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 自然豊かな多摩地区、そこには歴史の宝庫の神社仏閣もありますね。

越生の神社仏閣を巡りましょう

2019-03-05 20:03:10 | 日記

古びた鳥居の奥に見えたのは

何やら立派な山門のようです。

さらに進むと、これは神殿です。

ご覧のような立て札が立っていました。龍ヶ谷熊野神社という神社でした。

説明によると、龍ヶ谷熊野神社とは入間郡越生町龍ヶ谷にあるところからついた名前のようです。龍ヶ谷熊野神社は、龍穏寺第三世住僧泰叟如康が明応元年(1492)に寺の境内鎮守として創建、龍穏寺第五六世の僧道海沙門和尚が天保15年(1844)再建したといいます。明治維新後の神仏分離令により境内を区分して村内の20社を合祀、明治5年村社となったといいます。当神社は龍穏寺の守護として天保十五年(一八四四)に創建されました。明治維新の神仏分離令により、地元の氏子に引き継がれ現在に至ります。祭神は熊野本宮大社の須佐之男命です。従って縁結びの神社でもあるのです。
 

当神社の特筆は壁画の彫刻です。彫師は群馬県山神村(現太田市)の名工、岸亦八による彫刻で、厚さ十センチ程の樫木に立体感あふれ、今にも飛び出して来そうな見事な彫刻です。本殿の背面にある古事記の神話を題材にした天照大神が天の岩屋戸から出た瞬間を彫った物で、その左右にも神話が物語として見事に彫られています。そのわきには龍が天から降りて来る様子が怖い程見事に表現されています。また、拝殿の天井に花鳥風月の絵が色鮮やかに描かれていて、作者は酒井泡一の弟子酒井泡玉による作です。神社の造りは、入母屋造り屋根は銅瓦葺で、建築様式は権現造りであり、荘厳さを現わしています。

 

 電鐙記念碑という碑がありました。この村に初めて電灯が引かれた記念に造ったものなのでしょうか?

                                                 つづく



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