くりきんとんの『自転車に乗って』

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“Every day is a new day.”

卒業式に行ってきました

2010-03-12 22:45:42 | Weblog
今日は、きんとんの地元で公立中学校の卒業式がありました。

我が家の里芋達は小学生なんですが、きんとんは地元の中学校の卒業式に行ってきました。
「なんでやねん!」とツッコむことなかれ。実はPTAの繋がりがありまして、来賓として出席したワケです。
ウチの小学校はPTA役員の立候補がほとんど出ないためにクジ引きで選ぶことが多いんですが、1年前きんとんは見事そのクジに当たっちゃったんだね。
ウチの小学校からは、二つの中学校に進学してたので、役員から二人が分担してそれぞれの担当中学校に出席しました。

まず、学校には式の30分前に到着するように案内状には書かれておりまして、筆者もちょうどいい頃合いで学校に到着した(はずだったんですが・・・)
なんと、初めてその中学校の中に入ったものですから、来賓控え室がどこにあるのか全くわかりませんでした。
「図書室って何処?管理棟ってどの建物?案内表示はどれ?この案内図って・・・よくワカラン。」
単なる保護者なら体育館に行きゃぁいいんですよ。でも・・・。
まぁ、周りの人に聞いてどうにかこうにか受付も済ませて控え室に行きました。
で、筆者はこの中学には知り合いがいないもんですから、適当に目の前の空いてた席についてお茶を頂いたんですが・・・。一応、同じテーブルの人には軽く一声かけたのよ。
「こちらのお席は(座っても)よろしいでしょうか?」って。
で、アチラも普通に「どうぞ。」って言ってくれたのよ。
でも、なんだか変!絶対に変!!
だって、同じテーブルに座っているおじさん、もとい、年配の男性の手元に封筒があって、それが結構仰々しい感じがしてたもん。しかも、目の前に座っているおばさん、もとい、年配の女性のオーラが明らかに一般人とは違う!
筆者の目の前の女性と親しげにお話してた人の顔に筆者は見覚えがありました。
「ぎゃー、コレはヤバイ。シャレにならん!!!」
イヤーな予感が見事に的中しました。
そう、筆者の目の前のオーラが違うおばさん達は、議員さんで、おまけに筆者の斜め向かいのおじさんは教育委員会のお偉いさんだったのです。
筆者はいわゆるVIP席についうっかり座ってしまったというワケです。

ぞっとして、他のテーブルを見渡すと、どうやら他の学校のPTA関係の方々が隅の方の席に座っておられましたとさ。
(コレだからアホきんとんは困るのよ でも、こうなったからにはおとなしく黙ってやり過ごすしかないなぁ)
その後、来賓の方々の肩書きとお名前の確認がありました。式で紹介してくださるからなんですが、名前を呼ばれて立ち上がったもんだから、完全に場違いなところに座ってるコトが発覚しちゃいましたとさ。
(まぁ案外、他の人はなんとも思ってないようにも思えましたが・・・果たしてドウナンダロウカ???)
でも、どうにかこうにか時間がきまして、来賓控え室を出て行くことができました。

私が行ってきた中学校は、8クラスもありました。しかも、一人一人が舞台に上がって校長先生から卒業証書を頂いておりまして。
きんとんは、小学校の頃は一人一人舞台に上がっておりましたが、中学以降は、名前を呼ばれたらその場で返事をして立ち上がり、クラス代表が舞台に上がってたんですケド。  
( ( ̄▽ ̄;) きゃーこれは長時間かかるじゃない!)

でも、親の立場にしてみたら、やはり我が子が卒業証書を受け取る姿を見たいですよね。
それでも、結構生徒さん達がサクサク動いてくれたので、そんなに長くは感じませんでした。慣れてきたら生徒さん達の姿や表情や動きなんかもしっかりと観察してたりして・・・。(なかなか面白かったです)
特に、他校のPTA会長さんが我が子の卒業式だったらしく、さりげなくデジカメを構えて来賓席から撮影されてたのには驚きました。(そんなんアリか?ならば、きんとんも小学校の卒業式で真似しちゃうぞ!)
まぁ、実に静かに落ち着いた様子でしたから、ならばアリかも知れませんね。(オイオイ)

その後、先程のお偉いさんがご挨拶されたり、生徒達の「送る言葉」や「卒業の言葉」、「卒業の歌」なんてのがありました。
「卒業の歌」は今どきですねぇ。アンジェラ・アキさんの『手紙~拝啓十五の君へ~』でした。結構微笑ましくって、この辺は普通に見てました。さすがに我が子の卒業式じゃないから泣くこともないし、冷静に見せて頂き、閉会の言葉まで無事に終わりました。

ところが・・・。式典は終わったんですが、この次に【担任の先生方への花束贈呈】というのがありました。そのとき、PTA会長さんがご挨拶された言葉があまりにも感動的で・・・。不覚にも、きんとんは泣いてしまいました。
まず、そのPTA会長さんは、来賓や教職員、保護者の方々へのお礼の言葉を述べると、次は卒業生に向かって、PTA会長という立場ではなく一人の卒業生の父親として彼らに語りかけました。親が子を思う気持ちがじわじわと心に染みてきました。
何て言われたのかは筆者の心の中に大切にしまっておきます。ここで書いてしまうと安っぽくなってしまいそうで・・・。
もう感動しました。気がつけば、関係のない筆者が何故か涙をボロボロ流しておりました。(なんでやねん!)
でも、それだけ心動かされたということでして。

イヤーあれだけ失態だらけで恥ずかしくって、一刻も早くこの場を去りたいとまで思ってたんですが・・・。最後はしっかり感動させていただきましたから善しとしよう。
「今日はいい経験できたなぁ。」って素直に思いましたから。

さて、来週はいよいよ里芋1号達の出番です。
筆者は彼らにどんな言葉を贈ろうか???
まぁ、今更取り繕っても仕方がないから、自然体で思うままに語りかけようと思います。
果たして???



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