今朝見ていたテレビである市長さんが言っていた。番組の行った政治に関するアンケートの内容が、無駄が多い・将来不安・政治不信などの答えに対し、市長は、今更何を言っているのか。政治を変えるチャンスは過去に何度もあったはず、政治家を批判する前に国民も反省し変わらなければならない趣旨の事を言った。テレビで発言するには勇気が要るだろうに良く言ったものである。
このブログでも何回か書いていると思うが、自分の責任は問わず、すべて政治家が悪いとする考えが、現在の政治や社会を作った側面もあることは確かだと思う。
政治家には手を上げただけではなれない。選挙で選ばれなければならない。しかし、選ぶ側の国民が政治家と同じ穴のムジナでは、国民にとって良い社会が作られるはずも無く、それを批判するのも滑稽である。
オラが県、市、町、村、オラが家、俺のために良い政治家を選択しているようでは、将来も期待は持てないだろう。
昨今はそんな選択基準で選ぶ人も減っているのだろうが、政治の結果を見れば何も変わっていない。
政治家を判断するためには、その政治家が当選後何をしたか、そして結果はどうなったかが一番大事だと思う。
選挙中は将来の良いことを言い並べて連呼するのが常であるが、そんなことは誰でも言えることである。マスコミもそれを取り上げ実現の可能性を糾弾したりしている。
一般企業のトップは、昨今の不可抗力的な不況でも責任を取って辞任しているが、政治家はそんなことはしない。つい最近でも100年安心の年金制度も1年で崩壊しているし、消費税の2%アップも社会保障の安定が目的だったはずなのだが、不安定さを増すばかりである。誰か責任をとっただろうか。これまで延々とこの繰り返しをしてきている。もううんざりである。
首相の座を投げ捨てた政治家、国民から支持を得られなかった首相、官僚の言いなりだった大臣などなど、ま現在も政治家を続けている訳である。
でも、しょうがないのである。責任を取らない政治家を選んでいるのは、われわれ国民なのだから・・・。
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