ちからをぬいて気楽にいきたい

たま~に本や映画の感想,雑感を書き記してますが,よく長期で留守にしています。

病院にて。

2006年10月29日 | Weblog
先日、ちょっと具合が悪くなり近所の病院に行った。
ところがその個人病院で診察を受けた結果、ここでは詳しい検査ができないため、総合病院を紹介するので改めて検査を受けてくださいと言われた。

紹介状を書いてもらい、内心ドキドキしながら総合病院へ行った。
いざ診察室に入ると女医の先生だった。
僕からの話を聞いたあと、受付するときに渡していた紹介状に見入った先生の表情が一瞬にして曇り、明らかに動揺している様子が伝わってきた。
心配になった僕はその紹介状に目をやった。
独語だろうか。僕にはそこに何が書いてあるのかさっぱりわからない。
じつは重い病気で、そのことが僕にわからないように書かれてあるのだろうか・・・

しばらくの沈黙のあと、先生が重い口を開いた。
「・・・何が書いてあるのかさっぱり読めないわ~!ハハハ~」

え、え~~!?
僕は聞いた。
「というと?どういうことでしょうか?それは何語で書かれてあるんでしょうか?」

先生は答えた。
「日本語ですよ。でもこの先生の字が達筆すぎて何を書いているのかさっぱりわからないんですよ~。ホホホ~~♪」

一瞬にして肩の力が抜けた僕は「へ~そうなんですか~は~」と答えることしかできなかった。

最後に付け加えると、診断結果は「問題なし」でした。

自分を見つめる②

2006年10月23日 | Weblog
ちょっと前に「自分を見つめる①」なんてタイトルで記事を書いたのだが、その後パート②をずるずると書いていなかった。

ふだんから自分のことをグズだと自覚している。
実際どんなグズかといえば、嫌なこと、やりたくないことは後回しにして、ぎりぎりになったところでやっと腰をあげてばたばたとやってしまう。よく言えば短期集中型だが、実際のところ前倒しでやっておけば楽なのになあといつも後悔してしまう。
まあ、グズだとはいっても、仕事上ではそんな悠長なことでは許されないので、なるだけ自分の短所が表に出ないようにしているつもりだ。しかし生まれつきのものはなかなか治らないものかもしれない。

そんな僕が読んだ本が「どんなグズもなおる本」(著者:斉藤茂太。通称モタ先生)。

要旨は、e-HONでの紹介ページの文章をそのまま引用すると次のようになる。

「出掛けにバタバタする「遅刻グズ」、空白の時間が多い「ボーッとグズ」、何をするにも時間がかかる「のろまグズ」、やる気を失った「マンネリグズ」、冴えない顔の「疲労グズ」、チャンスを生かせない「及び腰グズ」。グズにもいろいろあるけれど、こころの名医モタさんが、グズのタイプ別に分析・アドバイス。」

で、実際の僕はというと。
いつも出掛けにバタバタしているし、たまにボーッとしているし、あまりチャンスが生かせてないかも。etc・・・

で、読んだ成果だがどうだろうか。
ちょっとした工夫と気の持ちようで、決断力が生まれ、時間を有効に使えるように少しは改善されただろうか。いや、まだまだかなあ。

ここで白状すると、ブログのネタにはしてみたが、じつは本に書いてあった内容はほとんど忘れてしまった(トホホ)。もう一度読み直してみようかな^^;

やはり鋭い。

2006年10月19日 | Weblog
8時頃帰宅しシャワーを浴びて、それからまずはビール!(うまい~)
そんなときに妻から電話が。

妻「今どこにいるの?」
僕「え?家に帰っているよ」
妻「ほんと~?」
僕「え?なんで?なんか疑っている?」
妻「電話がなかったから・・・」

(あ、そうか。今夜はまだ電話していなかった)

ほとんど毎日僕の方から妻に電話しているのに、今夜はなぜかまだ電話していなかった。

僕「もう電話した気になってビール飲んでいた^^;」
妻「かかってない!」
僕「そうだよね。かけてないもんね。ははは~」

それから話を続けてみると、妻は、なぜか僕が酒を飲みに行っていると疑っていたようだ。まじめに帰宅しているのにあらぬ疑いをかけられてしまった。これも日頃の行いがよくないからか(トホホ・・・)

ここでハタと思い出してしまった!
このあいだ会社の同僚と飲みに行ったときに、行きつけの飲み屋さんで今度の木曜日にまた来る約束をさせられてしまっていたのだ。
わざわざ材料を買ってきて晩ご飯を作ってくれると言っていた。

どうしよう~

やはり妻の勘は鋭いというべきか。

チキンラーメン&フタつき白いどんぶりセットを買った。

2006年10月17日 | Weblog
きょうコンビニでチキンラーメン&フタつき白いどんぶりセットを売っていた。
なかなか便利そうなので買ってしまった!2セット
チキンラーメン1個とひよこちゃんのフタつきどんぶりでワンセットとなっている。
けっこうでかい箱だったので持って帰るのが大変だった

