走るのは嫌いじゃないけどすきでもない

京都市内をぼちぼちと走っています。
走り続けてますが、大好きで走っていませんのでお気楽ラン中心です。

京見峠→持越峠→雲ケ畑

2018年08月06日 | 日記
7月半ばから夏風邪をひいた中、そのうち治るだろうと走っていたら治る気配がないので、
後半はラン休。7月は200kmいけそうだったが結局160kmちょっとで終わってしまった。

そしてそのままラン休は続き気付けばもう8月も5日が経過。でも走る気が起きない。
暑いし長い距離は走りたくない、けど走らないと。涼しいところを求めればもれなく急な坂が付いてくる。
なんて色々と考えながらとりあえず京見峠にゆっくりと行くことに。

しんどくて気乗りしないけど、京見峠まで行くと体もほぐれてきたので折り返さず先に進むことに。
京見峠を超えて家まで帰ろうと思うと、高雄方面へ抜けて仁和寺方面から帰宅するか、雲ケ畑に抜けて鴨川を南下するかの2通りのコースを選択できる。

高雄方面へ抜けた方が、観光地であることもありもし撃沈した時に公共交通機関で帰宅しやすいので高雄方面へ抜けたいが、仁和寺からギラギラの朝日を食らって帰ることになる。
雲ケ畑方面へ抜けると、民家も人通りも少なく、携帯も電波の入らないところも有り、撃沈した時に地獄を見る。
というか見た事がある。

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数年前、雪の降る日、痛風明けに何故かいきなりロングをしようと思い立ち以前からGooglemapで調べていた京見峠からぐるっとまわるルートを目指して出発。
京見峠を抜けていくと雪が10cmほど積もっている。携帯で道を確認しながら行くがイマイチ道が分からず、分かれ道でまず違う方向へ。間違いに2kmほどいったところで気付き道を戻り正しい道を走り続ける。
走り続けているとそのうちに道が無くなる。たまたま雪の日に外に出てきていた地元の人に道を聞くとやはり間違っていた。「あんたどこいくんや!?」と言われ雲ケ畑へ抜けたいと伝えると、驚きの声と共に「峠一つ越えなあかんで!」と衝撃の一言…。けっこうな降雪で道が分からなくなっていたので見落としていた。

お礼を言って走り出すが、飲み物もない、足も冷たい、体力もない、極めつけに地図を見すぎて峠の途中で電池切れ。不安と体力の限界と戦いながらとにかく進む。
雲ケ畑を走る京都バスのバス停があったので、それをヒントに家路に向かって進んでいるのか停留所ごとに確認しながら進む。歩いたり走ったりを繰り返し、時間も分からないまま進むとふといつも走っている、雲ケ畑とクリーンセンターの分かれ道へ出て命が救われたと安堵。しかしその後も歩くのもやっとの状態。少しでも歩く距離を短縮しようと最後は西賀茂車庫からバスにのって何とか帰宅出来たのでした。
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そんなことがあったのでルートはバッチリ。分かれ道の少し前にある自販機でアクエリを購入。
ちなみに京見峠の入口にある然林房という旅館付近からここまで10kmほど自販機はないのでここは貴重な給水スポット。高雄方面へ抜ける場合は6~7km、雲ケ畑を抜ける場合は10kmほど自販機はない。



分かれ道を真弓地区の方へ行き、その先の持越峠に抜ける道を見落とさないように気をつけながら走るが、けっこうな距離があった。数年前は必死だったので分からなかったが案内もきっちりとあった。





持越峠は京見峠がホームをしているだけあって、思ったより短くゆるい坂で難なく登りきれた。
この持越峠でやっと一人ランナーとすれ違った。峠は自転車に乗る人はたくさんいるのでさみしくはない。
峠をのぼりきってからの下りがこれまた思っていたよりも長い。
途中で熊出没の掲示、何と一週間前でしかも子熊連れと危険なパターン。北区で一ヶ月前に目撃情報が多発していてそれが落ち着いたと思っていたけどまだまだ注意が必要。



以前途中で携帯の電源が切れたのでキョリ測でだいたいどのくらいの距離かを大まかに見て23kmくらいと思ってたけど雲ケ畑を抜けた時点で22km…。少しだけ歩きは入ったけども今回は無事に自分の足で帰宅出来た。
一応リベンジ達成ということで満足。熊は怖いけども気が向いたらまた行ってみよう。


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