
本日聴いたのはこの1枚。聴く前に、ジャケット眺めて首を傾げる。ゴジラが(もとい、ゴングジラが)左手に銅鑼(ゴング)掴んで右手に撥持って咆哮している。そしてその銅鑼には「
苦」の文字。
普通、銅鑼に書いてある文字は宝永とか泰平とか、どちらかというと能天気な漢字なのに、ただ一文字
苦とはこれいかに。よく観ればそれを見上げる兄ちゃんの背中にもでかでかと苦、手前の女性のイヤリングも苦。アルバムの題名は
SUFFER。何がそんなに苦なんだろう。
聴けば判るかと思い聴き始めて最初の1曲でえ?と思った。
バンド名が変わっているのだし、あたりまえといえばあたりまえなんだけれど、全然違っている。
ゴングはかっこいいしオシャレだと思っていたけれど、ゴングジラはゴングとは全く違う方向にとってもオシャレになっていた。
ええええええー、いや、これはこれでかっこいくて好きだけど、でも、あのゴングの…。
4曲目に収録されたGONGZILLA'S DILEMMAを聴いたところで、なんとなく「苦」が判ったような気になる。
勝手に気になっているだけだから、本人達に訊いたら全然見当違いかもしれないけれど。
最後の2曲で、なんとなくゴングの匂いがした。
4曲目で判った気になった「苦」に対しての解釈は、案外当たってるかもしれないと思った。