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東京オリンピック マラソン会場揉めていますね...

2019年10月31日 21時16分59秒 | Weblog

猪瀬直樹元都知事が五輪招致でついた「温暖」「理想的」の嘘を問われ「プレゼンなんてそんなもん」 柳澤秀夫が怒りの反論

                                          2019.10.31 04:16

 

猪瀬直樹元都知事が五輪招致でついた「温暖」「理想的」の嘘を問われ「プレゼンなんてそんなもん」 柳澤秀夫が怒りの反論の画像1

 

東京五輪招致最終プレゼンテーション(2013/9/7)TOKYO 2020公式HPより

2020年東京五輪マラソンと競歩について、国際オリンピック委員会(IOC)がコースを東京から札幌に移すことを提案した問題。 最終決定に向けきのうから3日間の予定で調整委員会の協議が行われている。が、IOCは決定事項だと言い、小池百合子東京都知事は徹底抗戦の構え。明日11月1日は、IOCのジョン・コーツ調整委員長と森喜朗・組織委会長が会見をすることになっているが、開催地や費用をめぐって依然紛糾している。

 そんななか、猪瀬直樹・元東京都知事が、30日放送の『大下容子ワイド!スクランブル』(テレビ朝日)に生出演し、とんでもない無責任発言を口にした。

 猪瀬元都知事といえば、東京五輪を招致したときの東京都知事。本サイトで以前から繰り返し指摘してきたように、そもそも、こんな事態になったのは、東京五輪招致委員会が招致の際に、嘘をついたせいだ。

 オリンピック招致の際につくられた「立候補ファイル(日本語版)」のなかにある「2020年東京大会の理想的な日程」という項目にはこのように記されていた。

〈この時期の天候は晴れる日が多く、且つ温暖であるため、アスリートが最高の状態でパフォーマンスを発揮できる理想的な気候である〉

 あの猛暑のなかで開催するというのに、「温暖」「理想的」という信じがたい大嘘をついて招致したのである。いわば、猪瀬元都知事は、酷暑問題を引き起こした張本人、元凶のひとりだ。のこのこ出てきて、どんな釈明をするのかと思っていたら、想像を上回る上から目線の暴論を連発した。

「僕が都知事だったらこういうことは起きていません。IOCとの交渉を普段からもっと緻密に、緊密に行っていたと思います」 「そもそもは新国立競技場はザハ・ハディドさん(の設計)だったわけで、屋根があってもちろんクーラーが効いていることが前提なんですね。もちろんマラソンは外に出ますよ。しかしほとんどの競技は室内で行われる。設備のあるところで行われるのを前提に夏の招致を勝ち取っている。ですからマラソンだけは外に出ますが、暑さ対策は今やることであって、急に変更になりましたというのは日常的にIOCと東京開催についてのコミュニケーションをきちんと行っていれば、いきなりこういうふうに、決まったと伝えますよということにはならない」

 ザハ・ハディド案のままだったらクーラーが効いているって。なんの釈明にもなっていないだろう。問題になっているマラソンや競歩はそもそも屋外競技だし、「マラソンだけは外に出ますが」というが、屋外で行われている競技はマラソン以外にも競歩、トライアスロン、水泳オープンウォーター、馬術、サッカーゴルフなど多数ある。現にマラソン以外の競技からも、開催時間や開催会場の変更を要望する声は出ている。

 マラソンはじめ屋外競技が大問題になっているのに、「ほとんどの競技は室内で行われる」「クーラーが効いていることが前提」とあまりにトンチンカンなことを、上から目線で強弁するのだ。

「温暖」「理想的」の嘘に、猪瀬は「ははは。そのくらい。そんなもんでしょ」

  あまりの無責任ぶりに呆れ果てるが、猪瀬元知事の暴言はこれでは終わらなかった。スタジオで、立候補ファイルの問題の記述〈この時期の天候は晴れる日が多く、且つ温暖であるため、アスリートが最高の状態でパフォーマンスを発揮できる理想的な気候である〉が紹介され、コメンテーターの杉村太蔵が「温暖」(英語版ではmild and sunny)という表現について、「温暖ではなく酷暑、嘘をついて招致したのでは」と突っ込むと、猪瀬氏はこう言い放ったのだ。

