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れもん日和

日々の生活の報告

まだ一息はつけず

2025-03-13 06:21:41 | 日記
    玄関に桃の花

日曜日に発表会を終え、普通だったらレッスンのお休みと思われるのですが、今回は旅行の予定の関係で、
翌月曜から今日までのレッスンがあります。
まだ一息はついていませんが、大成功の発表会になり、緊張していた気持ちはすっかり緩んでいます。

日曜日、前日のレッスンで風邪気味だった生徒さんも大丈夫で、欠席も出ず、お天気は最高でした。
ソロ、歌やアンサンブルの演奏も堂々としていて、みなさんが最高の出来栄えで、保護者のみなさんも喜んでおられました。
言うことなし・・・・これは生徒さんに関してで、私がとても後悔していることは、なぜか、なぜかスタッフで手伝いに来てくれたいた
弟にきつい言い方をしてしまったことなのです。
すべて裏でのことですが、仕事は完璧でしたし、準備の段階で確認されるのも当然なのに、なぜかひどい言い方をしたのです。(思い返すと涙が出る)
弟は、文句ひとつ言わずで、翌日もメールで謝ったら、「体力付けた方がいいと思う、ちょっとした余裕を持つためにも・・結局は体力勝負ですから」と返事がありました。人間出来ている・・・・それに比べて私は1回死んだ方がましだ・・・とピアノがどうとか、指導がどうとか言っている場合ではなく、それ以前の人間性の至らなさをなんとかしなければ。

言い訳ではあるのですが、今回は潜在意識に、ピリピリする理由が入り込んでいたのは自分でもわかっていて、打ち上げの時に話したのですが、
それでもそれでもあの態度はひどい。。今までそんなことなかったのにな、夫にはあのような言い方はしないというか、できないのに。
昨日、弟から音楽の事ですが、違う話のメールがきたので、まだ見放されていない・・・とほっとしたところです。。
発表会の大成功の裏で、私は改めて自分を知り、本当に生まれ変わらなければ・・と思ったのです。
そして、次回はぜひ挽回するべく人間修行を致します。

    本日の音楽・・・・・・・・Mozart      モテット「踊れ、喜べ、幸いなる魂よ」      白井光子(Sp) フランクフルト室内管弦楽団
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ゴールを目指して

2025-02-23 10:42:14 | 日記
  春一番は南風だそう

3連休の真ん中とはいえ昨日、今日はリハーサル、明日も朝からレッスンという日程です。
久しぶりに春の発表会を開催するにあたり、高学年、中学生は夏の終わりから曲に取り掛かり、他の方も
秋の終わりからという長丁場になりました。
それでもとうとうリハーサルを迎え、昨日は3グループに分かれ、アンサンブルや歌の合わせとソロのリハを組み合わせ実施。
さらにレッスンも行い、私も珍しく途中で疲れを感じました。歌の指導はついこちらも声を出してしまうので、
それが30分×3となると、思いのほかがんばっていたようです。目が座ってしまいました。

昨日の生徒さんは仕上げの演奏になっています。緊張してカチカチになっていた生徒さんもいて思わぬところでミスや、なぜか
ポジションを間違えたりという、リハならではの場面がありました。
こういう機会が大切で、あと2週間、本番めざして取り組んでいくはずです。

本日は15時から19時までということで、夕飯の支度も済ませ、終わったらすぐに「いただきまーす!」といきたいです。
自分の講師演奏も磨きをかけているところですが、いつもと何か違うのです。
ピアノが新しくなったことが大きいようで、コンディションの良いピアノならではの弾きごたえやさらに良い演奏ができるような
期待が生まれています。生徒さんと共にラストスパートです。
「ゴールをめざして」という題名の曲を弾く生徒さんがいますが、まさにそういう心境です。


     本日の音楽・・・・・・Grieg       抒情小曲集        プレトニョフ(Pf)
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心に響く音

2025-02-13 10:59:17 | 日記
  春一番でしょうか

先日の日曜日、楽しみにしていたコンサートは、藤田真央のピアノでケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団でした。
オーケストラの響きは心の奥の方に反響し、3階席でしたがのびのびとした音に包まれた幸せな時間を過ごしました。

藤田真央のピアノは生で聴いたことはありませんが、映像からも素晴らしいピアニストだと思い、期待が大きく、
シューマンのコンチェルトは幾分遅めのテンポ、詩情溢れるきめ細やかな演奏でした。
聴きなれている1楽章のアグレッシブな印象が払しょくされ、藤田真央の演奏で、新たなこの曲の魅力を感じることができ、
あの若さで徹底した音楽性が発揮されることに驚きました。
ピアノ、音楽を愛する思いがひしひしと伝わってきて、終わった時に、もっと聴きたい気持ちで一杯でした。
アンコールのメンデルスゾーンの無言歌の1曲も彼の手で魔法がかかったかのよう。
会場も、あと1曲!という拍手で湧き上がっていましたが、この日は前半ここで終わり、後半はベートーヴェンの7番シンフォニーです。

