2007-08-06
≪怪談≫、
愛と戦慄のものがたり
2007-08-06
煙草売りの新吉(尾上菊之助)はある日、
深川の街筋で三味線の師匠・豊志賀(黒木瞳)と出会う。
ふたりは恋に落ちるのだが、実はふたりは
決して出会ってはならない人間同士だった。
新吉の父親・深見新左衛門(榎木孝明)という武士が
借金取りにきた皆川宗悦(六平直政)を切り捨て、
死体を累が淵に沈めたのだ。
深見新左衛門は錯乱して妻を惨殺、
自殺してしまう。家は取り潰しとなり、
赤ん坊の新吉は使用人の勘蔵(光石研)に
引き取られ、育てられた。
身持ちがかたくて評判だった豊志賀は
同居するようになった新吉のせいで、
三味線を習う生徒たちに去られ、
そのことを心配してやってきた妹と
大喧嘩をしてしまう。
身をひこうとした新吉と争いになり、
瞼ふきんを負傷、その傷がもとで
亡くなってしまうのだが、
「このあと女房をもてば必ずや
とり殺すからそう思え」と書き残していた・・・
豊志賀が亡くなる晩、実は薬を
もらいに行った帰り、お久(井上真央)という、
三味線を習いにきていた娘と出会った。
お久は継母のいじめが耐え切れず、
伯父を頼って江戸を出るという。
お久と一緒に江戸を出ようと決心した
新吉が親代わりの勘蔵の元に戻ると、
そこに豊志賀が訪れていた。
病身の豊志賀を籠に乗せて、
帰らせようと籠の覆いをおろしたとき、
「豊志賀が亡くなった」と報せがはいった。
籠をあけてみると、そこには誰もいず、
今そこに豊志賀が座っていたあたりを
手で触っていた新吉の手を
突然白い手が触って・・・。
このお久と再会して、あらためて伯父のところを目指します。
累が淵まで来たときにはすごい雨で
橋下で少し休憩するのです。
新吉が「急ぐものでもあるまいに。
さっきの宿場で宿をとってもよかったのに」
というと、お久が言います、
「だって追っかけてくるんだもの」。
橋の上を誰かが近づいてくる、その履物の音が
聞こえる・・
新吉は錯乱してお久が豊志賀に見え、
殺してしまうのです・・・。
殺人を悟られず、新吉は再婚するのだけど、
どんどん追い詰められてゆきます。
最後は殺人がばれて累が淵に追い詰められて
ゆくのですが、ここでの殺陣というのか、
アクションシーンというのか、
はんぱないです。
アクションを謳ってなくてこれなのだから、
アクションもお楽しみにといわれてる、
≪L≫はどんだけのことをやらされるんだ?
と少々、松山くんが心配になりました。
で、私がこれってもしかして・・
と思ったのが、音楽。
最後はオペラっぽい女の人の歌唱だったのですが、
全編を通して流れる音楽の担当が、
な、なんと
デスノートを手がけた、川井憲次氏!!
それからそれから、
中田監督って、監督になる前、
崔洋一監督の助監督を勤めてらしたのです!!
びっくりですよね。楽しみです。
映画自体は思っていたほど
怖いことはなかったのですが、
愛の執念、みたいな情念が恐ろしかったです。
元はといえば親の因果。
それがまさに子に報いて・・でした。
瀬戸朝香(デスノ組だよ!)さんが悪女で
出てくるのですが、その手下に
お笑いの村上ショージさんが出てきて、
なかなかの味を出してましたよ。
画面が渋い色で統一されていて、
そのひとつひとつの色や調度品などの小物、
とてもきれいなんです。
炭を熾(おこ)す、その音まではいってました。
雨や雪の風情はとても情緒があって、
時代物の侘び、さびを演出してました。
黒木瞳さんは勝気な三味線の師匠を好演。
主人公の尾上菊之助さんはとにかく、
眼力のあるひと。すんごいです。
でまた、中田監督、その菊之助さんの色気を
出すのがうまい!!
ホラー嫌いなひとにも是非、おすすめしたい、
美しい(でも情念が怖いけどね)映画です。
スピンオフ L にますます期待できますよ!!
