いつでも、どこでも一緒

介助犬イリとトイプードルのシャナを連れ、電動車いすでベビーと一緒に出歩くLakrispinkの海外生活

SHAHNAZ3歳目の誕生会26日

2007年06月28日 | Weblog
あっという間に真っ黒黒助のシャナスが、26日に3歳目の誕生日を迎えました。誘拐騒ぎで5時間探しまくったあの日から早2年とちょっとが過ぎ、脱臼で足は痛いながらも元気に走りまわるシャナスの姿を見るたびに、あーよかったと思えるのです。
短期間日本の実家にソン様といっていた際、佐賀県のブリーダーさんからトイプードルのシャナスを迎え入れるため、羽田空港まで出迎えに行きました。小さいピックニックバックに入れられ空輸されてきた子犬は、本当に真っ黒黒なコンパクトモップみたいだったのです。当時人気が絶好調にあったトイプードルと知っていて連れ去ったと思われるおじさんは、「救助しておきましたよ。」と、シャナスを取り戻しにいったソン様に言ったそうです。
そんな災難からも無事に戻ってきたシャナスは、先日いつも通っている動物でトリーマーをしてもらってきたのですが・・・。2時間後受け取りにいったにじまんちんと私が目にしたものは、ちょんまげをリボンでまとめられていて、「かわいくお願いします。」と、注文していた私の願いは全く耳に入っていなかったようでした。笑いが止まらない私たちのことを、理解できないかのように病院の職員さんたちはシラーとしていたのが余計に面白くてたまらなかったのです。帰宅してすぐ、見ていられないためリボンを外したところ・・・ボサーーーーーっと扇形に広がった前髪を見て、こりゃまた笑いこけてしまった私たちでした。
五右衛門のようにきまってしまったシャナスを祝うために、私が企画したのがアフロパーティーだったのです。引越し続きで押入れの奥に眠っていた私のアフロかつらを引っ張り出してきて、まぶくおしゃれアップすることにしました。
この写真を見ればお分かりのように、まぶく決めたにじまんちんと私の横でニヒルに笑うイリスがとても素敵に思えるでしょう。シャナスはというと、五右衛門頭をカラフルなピンで二つわけに縛っています。ちょっと見るとアメリカインディアンの祈祷師ババアかなぁと目を疑ってしまうでしょうけど、いえいえこれはうちのかわいいシャナスです。
アフロといえば、70年代80年代のファッションや音楽が好きな私があこがれているヘアースタイルでして、めざせレニー・クラビッツまたは、ダンスのパパイヤ鈴木大先生とイメージして頭にかぶってみました。
「♪左へ3歩、右へ3歩、後ろへ下がってステップステップステップ」
などと口ずさんでしまうのが、やはりアフロパワーなのでしょうか。
数年前にもスウェーデンの留学生たちを集めて私のアパートで開いたアフロパーティーでしたが、その当時は参加者が12人くらいいました。しかし、韓国に来てからというもの、現実に戻ってしまいおちゃめさが失われたソン様をはじめ、塾通いの子どもの面倒で時間がない団地ママ友たちとでは、アフロのアがアリランのアに解釈されてしまうだけだったのです。
しかし、にじまんちんをはじめ、娘ちん、シャナスとイリスが協力してくれるということから、このアフロパーティーを再開することがかないました。人間アルコールなしで、ハイテンションに馬鹿をやれる機会に恵まれるということは、本当に心を打ち明けた友達や身内に囲まれていることだと感謝すべきでしょう。
何しても、楽しく3回目の誕生日を迎えられたシャナちゃんにおめでとうと言いました。近頃、りりしい先輩イリスの活躍ぶりに刺激されたらしいシャナスは、にじまんちんとトレーニングに汗を流しているのです。なぜ急に心の変化が現れたのかはわかりませんが、格好だけは立派な聴導犬かのように決まっています。このトレーニングの模様は次回ブログに書かせていただきます。乞うご期待。

この秋9月は、ソウルへおいでませ!

