忍び寄る不況～会社を去る～

あの日はまだ薄暗い早朝の揺れとピアノの上のメトロノームが滑り落ち、外を
みました。静まり返っていて、すぐにT.Vをつけ余震に震えました。暫くして、
ニュースが流れ、それでも平常どおり職場へ・・・
衣裳部屋の棚は斜めに歪み、それでも余震の中いつもどおり着付けを済ませ
みんなを送り出し、ひび割れたガラス戸や、現場のセットのガラスにもひびが
入りここは一面のガラス張りステージのため修理が必要
危険ということで、ここのイベントは中止。揺れはたびたび続いていました。
高速が中断、観光客、修学旅行等全て中断されました。
ここから、不況は始まったように思います。
やがて、我が事務所（かなり黒字だったのですが）この黒字をそのまた
上の事務所存続のために吸収されることになったのです。
リストラ的なことが始まり、勢力争いがありました。
人減らし、自分を守るための地下活動・・・
いろんな修羅場をみてきました。リスラとはこういうものなのですね。
一家を支える大黒柱でなくて、まだ私はましですが、色々な思いも
ありこの職場を去ることに即決。
あっさり辞めました。
明日からの生活・・・どうにかなるでしょう～
失業保険も（会社側の非が認められ）即いただけました。
女一人どうするのでしょう～（別の私が考えています）