ネット環境を整えるのに
食器棚の中身を出して掃除しました。
建築士さんが設計し家具職人さんが造作した食器棚は
ケーブルが壁の中を通って立上がります。
ガラスは家具屋さんに教えてもらいながら
私が真鍮釘を打って嵌め、塗装も一部
ここでオイルフィニッシュした記憶が。
家族を見守ってきた思い出深い食器棚。
しばらく使ってなかったゴブレットに
次男が小さい頃入れたと思われるお煎餅、
ワイングラスの中には長男が思春期に
パンチして割れたガラスの破片が。
ガラスは直ぐに修復してもらいましたが
1枚だけ柄の大きさが違っています。
その日から腫物が落ちたように
何かが変わった長男もそろそろ一人暮らしで
どの食器を持たせようかななんて考えると
朝から感慨深くて胸がいっぱいになりました。
人の手で作られたものだから
永く大切に使うことができます。
そんな仕事ができるって、いいなぁ。