2007年06月24日 | Weblog
今週は、本当にあっという間で毎日が過ぎていきました。それは、なぜって?実は、日本から、イリスのパピーウォーカーをしてくださったハーブママさんと息子ちんとお友達さんおふたりが、はるばると遊びにいらしてくださったからです。
パピー当時のママに会って、どう対応するかな?と思っていたら、やっぱり。。。イリスは、とても大喜びでハーブママさんに飛びついてあいさつをしまくっていました。パピー時代の楽しかった思い出だけが、、イリスの頭を駆け巡ったのでしょうねえ。でも、あいさつが済んだら、クールなイリスはさっと所定位置のハウスに帰り、いつもどおりにしていました。
さてさて、こうやってイリスに会いにきてくださる日本からのお客様たちが毎月いてくださることは、本当にうれしいです。このほかにも、韓国へ行らしてみたいという方々のために、JTB社にお勤めの私の友人にお力を借りて、2泊3日で、(9月14,15,16日)日韓補助犬関連、交流のたび企画がいよいよ固まって
きました。障害のある方々にも、この企画があることを広くお伝えして、ソウルにて韓国人肢体不自由者団体に所属している方々と交流会を楽しんでいただければと、願っています。
今年は、9月上旬に韓国イルサンにある催事場キンテックスにて、DPI国際会議が開かれ、世界中から3500人くらいの障害者さんたちが集まるのだそうです。
2007年9月、韓国ソウルが福祉的に見て熱い場所になること間違いないので、ぜひぜひボーナスの一部をぶたの貯金箱に入れて、旅費に当ててはいかがでしょうかねえ。イリスともども、韓国補助犬たちとお待ちしていますぅ

WII Sports

2007年06月18日 | Weblog
日本で去年の冬に発売されたという任天堂のウィというゲーム機を、私が帰国した際にソン様に頼まれ、買って持参してきました。ゲームが第一の趣味というソン様が、Xbox3と同じくらい欲しかったのがそのウィだったのです。
5月下旬には、すでに我が家に到着していたウィだったというのに、テレビが小さいたらこうたらで、箱からも出されずそのままの状態でずっと保管してありました。しかし、この16日ソン様の実家にあったHDテレビを義理父義理母とソン様の3人で、えっちらおっちら車に乗せてもってきたのです。めちゃくちゃ重いそのテレビは、ワイド36インチというわりにはちょっと期待はずれの大きさでした。
さて、そのウィ・・・ゲームにはあまり興味のない私でも「おーっと」とうなるくらい面白いものなのです。何がそんなに面白いのかというと、コントローラーが簡単に操作できる上に、その動きの正確さといったら、本当にテニスラケットを持って動作をする感じなのです。
障害のある人や老人が、リハビリテーションを受ける場合、ただ単に手を上げたり、おはしで黒豆をつまんで皿に入れたりと、楽しさよりは苦痛を感じてしまいがちです。でも、たとえばウィスポーツをつかって、障害のある手の方にコントローラーを補助バンドでもって、手を振ることによってテニスや野球が簡単に楽しめたら、リハビリの成果がきっと上がっていくことでしょう。
うちの娘ちんは、ウィの中にある写真チャンネルに自分の写真がたくさん出てくるのがとても気にいっているらしく、ウィをつけるたびにテンションがあがってしまうのです。
任天堂といえばファミコンで有名ですが、私も小学校時代に自腹をきって貯めたお年玉をはたいて買った思い出があります。あれから数十年・・・今度は家族みんなで体全体で運動までできてしまうという健康的?なゲーム機を楽しむことになりました。

