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弾丸ファイター・岡崎慎司選手

2009年06月04日 | サッカー日本代表
       がむしゃら岡崎ヘディング・ゴール!!
       

日本代表は圧倒的な強さで「キリンカップ」10度目の優勝を果たした。
岡田監督は「何度もいろんな人から指摘されたけれども、私は日本が得点力不足と思ったことは一度も無い」と強気の発言。
岡田ジャパンは2007年12月にスタートしましたが、事実ベルギー戦前までの得点王は、DFの中澤選手(横浜M)で、得点力不足の指摘も仕方がありません。
キリンカップで2試合連続の通算6点目のゴールを挙げたFW岡崎慎司選手(清水)が得点王となりました。
写真のゴールシーン「ボールがどこに当ったか、よく覚えていない。肩かなぁ」と首をひねって「自分の生きる道はゴールを挙げること。最近認められているという気がします」と岡崎選手は胸を張る。

兵庫県宝塚市出身。サッカーの名門・滝川二高へ進学。
当時は線が細く注目される存在でなかった。現在、神戸で強化部長を努めている黒田和生元監督が岡崎選手に言いました「君はうちの部に入らないほうがいい。とても3年になってもレギュラーになれるとは思えないから」と通告をしたそうです。
それが岡崎選手の反骨心に火をつけました。
岡崎選手も「自分もそれほどテクニックが無いことも分かっていた」と振り返ります。そこでヘディングを磨くことに。身長も高くないので相手DFを恐れずに頭から突撃するプレーに。
滝川二高では練習着に自分の名前を大きく書く決まりがあり、岡崎選手はそこに“ヘディング”と書きました。
周囲があきれるほどの練習量で、レギュラーの座を掴んだ。

昨年は所属する清水で9年ぶりのチームの日本人得点王となりました。
しかし、岡田ジャパンでレギュラーになったのは今年からです。
1月4日に長男の刀也(とうや)君が誕生しました。
「生まれたのが12時12分。ワン、ツー、ワン、ツーという時間でとても縁起が良いと思いました。きっと何か良いことがありそうだ」と岡崎選手は感じていたそうです。それが岡田ジャパンのレギュラーへの抜擢でした。

今大会から背番号が「9」番になりました。
9番といえばエースストライカーの称号です。通常背番号はマネージャーが案をもっていき、監督が決定します。
岡田監督は「どう考えても、高原以上のFWはいない」とあえて9番はMFの選手に一時的に貸し出すという形で、不振が続く高原選手の復活を待っていた。
そして結局、その背番号は同じFWの岡崎選手に渡ります。
これは岡田監督がストライカーとして認めた証拠です。かつてゴン中山選手(磐田)も「9」番を付けていました。
岡崎選手も「中山さんは目標とする選手。あの泥臭くてもゴールを決める執念が凄い」と話しています。

6日のW杯アジア最終予選のウズベキスタン戦で勝利すれば、“世界最速”で南アフリカ大会出場を決めます。そのためには岡崎選手の執念のゴールが必要です。
ただしベンチの首脳陣にしてみれば「顔面をケガしないか、ハラハラ、ドキドキする」そうです。
あるチームメイトは「いいよなぁ、お前は。鼻を骨折しても顔が変わらないから。大丈夫だよ」と冗談半分に言うと「いや、これでも人の父親なんですがね」と岡崎選手は反論しています。
ちなみに所属する清水では「朝青龍に似ているんじゃないか」とも言われているそうです。



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