≪怪談≫、
愛と戦慄のものがたり
2007-08-06
煙草売りの新吉(尾上菊之助)はある日、
深川の街筋で三味線の師匠・豊志賀(黒木瞳)と出会う。
ふたりは恋に落ちるのだが、実はふたりは
決して出会ってはならない人間同士だった。
新吉の父親・深見新左衛門(榎木孝明)という武士が
借金取りにきた皆川宗悦(六平直政)を切り捨て、
死体を累が淵に沈めたのだ。
深見新左衛門は錯乱して妻を惨殺、
自殺してしまう。家は取り潰しとなり、
赤ん坊の新吉は使用人の勘蔵(光石研)に
引き取られ、育てられた。
身持ちがかたくて評判だった豊志賀は
同居するようになった新吉のせいで、
三味線を習う生徒たちに去られ、
そのことを心配してやってきた妹と
大喧嘩をしてしまう。
身をひこうとした新吉と争いになり、
瞼ふきんを負傷、その傷がもとで
亡くなってしまうのだが、
「このあと女房をもてば必ずや
とり殺すからそう思え」と書き残していた・・・
豊志賀が亡くなる晩、実は薬を
もらいに行った帰り、お久(井上真央)という、
三味線を習いにきていた娘と出会った。
お久は継母のいじめが耐え切れず、
伯父を頼って江戸を出るという。
お久と一緒に江戸を出ようと決心した
新吉が親代わりの勘蔵の元に戻ると、
そこに豊志賀が訪れていた。
病身の豊志賀を籠に乗せて、
帰らせようと籠の覆いをおろしたとき、
「豊志賀が亡くなった」と報せがはいった。
籠をあけてみると、そこには誰もいず、
今そこに豊志賀が座っていたあたりを
手で触っていた新吉の手を
突然白い手が触って・・・。
このお久と再会して、あらためて伯父のところを目指します。
累が淵まで来たときにはすごい雨で
橋下で少し休憩するのです。
新吉が「急ぐものでもあるまいに。
さっきの宿場で宿をとってもよかったのに」
というと、お久が言います、
「だって追っかけてくるんだもの」。
橋の上を誰かが近づいてくる、その履物の音が
聞こえる・・
新吉は錯乱してお久が豊志賀に見え、
殺してしまうのです・・・。
殺人を悟られず、新吉は再婚するのだけど、
どんどん追い詰められてゆきます。
最後は殺人がばれて累が淵に追い詰められて
ゆくのですが、ここでの殺陣というのか、
アクションシーンというのか、
はんぱないです。
アクションを謳ってなくてこれなのだから、
アクションもお楽しみにといわれてる、
≪L≫はどんだけのことをやらされるんだ?
と少々、松山くんが心配になりました。
で、私がこれってもしかして・・
と思ったのが、音楽。
最後はオペラっぽい女の人の歌唱だったのですが、
全編を通して流れる音楽の担当が、
な、なんと
デスノートを手がけた、川井憲次氏!!
それからそれから、
中田監督って、監督になる前、
崔洋一監督の助監督を勤めてらしたのです!!
びっくりですよね。楽しみです。
映画自体は思っていたほど
怖いことはなかったのですが、
愛の執念、みたいな情念が恐ろしかったです。
元はといえば親の因果。
それがまさに子に報いて・・でした。
瀬戸朝香(デスノ組だよ!)さんが悪女で
出てくるのですが、その手下に
お笑いの村上ショージさんが出てきて、
なかなかの味を出してましたよ。
画面が渋い色で統一されていて、
そのひとつひとつの色や調度品などの小物、
とてもきれいなんです。
炭を熾(おこ)す、その音まではいってました。
雨や雪の風情はとても情緒があって、
時代物の侘び、さびを演出してました。
黒木瞳さんは勝気な三味線の師匠を好演。
主人公の尾上菊之助さんはとにかく、
眼力のあるひと。すんごいです。
でまた、中田監督、その菊之助さんの色気を
出すのがうまい!!
ホラー嫌いなひとにも是非、おすすめしたい、
美しい(でも情念が怖いけどね)映画です。
スピンオフ L にますます期待できますよ!!
萌えますよねえ、かえって地方でよかったかな、壱さん、お互いにね。
≪平面いぬ≫、そうでした!
