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有明のりが採れるまで

2023-01-23 11:14:18 | グルメ
有明のりが採れるまで
有明のりが採れるまで 
美味しい海苔を育んでくれる有明海 
 
のり網を張るための支柱を立てる、厳しく、辛い作業から始まります。 
海苔養殖は、海の農業です。 
海苔養殖は江戸時代から始まっていますが、その頃はまだ種をまくというところまではいたっておらず、自然任せのもので種場と呼ばれる海域に網を張り、海苔が付着して成長してくれるのを待つといったものでした。それが昭和20年半ばに海苔の種(糸状体といいます)を、人間が網に付着させる技術が出来たことで養殖が広がっていきました。
これが農業と同じく種まきです。
海苔は病気に弱く、海苔以外の海藻アオサなどとの生存競争にもとても弱いのです。そのため干出(かんしゅつ)と言って、一日のうちに何時間か網を海中から上げて太陽に当てます。
それで海苔は丈夫になり、病原菌や他の海藻の胞子も死ぬのです。毎日のきめ細かな世話が海苔の善し悪しを決めることになります。
これが苗を育てるです。
今では滅多に見られなくなった干出を続けています。
そして収穫!海苔はお茶と同じように伸びた芽を摘んでいきます。
有明の風では一番初めに摘んだ初摘み海苔を漁師熟練の焼き加減で皆様にお届けします。
まだ、途中に色んな作業がありますが、記載を省きます。
のりは日中太陽光線を受けて、濃ゆい赤みを帯びたアミノ酸をたくさん含んだ柔らかくて、甘みのあるのりに育ちます。
のりの芽が15cm~20cmに育ったら収穫します。
収穫作業風景です。
真冬の厳しい寒さの中、潮の干満に合わせて早朝摘み取り作業が行われます。
有明海の綺麗な夕日です。
九州ものづくり王国で販売中の『初摘み』有明のりセット商品 





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