HOME>2009年3月>自民党「国民政治協会」への献金はいいの?
小沢一郎議員の献金問題で秘書が起訴された。便宜を図ったり献金を違法に使用したり着服したりすれば問題だが、今のところ抜け穴だらけの法律に問題がありそうである。
と言うのも、議員個人ではなく自民党の政治団体「国民政治協会」には、問題の西松建設はもちろんゼネコンやあらゆる業種の上場企業が献金している。元自民党で現在国民新党の議員によれば、国民政治協会への献金は、議員を指定する事ができて事実上迂回献金となっていると言っている。昨年は30億円もの巨額な献金があったそうである。小沢議員秘書逮捕の例によれば、国民政治協会の人たちが秘書の立場と同じ構図になり、二階堂議員のみならずこちらも調査してしかるべきであると思う。法律を作るのが政治家の仕事だが、議員を縛る法律は甘くなるのは当然だ。政治に金がかかるのなら、国民政治協会のような組織を国が作って、そこで企業献金を受け付けて議員の数で割った金額を議員に直接支給する、政党交付金ならぬ議員交付金にしたらどうだろうか。そうなれば企業献金は減ることになるだろう。外国では社会の一員である企業が献金するのは当たり前だとする国民性もあるらしいが、現在の日本では無理だろう。結局、税金と個人献金で政治活動をするしかないのだと思うが、貧乏人でも政治家への道を歩めるようなシステムにして欲しいものである。。
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