「夏の温度は出してあると思います。mild and sunnyと書いてあるの? ハハハ。それは、そのくらい。プレゼンテーションってそんなもんでしょ」

 笑いながら、「プレゼンテーションなんて嘘つくもの」と開き直ったのである。

 その後も「夏に開催するのは当たり前なんで」「国立競技場もエアコンが全部入っていることが前提なんで、マラソンといくつかは外に出るよ。でも基本的には各競技場は全部空調効いているわけですよ。近代的設備で乗り越えられることができるという確信に基づいてプレゼンテーションをしているわけで。全然問題にならないわけです」と、“クーラーが効いている”論を、主張し続ける。

 こうした猪瀬氏の開き直った態度に憤り、反論したのがコメンテーターを務める元NHK解説委員の柳澤秀夫氏だった。

「さきほどプレゼンテーションはそんなものだとおっしゃいましたが、われわれ国民はプレゼンテーションでアピールされたことは事実だと受け取るんじゃないでしょうかね。温暖と表現されたことが、現実に酷暑だという部分はかなりの乖離があると思うんですよ。それを“そんなものだ”と言われると、われわれこれから、今後こういうシチュエーションに直面したときに、プレゼンテーションの中身をどう受け止めたらいいかという大きい疑問が残ってしまうんですね」

 それでも猪瀬氏は「東京開催をするんだという強い決意のもとで招致している。マラソンは暑いところでやれば日本選手は強いだろうというのも頭にあるわけですから。冬の東京マラソンだと外国選手が必ず優勝しちゃうんでね。夏オリンピックで、日本人選手っていうのは暑いところに強いという認識があったから、それは別に疑問に思ってませんよ」と、酷暑のほうが日本選手は有利だなどとまたも、筋違いの話を持ち出して強弁し続ける。

 あげく、スポーツに親しむことで健康寿命がのびて、医療費が削減できるなどと、自分の招致がいかに素晴らしかったか延々と手柄自慢する始末だった。

猪瀬直樹の詭弁に柳澤秀夫が「復興五輪も『そんなもの』だったのか」と怒りの反論

 しかし、この日の柳澤氏はこんな詭弁にまったくひるまなかった。逆に「僕は東日本大震災被災地のひとつ、福島の出身」として、猪瀬氏に対してこんな本質的な問いかけを行なった。

「招致のときのプレゼンテーションで「復興五輪」ということを明確に打ち出していましたよね。(中略)でも、復興五輪という言葉すら、もう希薄になってしまっていることに対して。猪瀬さんがおっしゃった、プレゼンテーションというのはそんなものだと言われてしまうとですね、あの言葉にひとつの期待をしていた国民の一人からすると、そんなものなのかなと残念に感じてしまう。おっしゃったんですよ。温暖だと言わないと招致できないからって、酷暑なのに。プレゼンテーションというのはそんなものだとさっきおっしゃった」

「温暖」だけでなく、「復興五輪」という大義名分も、単なる招致のための嘘だったのではないか。そう訴えたのだ。

 柳澤氏がこう言うのも、当然だろう。招致段階では東日本大震災からの復興をテーマとした「復興五輪」という大義が掲げられていたが、いまではそのテーマは完全に忘れ去られている。

 経済効果重視と五輪至上主義の結果、「復興五輪」どころか、オリンピックは復興を妨げる原因ともなっている。五輪関連の建設ラッシュなどのせいで労務単価が上がり、東京の工事費は高騰しているからだ。

 2015年9月25日付毎日新聞の報道によれば、〈工事原価の水準を示す「建築費指数」(鉄筋コンクリート構造平均)は、05年平均を100とすると今年7月は116.5。東日本大震災前は100を下回っていたが、五輪決定後の13年秋から一気に上昇〉したという。挙げ句、〈復興工事が集中している被被災地では人手不足に加え、建築資材費の高止まりにより採算が合わず、公共工事の入札不調が相次〉いでいるというから、五輪開催がむしろ被災地の復興を妨げているのだ。

 復興五輪がスローガンでしかないことは、2013年、ブエノスアイレスで行われたIOC 総会の最終プレゼンで、安倍首相が福島原発事故問題について「アンダー・コントロール」と大嘘をつき、竹田恒和JOC会長(当時)は「東京と福島は250キロ離れている」と福島切り捨て発言をした時から指摘されていたが、現実はもっと酷いことになっている。