GOTHよもっ。でまた、森野夜さんに嫉妬します(笑)
GOTHに収録されてる中のサブタイトルが「犬」って話で、少女と、その飼い犬が協力して男を殺そうとする話だったような・・・最近読み返してないのでうろ覚えで申し訳ないです!犬の演技が大変そうかなと思ったので。でも最近は名犬多いですから出来ないこともなさそうですが。
手首のコレクションもGOTHですね!手首だけの出演・・・いや、悪くないです!!いや、松ケンには失礼なのか(笑)
読み直してないんだけど、学校の先生が手首をコレクションするのもGOTHでした? ま、まちゅけんの手首だけッ出演とか・・わわあw、冒涜だ。
子どもを埋めちゃう人、堺さんて。ぴったりすぎて「あ~!!」と声を出して納得してしまいました!もう彼しか居ないですね。いや、もう彼意外では想像出来ません(笑)
エピソードどれになるか、楽しみですね。犬と女の子のやつは難しそうですね・・・
GOTHはちょっとあの姉妹の事件が超やばいですもんね。あれは樹くんが大活躍だからはずせないでしょう。堺雅人さんもはずせないって、ははは。(今晩堺さんの夢みそうです。淋しそうに笑ってるの・笑)ほんとに堺さんに演じてもらたい!
子供をうめちゃう人、堺雅人さんはまりすぎです。笑顔なのに笑ってない感じ?の演技がピッタリ(笑)
どのエピソードがメインになるんでしょう。私も読み直してみよう♪…まあ、どれにしてもR指定入りますね。
もう一回GOTH読んで、神山樹への愛を再確認する所存です(笑)
壱さん、リンクまで貼ってくださってありがとう!!
死にぞこないの青は、健太くんですか。
ナポリタン♪ですね。日本アカデミー賞授賞式でまちゅと並んでましたよね、懐かしいなあ。
走るL、確かに疾走感がありますもんね!というかもう走るしかないですね。NGが続出しそうです、ヅラで(笑)そしてありがとうございます、樹さん(じーん)樹さんも怪我気を付けてくださいね。
岡田さんですかー!!それもいいですね。うん、全然ありです!松ケンもいいですよね(笑)私真っ先に考えちゃいました。綺麗な顔してて、でも影がありそうな、そんな人に演じてもらえると嬉しいです。
「GOTH」映画化本当みたいですね。ここでエキストラ募集してますよ~↓
http://www.tornadofilm.jp/news/archives/2007/07/goth.html#more
キャストはまだ未発表みたいで、わくわくですね。死にぞこない~は須賀健太くんで決定らしいですけどね。ZOOの時も素敵だったので嬉しいです。
そうなんです、Lをどんなふうに撮ってくれるのか、予習のつもりで映画を見にいったのですよ。でも中田監督の映像は
大好きです。Lは色っぽくなりますよ、アレ以上。ちょっとやばくないですか?
眼力、すごかったですよ、女優さんより色気がありました。中田監督って、あの、目の綺麗な人が好きなのではないですか?リングで真田広之さんではなかったでしたっけ。色っぽい目をしたひとが好きなのではないかと・・で、結論として、中田監督は≪L≫と仕事がしたかったのではないでしょうか??なんちて。
菊の助さん、追い詰められてたときの反撃すごいんです。相当走らされてましたよ、歌舞伎役者さんですのに;
まちゅLはぜったい走らされます、なぜって室内でずーっと座ってたLが走る!!ってこれ以上の宣伝はないですもおん。ヅラおちないように走らないと、ですよ。 壱さん、ほんと、怪我が速く治りますように。
噂には聞いているのですが、ほんとにGOTH映画化決定ですか? 岡田将生くんがいいんだけど。ひねててもOKなら松山くんがいいんですけど。。
中田監督って「L」の監督ですよね。楽しみですゥ⌒☆
尾上菊之助さんって、リメイク版「犬神家の一族」では、役柄上ほとんど顔半分しか見えてなかったんですけど、すごくきれいで力のある目が、とっても印象的でした。「怪談」でもそうなんですね。ますます見たくなりました!…そしてやっぱり「L」への期待が一層高くなりそうです(笑)
「怪談」どんなストーリーかよくわかってなかったのですが、詳しく知れて良かったです^^
予告を見たのですが、とても映像が綺麗だと思いました。それに加えてこの記事を読んで、スピンオフを見る前に是非見てみたいと強く思います!
アクションシーン、すごいんですか。松Lもものすごいカポエラ炸裂させちゃうことに!?(笑)
スピンオフ、ますます楽しみですね!!
そうそう、楽しみといえば乙一さんの「死にぞこないの青」と「GOTH」も映画化するそうですね。こちらも楽しみですね。樹くんは果たして誰が演じるのか・・・