で、今夜の夕食はもちろんチキンラーメン。
しかしひよこちゃんのどんぶりを洗うのがなんとなく面倒だったので、普通のラーメン丼で食べた
もちろん凹みに卵をのせて

インスタントラーメンの夕食は、作るのも後片付けも楽なところがグッド

獲物

2006年10月16日 | Weblog
昼休み、会社の近くの公園でベンチに座り、約束をしていた友人を待ちながらのんびりと昼食のサンドイッチを食べていた。

他のベンチでも、仲間で昼食をとる人たちがちらほら。

青い空、白い雲、透き通った空気。
秋っていいなあ。
こんな日は、ビール片手にどこかをあてもなく旅するのもいいかもしれないなあ。

とりとめもなく考えごとをしていた・・・と、そのときだ!

目の前を一陣の風が通りすぎた!ひゅ!
その瞬間、手に持っていたサンドイッチが地面にポロリ・・・
視線のはしから黒い物体が空に遠ざかっていく。

な、なんだ!
僕は黒い物体を目で追った。

とんびだ!!

とんびは一度高く舞い上がりくるりと輪をかいて、ビルの屋上に着地した。
そして、こちらのことなど気にするでもなくどこかよそを見ている。

しばらく呆然としていたが、ふと我に返り地面に落ちたサンドイッチを見た。すると、中にぎゅっと詰まっていたサンドイッチの中身が少ししか残っていない。とんびはピンポイントで、サンドイッチの中身を奪い去っていったのだ。

びっくりした。まさに神業だ。僕には少しも触れることなく、サンドイッチの一番美味しそうなところを持っていたのだ。とんび、恐るべしだ(と感心している場合ではなかったかもしれないが)。

落ちたサンドイッチをそのままにして、また飛んで来ないかとしばらく待っていたのだが、そんな僕を尻目にとんびはビルのかなたに飛び去って行った。


※最近、とんびの被害が多くなっていることを次のサイトで知った。怪我をしなくて本当によかったです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%93

義母と妻と3人で。

2006年10月15日 | Weblog
きょうの昼食は、義母と妻と3人で外食。
行きつけの鮨屋が休みで中華料理屋さんへ。

義母が、妻がいない平日の食事はちゃんととっているのかと僕に尋ねた。

「はい、何とか・・・。でも、妻がいるときは帰ったら夕食を作ってくれているのが当たり前だったんですが、今は自分で買い物して夕食作って後片付けしてと、けっこう大変です」と答えた。

そこからここぞとばかり、義母と妻の2人からの集中攻撃!
「食事を作ってもらっているときはなんとも思っていなくても、妻のありがたさがやっとわかったでしょう~」
「食べてるときも、おいしいとも言わずに食べてるし~」

「は、はい~、やっとわかりました。ほんとにありがたいことでした~~」と答えるのが精一杯。いやはやなんとも参りました(汗)。

しかし、こうして3人で他愛ない会話をしている時間は貴重で楽しいひとときだ。

そんな食事もあっという間にすぎ、義母からはお小遣いまでもらい(自分はかなりのいい年なんだけど、いまだにお小遣いやお年玉をもらっている^^;)、帰宅の途についたのだった。

今夜の夕食(2006.10.12)

2006年10月12日 | 料理・食べ歩き
今夜の夕食、カップラーメン^^;

残業で遅く帰宅し、ビールを飲んでいるうちに何となく億劫になりカップヌードルに至る^^;

食材はいっぱいあったのにね。
なははは~、だんだんグータラになっていくのだ^^;
(というか元々グータラな性格ではあるけれど)

昨夜は職場で誘われ飲み会。
散財しました。
そのうえきょうは二日酔い。
あ~だめだ、だめだ!
こんな暮らしでは~。

何やってるんだろ、僕って。

残念!!

2006年10月12日 | 文学
今年のノーベル文学賞が今夜発表された。村上春樹、受賞せず。

昨年までの2年間、チェコの「フランツ・カフカ賞」受賞者がノーベル文学賞を受賞していることから、今年同賞受賞の村上春樹が日本のマスコミの中でノーベル賞受賞の有力候補となっていたのだ。

受賞を楽しみにしていたのだが、残念だけどしょうがない。

といっても僕は村上春樹初心者で、Yahooの掲示板で教えてもらい、今年初めて村上春樹の本を読んだ。最初の本は「風の歌を聴け」。

それから好きになり何冊か読みすすめてきたんだけど、好きは好きだけど難しい。読めば読むほど難しい。まあ、それだけに読みがいがあるのだけど。

今読んでいるのは「中国行きのスロウ・ボート」。村上春樹初の短編集。短編7編が収録されているが、最初の短編「中国行きのスロウ・ボート」で早々何度も読み返している。だって難しいんだもんね。まあ、こんな何遍も読み返したくなるような作家に出会えたことがこれまでなかったので嬉しくもある。

