たびたびL図書でもお伝えしている映画≪沈まぬ太陽≫の製作報告が
行われたそうです。渡辺謙さんのほか、石坂浩二さん、三浦友和さんも
ご出席された模様です。
渡辺謙「沈まぬ太陽」製作報告
俳優・渡辺謙(49)が8日、都内で主演映画「沈まぬ太陽」
(10月24日公開、山崎豊子原作・若松節朗監督)の製作報告会見に出席した。
製作費20億円、上映時間3時間を超える大作。
イラン、ケニアなど海外ロケに臨んだ渡辺は「直球の映画。
渾(こん)身の力を込めた」ときっぱり。
航空会社の理不尽な人事や腐敗と闘った不屈の男・恩地元(はじめ)を
演じている。
寒暖の差が激しいイランで2月5日にクランクイン。続いて役者では独り、
灼(しゃく)熱のケニアロケに臨んだ。「アフリカ最大のスラムでも撮影。
そこに生きる人のパワーに圧倒された。『お前は生きているのか』と“矢”が突き
刺さった」と振り返った。
帰国後も大阪、徳島など各地でロケ。クランクアップは6月15日、
群馬県・高崎市の山中で航空機墜落事故のシーン。1985年に日航ジャンボ機が
墜落した御巣鷹山から「山を2つ越えたら事故現場」(渡辺)という場所だった。
「私たちは誠意を持ってやらせていただいています、と全員で黙とうをささげた」
という。公開3か月前だが、スクリーン数は330に達している
(スポーツ報知)
「デスノート」ラストネームの公開が、たしか344スクリーンだったかと
思うのですが、社会派映画、しかも、映画化が危ぶまれていた作品、
これだけの規模で上映されるというのは、とても意義のあることだと
思います。(7/8現在、この規模だそうです)
原作は5巻にわたって書かれていますが、その圧倒的な量に躊躇なさる方も
映画はご覧になっていただきたいと思います。
映画に出演された俳優さんたちはそれぞれ雑誌やメディアでさまざまな想いを
発言なさるのでしょうけれど、こういう会見での発言も、
胸をうつものがあるのだなあと、今回改めて思いました。
>アフリカ最大のスラムでも撮影。
>そこに生きる人のパワーに圧倒された。『お前は生きているのか』と
>“矢”が突き刺さった」と振り返った。
原作だけでは受けない衝撃ですね。
映画化され、撮影された俳優さんが、撮影現場で
同時代を生きるひとびとに突きつけられたように感じたこと。
渡辺謙さんが持ち帰られた感想に、
私たちもまた、ショックを受けませんか。
公開の日をしみじみと待ちたいものです。
≪沈まぬ太陽≫公式HPはここから
上映時間が3時間越える映画って
最近観てない気がします。
(蒼き狼が越えてたかな…?)
これは観る側も気合を入れて
作品と向き合わなくちゃいけませんね。
10月24日に公開決定してるんですね。
これは観に行きたいと思います。
お知らせありがとうございました!