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manaoの運命帳

いつでも私の今は周りと昔とつながっている。こんなはずじゃなかった、ではなく、こんなのもまたいいか、と思えるために。

カオソイソムタムナマズローティー

2007年02月23日 | wondering wanderer
 街へ戻り、昼ごはんを食べることにする。
 チェンマイに来たからにはカオソイ食べなきゃ。
 南国に来たんだし休みなんだから昼からビールだって。

カオソイ
beer chang

 mkちゃんはすっかりマナオジュースが気に入っている。
 日本で何度したかわからないジュースとビールの乾杯。



 トゥクトゥクに乗ってwat umongへ行ってみる。
 入口で魚のえさを売っていたので、ここでも徳を積んでおくことにする。
 金魚のえさみたいなのと食パン。
 えさっぽいほうを買った。

 タイ語が上手だからソムタム食べてきなー。
 
 えさ売りのおばちゃんたちが誘ってくれたけど、
  タイ語とどう関係があるんでしょう。
  だいたいそこにソムタムなんてないくせに。
 それでも、ああタイにもどってきたなあ、という実感だけはしっかり残った。

wat umong

 wat umongには、その名のとおりトンネルがある。
 トンネルの中のあちこちに小さな祠がある。
 逆光なのにトンネルの中を歩いている自分たちの写真を撮ったりして、ミステリーハンター気分。


なまず

 トンネルを抜け、えさをあげるために池を探しあててみると、いたのは鯉でも金魚でもなくナマズだった。
 犬の多さに既にひきぎみだったmkちゃんが、ますます静かになった。

 でもナマズっておいしいんだよー。
 ああ ぷらーどぅっふーが食べたい。
 ドンムアンの市場でよく売ってたなあ。

 えさを投げて徳を積みながら、大好きだったナマズの揚げ物を思いだす。


wat prasing
 
 wat umongの帰りに、wat prasingにも寄ってきた。
 だんだんお寺のきらきら度が増す。
 きらきらの写真を撮りながら、
  昔ここにいた屋台で買った卵入りのrotiおいしかったなあ、と思いだした。

 ほんとうに食べもののことを考えてばっかり。


 


ラキソベロン

2006年12月15日 | wondering wanderer
 この仕事に就いたときから、けっこう気になっていた薬がある。
 ラキソベロン
 目薬みたいな下剤。
 どうしてあえてこのスタイル?
 滴数で調節するのだけど、ちょっとまちがうと何滴落ちたかわからなくなってしまうこともある。
 
 なんとなく恥ずかしくて言い出せないでいたのだけど、ついに処方してもらった。
 
 薬局に買いに行ったら、10-15滴から始めてください、と言われた。
 病棟のおじいさんおばあさんも、だいたい15滴。
 40滴という人もいたなあ。

 それなら私も15滴。
 適度な甘さでおいしい。
 苦いのを想像していたけど、これならデザートに混ぜて飲ませたりしてもいいかもね。

 翌朝。
 いい感じでラキソベロンの効果を確認してから出勤。

  きのうついにラキソ処方してもらったんですよ。
 15滴飲んだんだけど、すごい効きますねー。

 最初から15滴なんて飲みすぎだよー。
 最初は5滴くらいでしょ。

 だっておじいさんたちだって15滴...。
 それはおじいさんだからでしょっ。

 体力の落ちてるおじいさんでも15滴だから私も15滴、ではなく、じっとしてて動かないおじいさんだから15滴。
 言われてみればまったくそのとおり。
 ほんとに私の看護婦センスって...。

 午後になったらけっこうお腹が痛くなってきた。
 人のおむつ交換をしながら
  すみません。ちょっとラキソがっ...。
   とトイレへ。

 その後2日くらいはお腹がしわしわのよれよれ。
 いい勉強になりました。

 次は何を試そうかな。

浅草

2006年11月12日 | wondering wanderer
 ルビーパレスでの朝風呂から出て、新宿駅へもどる。
 雨の中をちょっと遠回り。
 夜の歌舞伎町の喧噪はそれなりにおもしろくても、朝のすさんだ歌舞伎町を通ると沈んだ気分になりそうだったので。
 だって、自暴自棄にすごしてしまった後の倦怠感は、とっても空しい。
 ビール飲みながらこたつで眠って迎えてしまった朝のように。
 
 ryさんと浅草へ。

人形やき

 東京に住んでいたことのある人に見える浅草は、そうでない人に見える浅草とはちがう気がする。
 私にとっての浅草は、東京を知らない人や日本を知らない人に紹介するためにお膳立てされた場所、矯正された東京、という感じだった。
 だからあまり興味もなかったのだけど、行ってみたら、なかなか楽しめる場所だった。
 こんなものでも外人さんはほしいと思ってしまうのだろうか、と不思議になってしまうくらいてかてかの薄い生地の浴衣とか、
 買い食いできる人形焼きとかおせんべいとか、
 病気になったら病院に行くにちがいないくせに浅草寺のお香の煙を懸命に浴びているおじちゃんおばちゃんとか。

 私も一緒になって煙を浴びた。
 そしてついでにおみくじも。
 なんと、だった。
 吉より凶のほうが入ってる数が少ないから、本当は凶が吉。
  というryさんの説明になんだか納得して浅草寺をあとにする。

