+++ Coffee Time +++

虫好きのカメラ小僧の写日記

亜急性心筋梗塞(2011年01月18日)。

2011年02月05日 21時59分25秒 | 健康

13日の朝に、胸が押し潰されるような痛みを感じました。約30分後位に痛みが無くなりましたので普通に仕事をしてきました。そして、14日の朝に再び胸が押し潰されるような痛みを感じました。この時は1時間程痛みをこらえていて、流石に救急車を呼ぼうかなと思っていた時に痛みが消えました。それで、普通に仕事をして夜には飲み会にも参加してきました。

 ただ、2日間も続いて痛みを感じたので、15日はかかりつけの病院に行き診て貰うことにしました。診察の番になり、13日と14日の朝の状況を説明しました。直ぐに先生は心電図をとり、尿と血液の検査を指示しました。その時の心電図には特別変化は診られませんでした。胸の痛みは冠動脈が狭窄している可能性が有るからと、血管を拡大する薬と頓服薬としてニトロベンを新たに追加処方して貰いました。

 16日は珍しく雪が降りました。遅く起きた所為か、薬を飲み、頓服のニトロベンを持っているという安心感からか痛みを感じることも無く、雪の中で散策を行うことができました。

 17日は、バスに乗る頃から胸に違和感を感じ始めましたので、ニトロベンを舐めました。最寄り駅に着く頃には回復していました。午前中にかかりつけの病院から電話が有って、血液検査の結果が出て先生が直接話をしたいと言う内容だったそうです。

 18日は、玄関を出た時から胸に違和感を感じ始めました。バス停に向かって歩きながらニトロベンを舐めました。バスに乗っている間に痛みは無くなりました。830分になり診察の予約番号を取ろうと予約専用電話をかけましたが、中々繋がりませんでしたので直接電話をかけました。事情を説明して1030分頃には病院に行けることを話しましたら、その時間で予約を取ってくれました。

 約束の少し前に病院につき受付を済ませましたら、直ぐに呼ばれて、採血・心電図・エコー撮影を行いました。そして、暫く待ってから先生の話を聞くことができました。

15日の血液検査結果で、心臓の筋肉に異常がみられる数値が出ていたこと。今日の血液検査の結果ではその数値は正常な範囲に戻っていること。ただ、心電図に異常な波状がみられること。エコー撮影で心臓の一部が動いていないことがみられるという説明を聞き、カテーテルでは有名な病院を紹介されて、直ぐに行くように勧められました。また、追加のニトロベンと血流を良くする薬を処方して貰い、早速その血流を良くする薬を飲んで、紹介された病院に向かいました。

14時頃に病院に着き、受付を済ませましたら、かかりつけの病院から電話連絡が入っていて、直ぐに救急処置室に案内されました。そこで下着以外全て着替えさせられて、簡易心電図が取りつけられました。それ以降は車椅子で移動しながら採血・レントゲン撮影・エコー撮影と検査を行い、16時頃に担当の先生から状況説明を受けました。

「恐らく13日に最初の閉塞が起こり、その後、回復したり閉塞したりと繰り返していると想像できます。ただ、最初に心筋梗塞をおこしてから24時間以上経過しているので、病名は亜急性心筋梗塞ということになります。また、エコー撮影・レントゲン撮影・血液検査等の結果から、前面中央部分の心臓の筋肉が動いていない状況になっています。今日は、準備でき次第カテーテルを実施して冠動脈の状況をみることにします。心臓の筋肉が酸欠状態になり傷んでいる現在の状況で、閉塞部分を開通させると心臓破裂の可能性も有りますから、先ずは状況調査だけを行います。」と言う説明を受けて同意書にサインしました。

カテーテルは左手の手首から行われました。順調に作業が進み、造影剤が注入されて冠動脈の狭窄している部分が確認されました。その時点で、改めて担当医から説明が有りました。「現在99%程狭窄していてその先に血液が流れている状況なので、このまま狭窄部分を解消することにします。」と話が有りました。そして、狭窄部分が風船で膨らまされ、更にメッシュ状のステントで補強され、18時頃にカテーテルは終了しました。麻酔は左手の局部麻酔でしたので、カテーテル中の話は聞いていました。そして、終了後、隣室で直ぐに説明を聞くことが出来ました。



カテーテル中撮影された映像を見ながら説明を受けてから、面談票に図を書きながら再び状況説明を受けました。最初に治療前の冠動脈の狭窄部分の説明を受けました。中央の冠動脈の基部付近に99%狭窄の状況がみられ、その先の心臓の筋肉が痛んでいて、現在は動いていないということでした。



その後、その狭窄部分にピアノ線を通して風船で広げたそうです。そのままでは再発率が50%有るので、更にメッシュ状のステントで拡張部分を補強したそうです。そうすることで再発率が1020%になるそうです。更に、合併症として考えられるのは、1.不整脈(弱った心臓の組織から危険な不整脈が生じて突然死の可能性がある。)、2.出血(輸血で対応する。)、3.感染症(抗生剤で対応する。)、4.心不全(人工呼吸等で対応する。)、5.心破裂(時間の経過した心臓の組織が脆くなり、血圧が上がると穴があく可能性が有る。)と列記されて、1週間程入院して経過観察を行いますと説明を受け、その後、集中治療室に移動しました。

予定では、19日に100メートル歩行、20日に200メートル歩行、21日にシャワー体験と復帰プログラムが計画されていて、訓練の前後に心電図・血圧を測って訓練の状況をみて、早ければ22日か24日には退院できたのですが、19日の夕方から発熱しました。その発熱がインフルエンザに罹った所為であることが解り、復帰プログラムが中断されインフルエンザの治療が行われたため、退院は29日になりました。
[Coffee Time]


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