くりきんとんの『自転車に乗って』

くりきんとんの『自転車に乗って』、 いい風を運んでいきます
“Every day is a new day.”

北風と太陽

2009-03-28 23:41:50 | Weblog
【北風と太陽】または、【飴とムチ】

物事を交渉する際には、時としてこの両方を上手く使い分けながら、コチラ側の要求を通していくようにするんだろうけど・・・。

露骨に語気を荒げるだけでは、迫力やインパクトはあっても説得力が全くないので、ただの【感情的なゴリ押し】になるし、穏やかな物言いだけだと、相手に思い(こちら側の要求)が伝わりづらいこともあります。
(相手を納得させるだけの確固たる理論と意見を持ち合わせてないと難しいですねぇ)

「相手になめられたらだめ!!」なんて意見もありそうですが、これは感情的でしかない。ヘタをすると、話を聞いてもらえなくなる。
一方で、「あなた方の気持ちや立場もわかりますよ。私達はあなたの味方です。だから、本音を教えて。」とばかりにコチラの側入ってきた人に、本音や弱み(本来、それは大人の公的な話し合いの場では決して口にしてはいけないこと)を、ついうっかり口にしようもんなら、ここ一番で、それをタテに足元をすくわれます。

相手に気を配れる人ってうらやましいですねぇ。

くりきんとんは、どちらかというと【一本木なヤツ】なんだそうです。熱くなりやすいタイプで、「コレ」と思ったらとことん思いつめて突っ走るんですが、あまりに必死すぎて周りが見えていないそうです。【頑張り屋さん】という評価は頂いたことがあります。でも、いい大人が一人で シャカリキ になっても仕方がないですね。自分一人じゃぁ何も出来ない。(というか、出来ることは限られてるんですよ)みんなで協力してやっていかないと、決して上手くいかないし、物事を回していくことは出来ない。チームワークが大切です。

【とことん頑張ること】は決して悪いことじゃないけど、周りの様子を伺い、気を配るという【心の余裕】がないと、結果的には空回りして、周りを引っかきまわしたり、時に相手を傷つけたりして、最後には、自分も周りにも【しんどさ】が残るだけに終わりそうです。一生懸命にやってきた事までも否定されて、全てがかき消されてしまうかも知れない。つまり、【やった事が正当に評価されない】ということになるんだろうなぁ。

だとすれば・・・。答えはもう出ているんですよ。

頭を冷やします。

※仲間同士でトラぶったのではなく、むしろ交渉の場で、上手くコチラの思いを伝えられず、仲間につらい思いをさせてしまいました。自分の無力や不甲斐なさが嫌になります。「誰か一人が背負い込めばいいというものではない。どうにか、負担を分け合って軽減したい。」そう思うことが、向こう側にとって【逃げ】だと思われていることが悔しいだけです。

相手にだって【思い入れ】があるんです。むしろ我々には出来ないようなことをこれまで数多くやってこられた。つらいことだってあったはずです。決して、我々に対して酷い事をされてる訳じゃない。それをこちら側が理解して、踏まえた上で、上手く協力していかないといけない。互いの思いを上手くすり合わせてやっていきたいだけです。だからこそ、お互いに熱くなるし必死なんです。その辺の心の機微がわかった上で、上手にさりげなく気配りの出来る人間になりたい。



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