 柳澤氏といえば福島出身で、有働・イノッチ時代の『あさイチ』(NHK)でも被災地の問題を継続的に取り上げてきた人物。こうした東京五輪の被災地軽視に忸怩たる思いを持っていたのだろう。そこに、猪瀬氏が「プレゼンテーションなんてそんなもん」と、招致のためなら嘘をつくのは当然と開き直ったことで、普段温和な柳澤氏もさすがに怒りを隠しきれなかったということだろう。

「五輪招致のためなら何をやってもいい」というのが、猪瀬、JOC、招致委の本音

  しかし猪瀬氏は「10月は台風のシーズン」「マラソンが札幌になると言ってるけれども全体的に見ると大きなことではない」「東京じゃなくても暑いんだから」などと、柳澤氏の質問にまともに答えない。

 あげく、「オリンピックはいま、あたりまえにくることになっているけど、本当に東京にくるかというのが、ギリギリで勝負だったわけですよ。招致決定の前の晩は眠れないくらいだった」「だから必死になってプレゼンテーションをしたりIOCの人とコミュニケーションをとってきたわけですよ」と、招致の苦労自慢を始める始末。

 ようは、五輪招致のためなら何をやってもいい、それが当時の猪瀬氏、そしてJOC、招致委員会の姿勢だったのだ。

 こうした猪瀬氏の態度を見て改めて確信したのは、やはり東京五輪の招致などしないほうがよかった、いや、招致するべきではなかったということだ。東京五輪をめぐる様々な問題は、酷暑だけではない。膨れ上がる費用、建設現場での相次ぐ過労死、招致をめぐる不正疑惑、ボランティアブラック労働……五輪至上主義のもと看過されてきた数々の問題。これはすべて、招致の段階から始まっていたことが、猪瀬氏の発言の数々であらためて明らかになった。

 いまからでも遅くない、こんな嘘だらけの東京五輪は開催返上するべきだ。


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大坂なおみ「今季は『U』」

2019年10月31日 03時11分56秒 | LIFE

gooニュース   2019/10/30 09:33                


棄権を発表した大坂なおみ 画像提供:ゲッティイメージズ 女子プロテニス協会のWTAは29日に公式サイトで、資生堂WTAファイナルズ・深セン(中国/深セン、室内ハード)に第3シードで出場した大坂なおみが右肩の負傷により棄権すると発表した。
女子プロテニス協会のWTA公式サイトには、大坂のコメントが掲載されており「最終戦の棄権は2度目で、理想的なものではない。前回棄権した時は少なくともプレーできた。途中棄権だった。いいプレーができていたと思っていたから悔しい。本当にここで勝ちたかった」と悔しさを語った。
大坂は27日に行われた予選ラウンドロピンで第6シードのP・クヴィトバ(チェコ)をフルセットで破っていた。
今シーズン、大坂は全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で四大大会2勝目をあげた。その後は勝利に恵まれない時期が続くも、東レ パン・パシフィック・オープン(日本/大阪、ハード、WTAプレミア)とチャイナ・オープン(中国/北京、ハード、WTAプレミア・マンダトリー)で2大会連続の優勝を果たしていた。
「毎年最後の会見で今季はどうだったかと聞かれるけど、答えはいつも『1年を通してもっと安定していたい』になる。今季は『U』という感じだった。年始の全豪オープンは素晴らしかった。ヨーロッパシーズンは底辺のような感じで、アジアシーズンはまたよくなった」
「驚くことに、今年は昨年よりいいシーズンだったと思う。去年よりも今年の方が泣いていたとしても。そのようには見えなかったとしても、自分に起こっていることに変化をつける機会があった」
「自分自身に最も誇りを感じたのは全米オープン後に目標を立てたこと。アジアシーズンには目的を持っていた。シーズンをさっさと終わらせてしまうこともできた。なぜなら普段はグランドスラムのためにプレーをするから」
「でも今回はゴールがあって、アジアシーズンの大会で優勝することができた。それが今シーズンのいい出来事。ウィンブルドンは最悪だった、今までで最も気持ちが落ち込んでいた」
「正直、今はとてもハードにトレーニングをしたい。昨年のオフシーズンは全豪オープンに向けたくさんを練習した。グランドスラムには万全の状態で臨みたかったし、またそうしたい」

来季の期待を応援します。(kurotombo)

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