先週末ですが、見頃が続いている京都府立植物園のばら園でバラを観賞していると……
上の写真のディスティニーという品種のそばに、バラらしからぬ姿が……
ぱっと見はセンニンソウに見え、突拍子もなく植えられた感じだったので、ちょっとびっくりしました。ただ、ばら園にはクレマチスが混植された花壇もあり、センニンソウだと花期が違うので、おそらくクレマチスの一種だろうと思いましたが、ネームプレートもついておらず、この時期に咲くクレマチスにどのような品種があるか調べてみました。すると、クレマチス・アーマンディという品種が該当しそうなのですが、これがそうなのかちょっと自信がありません。センニンソウは花弁に見える萼が4枚ですが、クレマチス・アーマンディは4〜6枚と一定していないようです。この写真のクレマチスも花によって4〜6枚とばらつきがありましたので、おそらく間違いないと思うのですが……
クレマチス・アーマンディ(Clematis Armandii)は、中国原産の常緑つる性の花木で、原種系クレマチスのひとつです。フランス人宣教師で博物学者のアルマン・ダヴィド(Armand David)神父によって発見されたため、種小名は神父のファーストネームからつけられています。このアルマン・ダヴィド神父ですが、宣教師として中国に派遣されましたが、中国の植物や動物をヨーロッパに紹介しています。植物ではハンカチノキ(Davidia involucrata;属名はダヴィド神父のファミリーネームから)もそうですし、動物ではジャイアントパンダの存在をヨーロッパに紹介しています。
上の写真のディスティニーという品種のそばに、バラらしからぬ姿が……
ぱっと見はセンニンソウに見え、突拍子もなく植えられた感じだったので、ちょっとびっくりしました。ただ、ばら園にはクレマチスが混植された花壇もあり、センニンソウだと花期が違うので、おそらくクレマチスの一種だろうと思いましたが、ネームプレートもついておらず、この時期に咲くクレマチスにどのような品種があるか調べてみました。すると、クレマチス・アーマンディという品種が該当しそうなのですが、これがそうなのかちょっと自信がありません。センニンソウは花弁に見える萼が4枚ですが、クレマチス・アーマンディは4〜6枚と一定していないようです。この写真のクレマチスも花によって4〜6枚とばらつきがありましたので、おそらく間違いないと思うのですが……
クレマチス・アーマンディ(Clematis Armandii)は、中国原産の常緑つる性の花木で、原種系クレマチスのひとつです。フランス人宣教師で博物学者のアルマン・ダヴィド(Armand David)神父によって発見されたため、種小名は神父のファーストネームからつけられています。このアルマン・ダヴィド神父ですが、宣教師として中国に派遣されましたが、中国の植物や動物をヨーロッパに紹介しています。植物ではハンカチノキ(Davidia involucrata;属名はダヴィド神父のファミリーネームから)もそうですし、動物ではジャイアントパンダの存在をヨーロッパに紹介しています。