これだと思える解釈にたどりついたら、このブログでまた改めて書き記してみたい。小説の解釈は人それぞれのところもあるかと思うが、作家が訴えたい絶対的なものがあると思う。こんな苦しむんだったら、学生の頃、もうちょっと現国の授業を真剣に勉強しておくんだったと思う。

夜のピクニック

2006年10月11日 | 文学
『夜のピクニック』によって、原作者恩田陸は読者に何を訴えたかったのか?
・・・なんて難しいことは考えないほうがいいだろう。
ただ、この本を読んで、自らが体験した、または体験し得なかった青春のノスタルジーにひたる。それで十分ではないだろうか。

主人公の2人、甲田貴子と西脇融は同じ高校の同じクラスの異母兄弟。
それは2人が共有する秘密。学校のみんなは誰も知らない・・・。
そんな特異なシチュエーションで物語は始まる。

ただ単純に歩行祭を語るのではない。
作者は、ほろ苦い調味料を随所随所で用い、物語の登場人物たちは絶妙の味加減を奏でる。それぞれが持つ個性が、淡々と進む歩行祭のなかでざわざわと波打ち衝突しながら輝きを放つ。

物語の最後に訪れる透明で爽やかな読了感。
なんべん読んでも過ぎ去りし青春の日々に対して新鮮な気持ちが湧いてくる。

そんな物語がこの秋、映画となった。

二回、観た。
一度目、かすかな失望感を覚えた。
原作の良さが十分に描かれていないようだ。
各登場人物たちの繊細で青い波間に揺れ動く微妙な感覚が描かれていないような気がした。
しかし・・・
二度目、一度目とは違う感覚を持った。

よかったんじゃないか。

主人公2人を取り巻く親友、クラスメートの描き方は十分ではなかった。
妙なところでおちゃらけている面が見受けられた。
しかし、そのようないろんな不満な面を補ってしまう映画だったような気がする。
いやそんな欠点にみえたものでさえ、映画ならではの良さと感じられた。

映画は映画なりの描き方で登場人物たちを描いていた。
一度目では気づくことができなかった歩行祭の細かな描写がリアルでよかった。
そう、もう一つの物語の主人公、夜のピクニック(歩行祭)が十二分に描き切れていた。

大きな波のような1000人を超える夜のピクニック。
スクリーンを観るだけで体験できた。劇場で観ながらにして夜のピクニックに参加していた。それだけでもこの映画を観た価値はあったと思う。

ゴールで見せる甲田貴子の涙、それがこの映画の全てを表していた。
観る側が遠いかなたに失ってしまった青春の輝き、苦しみ、切なさ、そんな様々なものが凝縮された涙だったように思えた。

映画を十分に楽しむためには、原作はもちろんのこと、『図書館の海』に収録されている『ピクニックの準備』、そしてさらにできるならDVD『ピクニックの準備』も観ることをお勧めしておきたい。

今夜の夕食(2006.10.10)

2006年10月11日 | 料理・食べ歩き
今夜(というか正確には昨夜)は焼き肉定食風の晩ご飯。
牛肉とほうれん草に「焼き肉のたれ」を絡めフライパンで炒めた。
そして昨夜と同じアジの開き。

ちょっと野菜が不足していると思い、後から野菜ジュースを飲む。

今週は今のところ自炊が続いている。

それにしても僕のブログって、ちょっと所帯じみているよなあ^^;


松任谷由実 THE LAST WEDNESDAY TOUR 2006

2006年10月10日 | 音楽
今夜WOWOWでユーミンのコンサートが放送された。

たまたま8時前に番組欄を見たら、8時から放送開始となっていたため慌てて録画セット。しかし、掃除をしたり夕食を作ったりしながらだけど、けっきょく全部通して観てしまった。

WOWOWのプログラムガイドによると、夏や海のイメージの連鎖によって生まれた5月リリースのニューアルバム『A GIRL IN SUMMER』にちなんで、ステージのセットは夏らしさたっぷり。かつては賑わっていたが、現在は寂れたビーチという舞台設定により展開されるライブ。ユーミンの音楽で現在と過去を旅する構成になっているとのこと。

とてもよかった。
ユーミンはいつまでたっても若いです。素敵でした。
2時間があっというまでした。

新しい歌はもちろんだけど、初期の頃の歌もとても新鮮に聞こえた。
バンドやバックコーラス、バックダンサーたちと一体となったステージは、思わず観ているこちらまで踊り出したくなるような楽しい雰囲気。

