クシノカンバン

『櫛の看板』
いろんなものを作って
いろんなことを楽しんでいます。

DANCE ARCHIVES in Japan

2014-06-10 00:16:45 | 日記

ダンス・アーカイブス in JAPAN

ー未来への扉ー a Door to the Future

 

新国立劇場で娘と観てきました。

 

娘のコンテンポラリーの師、妻木律子さんが

伊藤道朗氏のピチカットを演じました。

5、6年前にNHKで観て衝撃的だった映像

見たことないような身体の動き

モノトーンの光と影を表すスクリーン…



娘に習わせたのも、その映像の印象が強く

自身が見てみたかったからかもしれません。

途中“フッ”と出演者の息遣いが聞こえ

私も息をのみました。



明治時代に西洋のバレエやダンスが入ってきて

約100年。

先駆者達が創作した作品や振り付けを

現代の舞踏家が踊り繋いで行く…

You tubeなどなかった時代の作品は

どれが正しいかではなく

見る側が何かを感じとる

それでいいのだと思います。



ストラヴィンスキーの「春の祭典」では

二台のピアノの伴奏と

二人のダンサーのほとばしる汗

展開に驚いた舞台の仕掛け…

全てに圧倒され感動しました。



娘にずっと踊り続けてほしいなぁ。

そしてあんな素敵な舞台、見てみたいなぁ。



おまけ画像はルミネで一目惚れした

「ヘミングス」のプレート。

ちょっと「アラビア」っぽい、でも

なんとなく日本のテイスト。

            

一枚一枚人の手で絵付けされた銅板印刷は

微妙に色の出方が違います。

そんなところに味わいがあったりします。

こんなものが好みの私です。