ドクターヘリって、
ドクヘリって略すんですね
ということで、弘前歯科医師会主催の
に、いってきました
青森県には2機ありまして飛べるのは基本的に日照時間帯(8時-17時)ー着陸ポイントが見えないと電線ひっかけてしまったり危険だ、ということなんだそうです。
そして、ドクヘリの中では救急処置はほぼ、不可能とのことです。
ひとつめに、離着陸はシートベルトが必要
ふたつめに、機体内が狭くて動きが取りづらい
みっつめが、揺れるので手元が安定しない
一度、ドクヘリ内で心肺蘇生処置して、大変だった(ご想像にお任せします)とおっしゃってました
なので、いかに早く処置できる人材と器材を現場に運ぶか、という目的のもの、で、処置は現場の救急車の中で行い、大体は救急車で病院搬送するそうです。
要請は消防署が行いますが、キーワード方式というものがあって、ドクヘリを呼ぶ判断のチェック項目があります。
ランデブーポイントといって、ドクヘリが着陸出来る場所が決められてまして、小学校の校庭とか、弘前には169ヶ所あるそうです。
着陸時は風圧がすごく、土ぼこりで大変起きちゃうので、先に消防車が散水して待っているそうです。
そして、国道の横にはありません。
『なんだなんだ?』と、ドライバーがわき見運転して事故多発してしまうから、という理由だそうです。
運行の可否を決定するのは、
CSCommunication Specialist の方で、指示に従わないとダメとのことです。
ちなみに、山脈越えたり、他県まで長距離飛行は防災ヘリを使うそうです。
山脈越えるのが厳しい、とかいう理由だけでがなく、あくまでも、管轄範囲というものらしいです。
いろんな規則の中で、命は守られているんですね。
そういえば、一番降ろされたくないのは雪の中らしいです。
その雪が堅いのか柔らかいのか
ぴょん、と降りてずぼっとはまることもあるわけです。
あるところで、雪やぶこいてたら看護師さんに
『先生、もうだめです』
と言われた先生がいらっしゃるそうです
ほんと、大変です