皆様こんにちわ😊
連休は如何お過ごしですか?
新型コロナウイルスの流行が広まっています。近畿も滋賀県を除いて全域感染者が出たようです。大津で感染者が出るのも時間の問題かもしれません。小児にも感染者が出たようです。検査体制や治療法の確立を急ぐ必要があります。
当院も厚生労働省の指針に沿って対応させて頂いております。皆様にお知らせすべきことがありましたら、直ぐに院内やHP、ブログ等でお知らせ致します。
さて、最近の感染の流行ですが、インフルエンザB、ヒトメタニューモウイルスがメインとなっております。
ヒトメタニューモウイルス???
なんじゃそれ?という人も多いかと思います。
(以下、Meijiseika ファルマ記事より)
上記にありますように、1〜3歳に多く感染します。初期症状もインフルエンザBと似ており、どちらも早期に診断出来るよう迅速検査を行っています。印象としては3歳未満はヒトメタニューモウイルスが優勢、6歳以上はインフルエンザBが優勢で、4.5歳はどちらもあり得る感じです。
3歳未満のヒトメタニューモウイルス感染は重症化することも多く、早期に肺炎になり入院することもあり得るので早期診断は重要です。
残念ながら特効薬はないので、対症療法が中心となります。ただ、細菌感染が合併すると重症化することが予想されるため早期から抗生剤を併用し慎重に経過を追っていきます。
病児保育室も連日ヒトメタニューモウイルス感染の患児をお預かりさせて頂いております。きちんと隔離し、安静を保つことで入院が回避出来ているようです。
この流行はいつまで続くのでしょうか?
これからが本番になりそうですね。インフルエンザもまだまだ流行しているため、気の抜けない日々が続きます。皆さんも外出時はマスク着用、帰宅時の手洗い、うがいをしっかりとしていきましょう。
スギ花粉も飛び始めました。感染症に加え、アレルギーも考えながら診療する必要がありますね。どちらか判断がつかない時は早めに受診して下さいね😊
それでは良き連休をお楽しみ下さい🐹