浅草の昼酒

 そして、おやじっぽい居酒屋さんの雰囲気にやられて、ビール三昧の東京での二日間の締めくくりは日本酒に。

 帰りのバスに乗る頃にはすっかり長野の静けさが懐かしくなるほどに、東京の人ごみを楽しんだ二日間になった。

巫女さん

2006年11月09日 | wondering wanderer
 編み物教室に新しい生徒さんがきた。
 がさつな私とは正反対の雰囲気の、おしとやかそうなおねえさん。
 なんと、巫女さんなのだそうだ。
 以前は住み込みの巫女さんだったけど、結婚して今はパートの巫女さん。

 巫女さんというのは職業なのか。
 巫女さんは結婚していいのか。
 巫女さんになるにはどうしたらいいのか。
 巫女さんには予知能力があるのか。

 実は巫女さんという存在について何も知らない。
 仲よくなってみよっと

神戸の夜

2006年10月22日 | wondering wanderer
 シンポジウムの後は神戸でtaengmoと再会。
 taengmoは編み図の本に一緒にもりあがれるほとんど唯一の友だち。
 ユザワヤへ行き、編み物用品を調達。

 そしておしゃれなベトナムレストランで女の子定番の話題
 気づいたらビールを3本も飲んでいた。

 taengmoの家におじゃましてさらにしゃべるしゃべる。
 ワインもすいすい。
 夜明け近くになって寝ることにする。

 7時半に目ざましをかけたのに、
  目ざましが鳴る夢を見て6時半に着替えかけてしまった

2006年10月21日 | wondering wanderer
 マラリアはやまと言葉では瘧(おこり)というのだそうだ。
 実際にマラリアが発生している地域の中には、マラリアを指す土着の言葉がない地域もあるらしい。
 
 文化人類学は医療協力に必要かというお話をしてくれた先生の仮説。
 乾季にはマラリアは発生しないので、
  乾季がある亜熱帯や温帯ではマラリアが流行する時期があり、
   生活レベルでマラリアを実感することができる。
 でも熱帯には乾期がなく常にマラリアにかかっている人がいて、
  軽症の場合にはあえて特別視されることはなく、 
  重症の場合には呪術師とか祈祷師のところへ行って、呪いのせいやなんかにされてしまう。
 だから「マラリア」という状態を指す言葉ができなかったのではないか。

 小さい頃、料理や裁縫をまちがえると、
  どうして最初に聞いてからやらなかったの、と怒られた。
 だってまちがってるかもなんてこれっぽっちも思わなかったんだもん。

 ちがう、と思わないことは淡々とすぎていく。
 ふつう、がふつうでなくなったときに、それがふつうに存在していたことのすごさに驚く。

 ところで、マラリアにはまだワクチンが開発されていないので、撲滅は難しいのだそうだ。
 イチイの木エキスなどを開発している賢い方々にはぜひ、マラリアワクチンも開発していただきたい。
 ばかな私のバランス感覚のために。

curious manao goes to osaka

2006年10月21日 | wondering wanderer
 タクシーで駅前のバス停へ。

 駅のどっち側?
 駅ビル(っていうほどのもんでもないけど...)のあるほうにお願いします。
 大阪行くの?6時40分の?

 田舎だなあ...。



 パン食べてちょっと本読んで、あとはひたすら寝ているうちに大阪に到着。
 バスを降りたとたんに人の言葉がちがう。
 そして暑い
 目的地までの行き方もよくわからないまま、なんとなく人の流れにのって歩き出してしまった。
 みんな赤信号でも堂々と渡って行く。
 それについていこうとしたら...。
  止まっていたタクシーが一斉に走り出した。
 みんな見てないようでちゃんと見てるのね。
 私の中の東京都民の血はいったいどこへ。
  赤血球の寿命は120日。
  そんなものとっくに寿命がきてしまったのか、それともイチイの木エキスにやられてしまったのか。
 きょろきょろふらふら歩いて行くと、階段のたくさんついた複雑な歩道橋が現れた。
 おもしろそう!と登ってみる。
  ああほんとに私ってば東京育ちだったっけ...。

小動物

2006年09月18日 | wondering wanderer
 今回の東京往復は、貧乏性の私にしては珍しく特急の旅。
 電車での旅は駐車場の関係でたいへんなのだけれど、2時間で東京に着くのはやっぱり快適。
 最終の特急でゆったりしていたら、前の電車が小動物に衝突したため、ただいま点検中ですと、電車が止まってしまった。
 待つこと50分。
 前の電車が小動物に衝突しました。小動物はクマと判明したため、ただいま撤去作業中です。
iPodを聴いていたので、聴き間違いかと思った。
 でもやっぱりクマ。クマって小動物だったっけ...?

密談

2006年05月10日 | wondering wanderer
 「密談をしましょう!」
 大して秘密でもないのだけど、ttの個室でお酒を飲みながら話したら密談になりそうなくらいの秘密話をもってkthrさんとttへ。
 ttだって別にほんとうの密談用に作られているわけではない。
 実はとなりの個室の会話も、耳をすませばけっこう聞こえてしまう。

 なんととなりは同じ職場の人たちだった。
 むこうは密談のつもりでもないのかもしれないけど、こっそり聞いてしまったので密談風に聞こえてしまった。

 密談って、するのもこっそり聞くのも楽しい。