フライフィッシング時々車中泊(TheForestWorld)

フライフィッシング好きで、車中泊仕様に改良した車で、車中泊をしながら各地を転々としながら温泉巡りもしているおやじです

木曽ヤマトイワナ(長野県木曽川水系)

2011年09月09日 | 長野県釣行

3月11日の東日本大震災、7月末の新潟・福島豪雨、9月の台風12号における集中豪雨と大きな災害に見舞われ続けた半年でした。

台風12号については、恒例の南アルプス源流釣行日程に重なってしまい、豪雨のため林道バスは9月1日より運休するは、宿泊予定だった山小屋周辺は相当な増水だった模様で、中止を余儀なくされてしまいました。

本日も林道バスが運行していれば南アルプス源流に行こうと思っていたのですが、9月8日時点で運休していたので、比較的台風12号の影響が少なかった木曽川水系を選択した次第です。林道バスですが9月9日始発から運行を再開したようです。

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木曽の渓は事前情報どおり平水(若干多いかな)でしたが、朝から小雨模様です。雨だから寒いかと思いきや、吹く風は生暖かく蒸し暑い日でした。

朝一番、前回木曽ヤマトイワナを釣り上げた渓でフッキングした白っぽい木曽ヤマトイワナです。養殖放流物かもしれません。

「ド・ド・ド・ド」と轟音を立てながら渓沿いの林道を大型トラックが上って行きます。暫くすると杉丸太を満載して下りてきました。上流部で杉林の伐採をしているようです。林道を走る大型トラックにより、渓から林道までの距離が判断でき、楽に脱渓することができました。傾斜はきつかったですが・・・。もう少し上流に行けば渓と林道の高低差がなくなると思います。

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昼頃から青空が見えてきました。水温と気温の差が大きいのでしょう、川霧が立ち込めて幻想的な景色です。

昼過ぎに入渓した渓でフッキングした黒っぽい木曽ヤマトイワナです。勇ましい顔付の雄です。一抱えほどの岩の陰に付いていました。この渓、過去4度は貧果だったのですが、本日はどうしたことでしょう、今まで反応の無かった入渓直後のプールで最初の渓魚(ニッコウイワナ)がフッキングしてくれました。秋になり活性が高まってきたのでしょうか。

この渓は元々放流はされていないそうで、居着きの木曽ヤマトイワナの渓だったのだそうですが、本流で放流されたニッコウイワナが上ってきて交配によるハイブリッド化が急速に進んでいるようですね。

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何度も食い損ねて5度目にフッキングしたハイブリッドです。

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対岸の護岸の底がエグレていたので、エグレスレスレを流すと底から急浮上した渓魚がFlyをガップリ。やはりエグレに隠れていましたね。色白な雌の木曽ヤマトイワナ(ハイブリッドかな?)でした。

絶対的生息数が少ない中、狙った場所から良型の渓魚が釣れたことで、満足のゆく一日でした。

今シーズンも残り僅か。後、釣行できるのは1~2回でしょうか。

PENTAX OptioW60


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