
〝月の魔物〟。
これはブラッドボーンにおける〝月の魔物〟についての考察になります。
こうじゃねえか、ああじゃねえの、などと言ったご指摘があればどうぞ。
※注意※
現状、正直物凄く腹が立っとります(迫真
※※※
腹の立ってる理由は唯一つ。
〝月の魔物〟をニャルだと言う輩が多い事多い事。
そもそもじゃあニャルって何なんだと言う方について、以下の通り。
「様々な面で荒廃した末世に、エジプトからニャルラトホテプと言う人物が現れる夢を、ラヴクラフトは見た。
ニャルラトホテプは文明の地を訪れ、不思議な機器を組立、電気学や心理学を中心として科学について多くを語り、各地で公演を行った。
その後、ニャルラトホテプの訪れる先で平安は消え去り、人々は壮絶な悪夢に苛まれるようになる。
余りに恐ろしい内容に、若干の手直しと、地球の終末を描き、ニャルラトホテプを蕃神達の魂魄にして使者とする最終章を書き加える程。
猶、ある神話においては古き神――旧神の封印を免れた唯一の邪神とされ、また地の精の一柱として、火の精の首領であるクトゥグァと敵対している。
千とも言われる多くの化身を持つ事で知られ、輝くトラペゾヘドロンを通じて召喚される『闇をさまようもの』の姿や、ニャルラトホテプの地球上の棲みかと言われる米国ウイスコンシン州のリック湖の周りにあるンガイの森に現れる『夜の吠ゆるもの』と呼ばれる不定形の姿、また古代エジプトにおいて『無貌の神』と崇拝された黒い無貌のスフィンクスの姿などがある。
正しく〝混沌〟と呼ぶに相応しい変幻ぶりであり、ニャルラトホテプを無数の存在の集合体・総称とする説もある。」
これがニャルラトホテプと言う存在である。
では〝月の魔物〟をニャルとどうして呼んではならないのか。
〝夜に吠ゆるもの〟の姿もするのだから、別に良いではないか。
否、断じて否。
何故なら、実際〝月の魔物〟ではないものの、〝月の怪物〟、ムーンビーストと称される生物が、ラヴクラフトに居るのだから。
では今度はそのムーンビーストと、月の魔物との繋がりについて考察していこう。
独立種族であり、菌類や月樹の繁茂する〝夢の国〟の月の裏側に、都市や港を築いて棲んでいる生物。灰白色のヌルヌルとした肉体はゼリー状だが、概ねガマの形をとっている。
眼はなく、短い鼻状の部分の先んいピンク色の触覚が密生している。
それこそがラブクラフトにおけるムーンビーストである。
造形はガマでこそないものの、無数の触覚じみたものを頭部から生やすブラボにおける月の魔物は、主人公がゲールマンを打倒した時に赤い月をバックに舞い降りる。
その姿はあたかも蕃神のようだが、実態はゲールマンよりも弱いのだ。
またその棲んでいる場所が〝夢の国〟の月の裏側と言うのだから、考察は殆ど的中していると言って良い。
――まぁ、考察に的中も何もないのだが……。
そもそもその〝夢の国〟と言うのは、人間が夢の中で訪れる世界であり、眠る事によって現と世界の門、浅き眠りの階段、焔の洞窟、深き眠りの門を通る事で漸入れる場所だと言う。
その性質は、地球、月、土星、更にはアルデバランやフォーマルハウトと言った天体も存在し、目覚めの世界に対応しているのだとか。
余りに謎の多い場所だが、それとは裏腹にその謎こそがこの世界の一つの魅力であるとも言われている。
夢の国には中世程度の文明を有し、目覚めの世界では見られない様々な生物が登場する。
無論、蕃神やニャル、大いなるものどもと存在し、伝説や怪異に満ちた正に夢の国だ。
此処から推測出来る通り、狩人の夢=夢の国だ。
中世程度の文明を有し、また目覚めの世界では見られない生物に出会える。
唯先程ニャルが存在するといったが、大いなるものどもを庇護しているだけに過ぎないのだとか。
そうしてそんな国に昇る月の裏側に潜んでいるものこそ、月の怪物だ。
ニャルの手先となって暗躍し、人間から購入した奴隷を従え、月や地球での活動に使っていると言うが、この奴隷と言うのは所謂プレイヤーの事だろう。
であるからこそ、月の魔物はニャルではないのだ。
と、言うより、ニャルの化身の一つに〝膨れ女〟と言うのが存在する。
もしかしたらそう、我らが人形ちゃんこそがニャルかもしれない。
そんな考察も、ありなのではなかろうか?
