
今日の1年生の総合の時間に、ゲストティチャーとして和田翔さんに来ていただきました。厳木町の皆さん、保護者の皆さん和田さんを知っていますか?
和田さんは、『地域おこし協力隊』事業の隊員募集で一昨年10月に東京から佐賀に移り住んで、外から見た“厳木町”という新たな視点で意欲的に、地域に密着した活動を行っておられます。(買い物弱者対策、特産品開発支援、まちづくり活動支援など)
過疎化・高齢化が進んで近くに商店がなくなり、日常的な買い物が困難な人たちのために「旧本山小学校」で道の駅の商品をインターネットで生中継し、利用者の注文を聞いて、届けるサービスを考案。だれもが買い物を楽しめる環境づくりを進めておられます。
今日は、厳木町の若手商店主らが、地元の隠れた名所を紹介するマップを作られています。水墨画で表現した「厳木絵図」。長年親しまれたお好み焼き屋や再生した森など地元に愛されている11カ所を盛り込まれています。それを使いながら、「厳木の魅力と悩み」「10年後の厳木の未来について考える」として意見発表会を行いました。「人が少ないのも魅力」「何もないことも魅力では」「旧本山小に図書館を作ったら」「厳木のゆるキャラを作ろう」など意見に感心しました。厳木町の子どもは、厳木のことを考えています。和田さんみたいな人が、厳木町にもおられると思います。みなさんが「厳木町をもっと元気」と動き出す厳木町ももっと魅力的な町になると考えさせられた授業でした。