オレ「一体どうなってるんだ!90億も投資したんだぞ!何ひとつタイトル獲れてねぇじゃねぇか!!しかも、6億の赤字出してんじゃねぇか!いいか、JAPANの川淵って野郎は2006年W杯ドイツ大会で惨敗したジーコJAPANの総括をやらなかったらしいが、オレは徹底的にやるぞ!!」
失意に終わった2010-2011シーズン。トレントCalのクラブハウスでは強化担当部長、広報部長ら各部長が召集され、緊急会議が行われていた。
オレ「ウチはミランやインテルみたいな金持ちじゃねぇんだぞ!今タイトル獲れなきゃいつ獲るんだ?このままいったらフィオレンティーナみたいに破産してしまうぞ!」
強化担当部長「確かにウチは人身売買、」
オレ「(強化部長をにらみつける)」
強化担当部長「失礼、選手の移籍金でもってますからね。今年はまったく売れませんでした。移籍金が高騰してるって新聞に出てましたから、そのせいですかね?」
オレ「そういや今年は強化部長の顔をあまりみなかったな、、、。っておまえの仕事は移籍金の入金にオレのとこくるだけじゃねぇかよ!」
強化担当部長「出金の時も行きますよ。それに選手の入団会見とかもやってますって。それより隣のじいさん、、、いえ、広報部長がさっきから泣いてるんスですけど。」
広報部長「ワシが、ワシがみんなわるいんじゃ(泣)今年の人気出しPRに失敗してもうたんじゃ、、、。」
オレ「って人気出しPRもプロモーション活動も今まで成功したことねぇじゃねえか!1億投資してるんだぞ!毎年泣いてんじゃねぇよ!!」
広報部長「ワシが、ワシが、ウェッ、グェッ(泣)」
営業部長「長袖ユニフォームも売れ残っちゃいましたね。サプライヤー変えたのがまずかったかもしれないです。」
オレ「ユニフォームを毎年デザインしてるのはオレだっつーの。」
施設管理部長「ひとこといってもいいですか?」
オレ「なんだ?っておまえ広報部長よりも出番少ないな。」
施設管理部長「ええ(苦笑)。でもこっちに何も投資してくれないから出番ないんですよ。」
オレ「うっ、、、(気まずいなぁ)。」
施設管理部長「スタジアムは小さいし、練習グランドは狭いし、照明ないし。お隣(FCトレント)のエストデーラにもバカにされるし。」
オレ「ったく何であいつは勝手にオフィスに入ってくるんだ?呼んだ覚えねぇぞ!」
施設管理部長「まあ、お隣はさておき、ウチの規模からすれば選手たちは文句言わずによくやってると思いますよ。」
強化担当部長「そーですよ。エストデーラはビッグバン・コンツェルンの御曹司。一方ウチは人身売買業、、、いえ、サッカーだけですらかね。」
オレ「、、、。確かによくやってるかもね(急にトーンダウン)。」
強化担当部長「ってことで来年は施設にも投資するってことでがんばりましょう。」
オレ「、、、そだね。」
強化担当部長「とりあえずブアデス監督は契約切れますし、責任を執ってやめてもらうってことで。」
秘書「あの、ちょっといいですか?」
オレ「何?」
秘書「私辞めたいんですけど。」
全員「ダメ!!(だって経理部以外に秘書しか女いないもん)」
秘書「そこまで私を買ってくれるんですね。私がんばります!」
まんま日本サッカー協会じゃん。ってことでトレントCalはいままで通りがんばります。