7歳になったダンビ

2007年06月11日 | Weblog
私が今この時期を迎えると、無性に恋しくなるのが北欧の初夏なのです。5月、6月といえば、暗黒の長ーーーーーい冬が終わり、明るい百夜を迎えるのが北欧です。北欧人たちは、この時期ともなると、湖で水泳やトップレスで日光浴をを楽しみます。オゾン破壊、紫外線、皮膚がんなんて、まるで気にもしていないかのように、オイルをたっぷり全身に塗りこんで、芝生に寝転ぶのでっす。若い男性たちの中には、アルミニウムホイルで太陽光線を照り返させる鏡のようなものまで作って、持参してくるくらいですから。。。すごい!!
百夜の始まる6月9日、私がうまれて初めて飼った犬(ジャーマンシェパードとコリーのミックス)ダンビが誕生日を迎えます。今年は、7回目の誕生日をスウエーデンの友人宅で祝ってもらいました。あっというまの7年、いまでもおちゃめさを忘れず森と湖の大自然で駆け回っているそうです。
一緒にいられなくなってからというもの、毎年誕生日にはドッグ用のお菓子を航空便でダンビに郵送している私です。本当は、抱きしめて「Grattis!! (スウエーデン語で、おめでとう!)」と、ダンビーにいってあげたいのですけれど。。。涙
6月といえば、韓国で飼っているトイプードルのシャナスも26日に3歳目の誕生日を迎えます。近頃のシャナス、足の脱臼治療用にアルケールというサプリメントを与えている成果があらわれてか、体全体ががっちりしてきて早朝5時から家中を駆け回る始末なのです。元気な証拠でしょうが、性格まで男児化してきちゃって、手をもてあましています。反抗期なのかなあ。

補助犬を通じての日韓交流 旅企画 情報

2007年06月03日 | Weblog
依然、このブログでも少し触れていた日本と韓国間の交流が目的とされる旅の企画が、少しずつ具体化されてきています。日韓両国の補助犬ユーザーさんたちも交えての旅企画なために、一般団体旅行に比べ手配が難しいことから大型旅行社による手配でさえも時間がかかってしまっています。
日本から韓国へ飛べる便はたくさんあるといっても、車いす使用者数名プラス補助犬が数頭ともなると、有名飛行機会社ですら詳しいマニュアルができていないのを理由に、あやふやな返答があるのです。
さらに、福祉が日本よりも遅れている韓国では、交通手段やホテルの手配をする際に、補助犬の認識がないためか唯単なるペットのように扱われてしまいます。
以上のような問題を解決する中で、私が感じることは補助犬に関する情報、特に法律に関してあまりにも知られていないことにがっかりさせられます。
私個人でイリスを連れて日韓を行き来する際でも、飛行機に乗る直前パイロットの判断で乗り込みを一時拒否されたり、犬によってなんらかの事故があった場合には、飼い主が責任を取りますというような内容の承諾書にサインをさせられたりするのです。スチュワーデスさんには「この犬は、機内で吠えたりしませんよね?」と、何度も念を押されるくらいでした。しっぽや足を踏まれても、静かにじっとしているイリスだっていうのに。。。私が乗り込むときにとなり座席の人にちょっとぶつかったくらいで「痛ぇえなぁ。」と口にするお客さんだっているのに。
しかし、これで尻尾を巻いてあきらめてしまったのでは、なんの改善にもなりません。5月中旬から6月中旬、そしてまた・・・と、旅の日程が変更されてきましたが、この秋9月頃には三度目の正直で旅行が実行に移される見込みです。
この企画は、障害を持つ方たちにもなるべく便利に旅ができるよう心がけて手配を進めています。また、補助犬に関するだけでなく動物とくに犬が大好きという方たちに、もっともっと犬が大大好きになっていただけるはずの企画も盛り込んでいきたいと願っています。
このブログを通して旅行のご案内がされる予定ですので、時々チェックしてみてくださいませ。
この9月5日から8日まで、ソウル市内にてDPI世界大会が開かれます。秋の韓国といえば、まつたけや栗など山の幸がたくさんとれる時期です。焼肉だビビンバだとあまりにも有名すぎる食を求めていらっしゃるよりも、また変わった味覚を試してみるのはいかがでしょうか。
梅雨前だというのに、イリスもシャナスも食欲がすごく朝の5時からえさだえさだと騒いでいます。そのため夕食は、おからをえさにまぜてあげるのですが、これまたおいしそうにぺろっとたいらげてしまっているのです。乙女たちには、蒸し暑い中でも食欲が落ちないみたいです。