観客席の真ん中に設置されたステージでの歌もアットホームな感じでよかった。

数年前シャングリラⅡのコンサートを観に行ったことがあったが、今回のようなシンプルな歌中心のコンサートのほうがいいような気がした。

ユーミンのあのスタイルと軽い身のこなし。
ふだんよっぽど鍛えているにちがいない。
歌も年々うまくなっているような気がする。

ユーミンはいつまでたってもやっぱりいいなあ。

今夜の夕食(2006.10.09)

2006年10月09日 | 料理・食べ歩き
今夜の夕食は、アジの開きとひらすの刺身、そして青汁。
料理としてはまったくの手抜き^^;

刺身とアジは近所の魚屋で買った。
刺身はその場で捌いてもらったものなので新鮮で美味しかった。

今週は簡単でいいから、できるだけ自宅で夕食を食べたいものだ。
がんばるぞ~。

今夜は炒めもの

2006年10月03日 | 料理・食べ歩き
せっかく作ったんで、今夜も夕食の写真をアップしておこう^^;

牛肉とピーマンとキャベツの炒めもの、
冷や奴(うえにのせているのは削りぶし)、
ジャコとワカメのスープ(インスタント)。

料理といっても、単純に煮るか炒めるか焼くか・・・
手の込んだ料理はまったく作れない。
まあでも、自分で作ったものは美味しく感じる^^

明日から、メジャーリーグはディビジョンシリーズ!
松井秀喜の試合をゆっくりテレビ観戦したいところだけどそうもいかない。
今度の土曜の試合(3戦目)を余裕でテレビ観戦できるよう、初戦、2戦目と松井秀喜の大活躍で勝利してほしい!

・・・でもやっぱり日曜日も試合を観てみたい。1勝1敗で土日連勝がベストかな。
もちろん松井秀喜は全試合フル出場して欲しい。


そのお味は?

2006年10月02日 | Weblog
今夜も煮物をつくった。
材料は、インゲン豆、ほうれん草、厚揚げ、タケノコ、ちくわ。
味はまあまあだったが、ちょっと醤油を入れすぎて味が濃かった。

きょうは所用で休暇をとった。
用事を済ませたあと、昨日このブログで話題にした『夜のピクニック』を映画館で観た。

平日の映画館の入場者は10名たらず。
とてものびのび観ることができた。

帰宅して、先日届いたばかりのDVD『ピクニックの準備』を観た。
これは、ピクニック前日の各登場人物たちの行動をオムニバス形式で描いたもの。

映画を観て一言・・・「高校時代に戻りたい」
先週、中学時代の同級生2人と食事会をして思い出話に盛り上がったばかりなのだが、中学時代、高校時代、今振り返ると苦しいこともけっこうあったが2度と経験できない貴重な時間だったなあ・・・

映画を観たちゃんとした感想は、そのうち時間の余裕があるときに書くことがあるかもしれない(書かないかもしれないけど^^;)・・・料理の味にたとえると、ちょっと薄味気味だったかな?

マスコミ(テレビ)は・・・

2006年10月02日 | テレビ
ディープインパクトが3着。
勝負は紙一重に思えた。もうちょっと展開が違っていたら・・・
ずぶの素人なのに思い切って書くと、もうちょっと後ろの方からいっていればとも思えた。でもこればっかりは結果論だ(しかもど素人の)。馬の状態や性格、微妙な勝負のあやがあったのだろう。武豊とディープで負けたのなら、残念だけどしょうがない。

それにしても、今回もまたテレビは騒ぎすぎだ。
今年のワールドカップのときみたいに。

レース前、ディープの特集番組を組んだNHK・・・それって勝負に勝ってから放送したほうがよかったんじゃないか。
日曜の昼間、現地からのレポーターは「ディープは勝ちます!」なんて力強く断言していたが、その根拠はなんだったのか。勝負に絶対はありえないと思う。
敗因は負担重量の差だとテレビ中継で言っていたが、前もってそこらもふまえて冷静な報道をしてほしいものだ。実際、土曜日に目にしたスポーツ新聞ではそれに触れた記事もあった。しかも過去10回のうち8回が3歳馬の優勝というではないか。

1つ疑問なのは、凱旋門賞ってそんな権威のあるレースなのか?
たった8頭立てでそのうち6頭はフランスの馬だというではないか。考えようによっては、フランス(地元)のローカルのG1レースだともいえるのではないか。これではフランスの競馬が世界一だと、日本のマスコミが認めているように思えてしまう。英国にだってアメリカだって古くからの由緒あるレースはあるだろうし。日本にもまだ歴史は浅いがジャパンカップがある。

でも負けは負け、なんか悔しい。来年ぜひリベンジしてほしい。
ディープ、がんばれ!武豊、がんばれ!!

・・・でも、とりあえずはおつかれさまです。