G.D.M

それは...George Douglas McFly

遊びのルール(9)

2011-09-08 07:36:51 | ルール

長くなりもうしたが、今の自分にちょっと言い聞かせておきたいと書き出した。
ちっちゃな黒鯛だが連釣にいい気になっているから、遠征での無理な竿出しにつながったのであり、そういや今年前半の波乗りはそんな日が多かった。
で、結局行くのがおっくうになっているのも「自分のせい」なのである。
そして、最悪なのは、「遊び」への意欲が失せた分が仕事にまわってこないということだ。
遊びもおっくうだし、仕事もおっくう。
そんな具合につながってしまうものなのか?
そこは私にはわからないが、やっぱり仕事はダメにできないので、仕事の邪魔をしない遊び方・・・も少し欲を言うと「仕事の役に立つような遊び方」ぐらいだとものすごく喜ばしいのだ。
あえて自分に言い聞かせたい。
今の私にとって遊びとは、仕事の邪魔をしないもの、仕事の邪魔にならない程度のもの、つまりは無駄に時間を使ってはいけないもの、であるはずなので、収獲なさそうな時には「行ってはいけない」とブレーキをかけられるぐらいの方が楽しみも持続するような気がする。
何もあせることはない。
今日がダメなら明日があるし、今月がダメなら来月があるし、今年がダメなら来年がある。
遊び如きと言ってはなんだが、「あせって」「熱くなりすぎて」ダメにしてしまうのは、結局なんでも一緒なのかもしれない。

ま、基本「波がなければ海には行かない」「釣れそうになければ竿を出さない」を戒めにすることだ。
それはけっして「挑戦をやめる」という消極的な決定などではなく、「無意味なことに時間を浪費せず、もっと他に有意義なことを探せ」という警告だと思って。

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遊びのルール(8)

2011-09-08 07:36:26 | ルール
せっかくの休日であっても疲れ果てているときもあり、そんな休日は何もできなくて一日を無駄に過ごしてしまうこともたしかにある。
が、だからといって釣りや波乗りに出かけることが良いことかと言えばそうではないと思うべき・・・という話だ。
たしかに以前は毎週遊びに出かけるのが当たり前で、家の中でじくじく過ごしたりしているのは「もったいない過ごし方」だと決め付けていた。
が、そこには冷静さが足りなかったようで、行ってもしゃーないような日に出かけるのを肯定するような言い訳をわざわざ見つけるぐらいなら、「やーめた」として身辺整理でもしていた方が、うんとその後のためにもなることは少なくないのだ。

いろいろな理由で、ずっと遊びから遠ざかっており、復活しはじめたのは実は昨年からなのだが、「遊びに行くこと」への警戒心も強く、「無駄なりそうな状況」には非常に慎重になっていた。
なので結果として「行ってよかった」という日を増やしたのだが、今年はついつい「海が見れるだけでもいい・・・」「ダイエットになるからいい・・・」などとこじつけのような理由を見つけて海に出かけているので、正直イマイチだし、波乗りに出かけること自体に無駄と無理を感じている。
で、そこからの釣りで、時間的負担も少なく、せっかく大満足しそうだったのに、この遠征での失敗は、遠征が悪いのではなく、あきらめきれなくなっていた自分の気持ちが生んだ失敗だ。
で、こうなると釣りもストレスになるどころか仕事にも尾を引いてしまって、何もいいことはない。
早く帰ってサウナでも行っていた方がスッキリしたことだろう。
それだけのことなのだ。
だから「遊び」というのであって、これ以上に「遊び」を大事にすると人生ダメにするよという警告のようなものなのかもしれない。
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遊びのルール(7)

2011-09-08 07:35:58 | ルール
とまあ、ここまでは自慢げに自分の理論を披露しているが、あきらかな失敗もある。
先日の遠征だ。
正直あんな状況では釣れるわけがないし、外洋に面した堤防でできなきゃ可能性はほとんどないと自分でも思っていた。
・・・のに無理くりにでも竿を出し、疲れ果てて帰ってきて、遅くから飲み始めて・・・と悪い連鎖に陥ったのは、全ては「やめときゃよかった」からだ。

