地方公務員の 日々淡々

地方公務員の私が日々の出来事や思ったことをづっていきます。なお、一応フィクションです。

12月16日(月)

2013-12-17 | ニュース雑感
 打ち合わせをしたり資料を作ったり、それなりに忙しくなってきてはいるが、定時で予定通り退社。寝つきが悪く1時半就寝。

 北朝鮮の張成沢の処刑の件。辛坊治郎氏がラジオ番組の「ズーム」で解説があった。結局のところは「今の北朝鮮の内情は、たぶん誰にも分からない」との事。
 別のニュースでは、張成沢系の貿易関係者100人余りが姿を消す、との記事もあった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131215-00000007-cnippou-kr
 どこまで本当かは分からないが、張成沢が中国とのパイプが強い人物との話はあるし、辛坊治郎氏も経済関係での中国との話は金正恩よりもの張成沢が受けていたらしいと言っていたので、中国でお金を作って北朝鮮に送るという作業をやっていた人間がいたことは想像に難くない。
 また、辛坊治郎は金正恩にとって張成沢が目の上のたんこぶだったので粛清した、と説明した上で、金正恩がスターリンのように恐怖で国内を安定させる政治を行う可能性があると言っていた。この場合、金正恩がある程度、力を持っている、という事になる。一方で、軍部が張成沢を追い詰めた、とも説明しており、この場合、金正恩がゴーを出したのか、軍部の動きを認めざるを得なかったか、で判断が異なる。
 その他、ネットを漁っていると、軍が先行して動いているとの説を上げている人も多い。
 気になるのは、今後中国がどう動くか。辛坊治郎氏もラジオで言っていたが、北朝鮮は中国とアメリカ陣営との緩衝地帯的な意味があり、北朝鮮がつぶれると、それが韓国の北上であれアメリカの上陸であれ中国の南下であれ、いずれにせよ中国と米韓が国境を陸地で接する事になる。緩衝地帯を維持したいのであれば、北朝鮮の体勢を維持するために内政に干渉してくる事は十分にありえる。北朝鮮は中国に、特に経済的に非常に頼っており、中国の考え一つで金正恩の追放も可能なくらいの影響力は中国が持っているはずである。
 いずれにせよ、そのような中国とのパイプを粛清してしまった(中国も知らないうちに進んだ、との説も)のだから、北朝鮮のやっている事がいかに不可解であるか。このような国に生まれなくて良かった、という感想は事実だが、わが国をこのような国にしないよう努力する必要がある。そういう意味では反面教師でもある。