7番も生で聴けることがとても楽しみでしたが、本当に生の良さを体感しました。
現代曲で委嘱作品など、終わってからステージに作曲家が呼ばれ、拍手を浴びる場面がありますが、なんだかベートーヴェンが出てくれば
良いのに・・・と思い、しみじみと偉大さを感じていました。
やはり、オケのコンサート、もっと生で聴きたいと思いながら、その日はすぐ同じ場所にある管理棟で、発表会の打ち合わせがあり、余韻を味わう間もなく足早にホールを出ました。
ホールスタッフと机上で確認事項などを打ち合わせ、その後小ホールの中で確認、検討し、改めて課題を持ち帰ってきました。
本番のイメージもつかめ、いよいよ発表会に向けてラストスパートというところです。


     本日の音楽・・・・・・・・Beethoven     交響曲第7番      サカリ・オラモ指揮  ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団


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わからず、わかりたい

2025-01-30 05:29:02 | 日記
      相変わらず野菜高
先日、ポゴレリッチを聴いてきました。
今や巨匠といわれる彼がショパンコンクールで物議をかもした時代、私は学生。
それほどの興味もなくでしたが、ずっと後になり映像を見て、やはり只者ではない・・・と印象強く残っていました。
何年か前の日本で演奏した番組を見て、ずいぶん演奏スタイルが変わり、勿論見た目も変化していることに、
ポゴレリッチの中で、思考についても音楽に関してもも劇的に変わっていくこれまでの人生だったことを推測しました。

ホールに入り、ピアノの音が聴こえたので、調律が手間取っているのかと思いきや、ポゴレリッチが肩にはショールをかけて、
ゆっくりしたハーモニーを中低音で弾いていました。何か響きやピアノの感触を確かめているかのように思えました。

開演しモーツァルトの演奏が、あまりに私が抱いているモーツァルト像と違っていました。
ロンドやソナタと続きましたが、プロ中のプロの音であり、ポゴレリッチの中でつじつまが合っている世界なのだとは
思いましたが、私が好きな演奏ではなく、続くショパンも不満が残りました。
ここ最近の演奏に賛否両論あることは知っていましたが、終わって立ち上がって拍手される観客がいる一方、私は生意気ですが否を感じる一人でした。

家に帰って若い頃演奏しているショパンのソナタ第2番を聴きましたが、「これじゃなきゃ」と私は思うのでした。
曲を分解して分解して理解を深めると、あのような演奏に行きつくのか私はわかりませんが、夫はショパンはとても良かったと思ったそうです。。
はるか昔、グールドの演奏がわからなくて、ちっとも良くないと思っていたのに、大人になってから、こんな素晴らしい天才は出てこない、唯一無二とまで思うようになっているのですから、ポゴレリッチに関してももしかしたら、そのうち「これこそ」と思うような変化が私に起こるかもしれません。

何日か経ち、「わかりたい」という思いが沸き上がってきています。音楽の難解さに心を巡らせる1月の終わりになりました。

  
         本日の音楽・・・・・・・・・・Chopin      バラード第4番        ポリーニ(Pf)
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2025年…大吉

2025-01-04 16:05:15 | 日記
  晴天続きの嬉しいお正月

新年あけましておめでとうございます。
今年も年始恒例富士山詣に行ってきました。
素晴らしい富士山を観ることができ、しかも例年と違う本栖湖に行きましたら、人も少なく静かで大満足です。
富士山を仰ぎ見てすがすがしい気持ちになり、今年のスタートも快調に切ることができました。

2日には、近くの神社に参り、おみくじを引きましたら珍しく「大吉」。
いいことばかり書いてありまして気分は上々。
昨日は行ってみたかった「すみだ北斎美術館」へ。
とても素晴らしく見入ってしまいましたが、一つ残念なことは、本物の展示がひとつもなかったことです。
なかなか管理が大変ということでしたが、なんとか一つだけでも観れたらよかったです。

ここしばらく風邪を引かず元気に過ごすことができています。
年末に映画「はたらく細胞」を観てきました。面白かっただけでなく、私たちの体の中のこと、今まで少しは知っていいるつもりが、
リアルに迫る映像が心に響きました。
今まで風邪を引くと「情けない、悔しい、悲しい」と嘆いてばかりでしたが、体内ではみんながすごく頑張って戦ってくれていると思うと、
感謝をしなければと痛感しました。
この1年、何より自分の体を大事にして健康に過ごしていきたいと思います。


      本日の音楽・・・・・・・・・チャイコフスキー    弦楽セレナーデ       サイトウキネンオーケストラ(指揮小澤征爾)
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