銀行からの案内によると、復興特別税が来年2013年1月1日から預金利息に2,1%課税されるそうです。
復興特別税は、所得税・法人税・住民税が対象となり、25年間課税されます。
復興予算の使われ方を見てると、徴収された税金もどうなるか分かったものではありません。
それでも、政治を見れば八方ふさがりでどうしようもないように思えます。
社会保障費の増加やデフレの影響など財政が改善されない理由は多々あると思いますが、予算は減るどころか増える一方です。普通の会社や一般家庭なら、歳出を抑える事を一番最初に行うと思うのですが、なんやかんや理由をつけて借金を増やしお金を使う事ばかりに夢中になっているようです。
重要な予算でもお金がないのだから、切り捨てなければならないはずです。現状維持はできないと思います。国民生活の質も下がるだろうし、国民負担も増えるし、雇用も改善されないでしょうが、このままの状態が続けば、スペインと同じ状況になることはそんなに難しい予測ではないと思います。手に負えなくなってからでは遅いです。スペインは、失業率が25%、若者に至っては50%です。日本の失業率は4%台ですから、どれだけひどい状況かこの数字だけでも理解できると思います。
しかし、国民もそんなに危機感を持っていないからなのか、政治は混迷するばかりです。
日本国の光明は、いつ見られるのか?
失われた20年から30年に向けてまっしぐらなのか?
ちょっと気になるな~