これはブラッドボーンにおける〝月の魔物〟についての考察になります。
こうじゃねえか、ああじゃねえの、などと言ったご指摘があればどうぞ。
※注意※
現状、正直物凄く腹が立っとります(迫真
※※※
腹の立ってる理由は唯一つ。
〝月の魔物〟をニャルだと言う輩が多い事多い事。
そもそもじゃあニャルって何なんだと言う方について、以下の通り。
「様々な面で荒廃した末世に、エジプトからニャルラトホテプと言う人物が現れる夢を、ラヴクラフトは見た。
ニャルラトホテプは文明の地を訪れ、不思議な機器を組立、電気学や心理学を中心として科学について多くを語り、各地で公演を行った。
その後、ニャルラトホテプの訪れる先で平安は消え去り、人々は壮絶な悪夢に苛まれるようになる。
余りに恐ろしい内容に、若干の手直しと、地球の終末を描き、ニャルラトホテプを蕃神達の魂魄にして使者とする最終章を書き加える程。
猶、ある神話においては古き神――旧神の封印を免れた唯一の邪神とされ、また地の精の一柱として、火の精の首領であるクトゥグァと敵対している。
千とも言われる多くの化身を持つ事で知られ、輝くトラペゾヘドロンを通じて召喚される『闇をさまようもの』の姿や、ニャルラトホテプの地球上の棲みかと言われる米国ウイスコンシン州のリック湖の周りにあるンガイの森に現れる『夜の吠ゆるもの』と呼ばれる不定形の姿、また古代エジプトにおいて『無貌の神』と崇拝された黒い無貌のスフィンクスの姿などがある。
正しく〝混沌〟と呼ぶに相応しい変幻ぶりであり、ニャルラトホテプを無数の存在の集合体・総称とする説もある。」
これがニャルラトホテプと言う存在である。
では〝月の魔物〟をニャルとどうして呼んではならないのか。
〝夜に吠ゆるもの〟の姿もするのだから、別に良いではないか。
否、断じて否。
何故なら、実際〝月の魔物〟ではないものの、〝月の怪物〟、ムーンビーストと称される生物が、ラヴクラフトに居るのだから。
では今度はそのムーンビーストと、月の魔物との繋がりについて考察していこう。
独立種族であり、菌類や月樹の繁茂する〝夢の国〟の月の裏側に、都市や港を築いて棲んでいる生物。灰白色のヌルヌルとした肉体はゼリー状だが、概ねガマの形をとっている。
眼はなく、短い鼻状の部分の先んいピンク色の触覚が密生している。
それこそがラブクラフトにおけるムーンビーストである。
造形はガマでこそないものの、無数の触覚じみたものを頭部から生やすブラボにおける月の魔物は、主人公がゲールマンを打倒した時に赤い月をバックに舞い降りる。
その姿はあたかも蕃神のようだが、実態はゲールマンよりも弱いのだ。
またその棲んでいる場所が〝夢の国〟の月の裏側と言うのだから、考察は殆ど的中していると言って良い。
――まぁ、考察に的中も何もないのだが……。
そもそもその〝夢の国〟と言うのは、人間が夢の中で訪れる世界であり、眠る事によって現と世界の門、浅き眠りの階段、焔の洞窟、深き眠りの門を通る事で漸入れる場所だと言う。
その性質は、地球、月、土星、更にはアルデバランやフォーマルハウトと言った天体も存在し、目覚めの世界に対応しているのだとか。
余りに謎の多い場所だが、それとは裏腹にその謎こそがこの世界の一つの魅力であるとも言われている。
夢の国には中世程度の文明を有し、目覚めの世界では見られない様々な生物が登場する。
無論、蕃神やニャル、大いなるものどもと存在し、伝説や怪異に満ちた正に夢の国だ。
此処から推測出来る通り、狩人の夢=夢の国だ。
中世程度の文明を有し、また目覚めの世界では見られない生物に出会える。
唯先程ニャルが存在するといったが、大いなるものどもを庇護しているだけに過ぎないのだとか。
そうしてそんな国に昇る月の裏側に潜んでいるものこそ、月の怪物だ。
ニャルの手先となって暗躍し、人間から購入した奴隷を従え、月や地球での活動に使っていると言うが、この奴隷と言うのは所謂プレイヤーの事だろう。
であるからこそ、月の魔物はニャルではないのだ。
と、言うより、ニャルの化身の一つに〝膨れ女〟と言うのが存在する。
もしかしたらそう、我らが人形ちゃんこそがニャルかもしれない。
そんな考察も、ありなのではなかろうか?
こっちも腹が立っただけだから今更見てないだろうが無視してくれ。