遊びをやめるというと「ネガティブ」の烙印を押したがる人が居るが、それを否定したいのはここまで書いてきたとおりだし、遊びに行かなきゃ「それだけの時間」が手に入ることになり、決して悪いことばかりではなく冷静に見たときにはどっちがポジティブかもわかったもんじゃない。
なので、所詮遊びが如きを「やーめた」を消極的ととらえる必要はないものだ。
が、日本人はマジメというか、遊びにまでマジメというか、「やめる」という決断を勝手に情けないもののように思うのだろう。
だから遊びでも「決めた以上は決行する」なんて熱くなってしまうようなのだが、そんな意欲があるならそれは仕事で実践すればいいことだ。
とわかっているのにやっぱり熱くなっているのだろう。
せっかくのチャンス・・・と荒れた外洋を尻目に港内のショボい場所でオッサンが一人ゴンズイを掛けている・・・という情けない現実を作り出し、精神的にも疲れ果てて帰路に着く様は、自分が「やーめた」と出来なかったからであろう。
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遊びのルール(6)

2011-09-08 07:35:23 | ルール
釣りも波乗りも悪くない。
波乗りのダイエット効果もあるだろう。
が、所詮は「遊び」なのである。
ストレスの発散にはなっても、私の生活を潤わしてはくれないのだ。
はっきり言って金にならないから。
この現実はわきまえるべきなのだ。
「世の中金金金って金の亡者みたいなことを・・・」なんていう言い草にそそのかされてはいけない。
子供も奥さんも養っていかなければならない私は「遊び」で食わせていくことができるはずがないのだ。
金が全てではないと思いたいが、残念ながら金が無いとできないことも多い現実から逃げることもできないのだ。
だから「仕事優先」というのだが、甘いかもしれないが、そればかりでは息も詰まってしまうだろうと・・・だからたまの遊びは許されるだろうと・・・
いや、「たま」でなくても仕事の支障にならなければ、遊ぶことによってさらに仕事に意欲が持てるなら、そりゃあ別に遊ぶこと自体が悪いわけでもないのだが・・・
それこそ「遊ぶこと」が頭の中の中心になりすぎると、まわりが見えないというか、自分の置かれている状況も見えなくなるというか、結局が雪の無いゲレンデでスキーをするが如く、波の無い海でサーフィンをし、魚の居ない海で竿を出している・・・という周りから見たら非常にこっけいな光景を「熱く語っている」ことになるのだろう。
その違和感に少し気がつき始めたということなのだろうか?
出足の良かった私の波乗りは7月を境に休止となり、ハイシーズンとも言える8月を「休止」で過ごした。
それも不思議なほどに後悔はない。
仕事が忙しかったからだ。
無理して行こうと思えば行けたのだが、仕事を犠牲にするまで無理する理由が見つからなかったので行かなかっただけのことである。
なので本来ならここんところの連続釣行は一日ぐらい波乗りに当てるべきなのだろうが、別にそんなところを平均化する必要もない。
「波乗りの状況よりも釣りに向いている」から釣りでいいのだろうし、そもそも近場の釣りと波乗りじゃあ時間的負担が全く違う。
極端に言えばこのあたりの釣りはゴルフの打ちっぱなしか、パチンコ程度で、少なくとも家族の買い物に付き合うより短い時間で済む。
つまりは負担も少ないわけで、そりゃあ今の私には大助かりってところなのだ。
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遊びのルール(5)

2011-09-08 07:34:55 | ルール
どんだけ暇だろうと、「波がないから海には行かない」が正解なのである。
「釣れそうにないから釣りには行かない」が正解なのである。
極端に言って、休みの日がそういう状況で続けば一年間波乗りもできないし、釣りもできないことなろうが、それが自然だからしゃーないのである。
そして、けっこうそんなことにもならないもんだ。
余分な日に惰性で出かけてしまうから、本当に良い日に行けなかったりしているのである。
いわゆるハマる人間はハマり続けるというやつで、暇だからという理由でだらしなく遊んでいるとそうなりやすい、いやそうなると言い聞かせたい。

実際昨年の私はもっと忙しかったのだが、だから余計に海に行ける時間ができた時でも波が無ければ行かなかった。
そして積極的に休息に当てた。
・・・の結果良い波に当たったことも多くけっこう満足し、今年も早い時期にデビューし、やる気を継続した。
・・・が、今年はそのやる気を継続しなければ・・・という思いにかられてけっこう前半無理をした。
いわゆる「波が無いのはわかっているけど、今度いつ行けるかわからないから」という波乗りを増やした。
いや正確に言うと波乗りをダイエットにも利用していたので「波が無いのはわかっているけど痩せるためには無理やりにでも暇を見つけて海に出かけようと」していた。
で、正直帰ってからの仕事にいらつくことも増えていた。
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