下でスウンが願った二人の永遠。出会えたことが奇跡なら、これから僕は、君の為に笑い、君の為に泣き、君の為に生きる。僕の、“世界の中心”は君だ・・・。
 晴れ渡った翌日の朝、白いワンピースを着たスウンは青い海を背に、潮風に髪をなびかせながら、飛行機雲を指差して、まぶしいほどの笑顔をみせた。
それなのに・・・。

            

 原作は、片山恭一の小説『世界の中心で、愛を叫ぶ』。韓国版のセカチューです。
主人公は、チャ・テヒョンとソン・ヘギョ。チャ・テヒョンは実年齢29歳・・・で、高校生。すごいなー。だからか、日本版よりなにやら大人っぽい高校生でしたね。ソン・ヘギョはかわゆいし・・・。
 
 日本版では、大人になった主人公の現在と、高校時代の過去を同時に描いて言ってたのに対し、韓国版は、現在が出てくるのは最初と最後の少しだけで、メインは高校時代になってました。


            


 映画の舞台は、日本版の雰囲気と何気に似ているような環境を選んで撮影されたみたいで私的にはよかったです。二人の出会い方などのエピソードとか韓国風に変えつつ、原作に出来るだけ近く作られていて好感が持てました。スホのおじいさんのエピソードは、私的に結構好きでした。初恋の人との結婚は叶わなかったけど、彼女が亡くなったときに自分が彼女の為に作った衣装を彼女の為に着せて、今までの想いを打ち明けるところは感動しましたね(おじいさんは葬儀屋なのだ)。
 ただ、スウンが白血病になって入院するんですが、辛い気持ちとか悲しい気持ちが伝わってくるんですが、少しもの足りなかったような気がします。入院のシーンは少ない気がしました。
 白血病は髪の毛が薬の副作用で抜けるんですが、韓国版では髪がたくさん抜けて・・・っていうシーンはあったけど、抜けてしまって・・・というのはなくて。女性として髪が全て抜けてしまうっていうのは、本当に辛いものなんですよね・・・。まして、抜けてしまった姿を大好きな彼に見られるのは結構辛いと思う。そういうシーンは入れて欲しかったような気がします。悲劇が好きなわけではないんですが、なんていうんでしょうか・・・うまく説明出来ません。


             


 でも、この作品はこの作品でよかったと思います。感動もしたし。二人の好きって言う気持ちもよく伝わってきたし、二人の楽しい思い出とかよかったと思います。
 私は、やっぱりスホのおじいさんが一番好きですね~    





日本公式HP
http://wwws.warnerbros.co.jp/bokukimi/

韓国公式HP
http://www.paranglove.co.kr/

予告編①
mms://station.fan.to/cinema/bokukimi_trailer_1000k.wmv

予告編②
mms://station.fan.to/cinema/bokukimi_trailer2_1000k.wmv


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