うるう秒 【＋１秒】って・・・

２００９年１月１日に、【うるう秒】が入ってくるそうで・・・。

そもそも、【うるう秒】とは、【高精度な原子時計をもとに世界中で現在使っている時刻と、天体の動きに基づく旧来の時刻がずれないように補正する。ずれが０・９秒以上にならないよう１秒を加えたり、差し引いたりしている】 だそうです。

前回は、２００６年に【＋１秒】されたんですね。
３年でまた修正するなんて、かなり早い間隔だなぁと思うのは、筆者だけでしょうか？
とはいえ、３年間で、たった１秒かぁ。

２００９年１月１日、午前８時５９分５９秒の後に、【５９分６０秒】なるものが、入れられるそうです。
ＮＴＴの時報サービスでは、この【＋１秒】が、上手く調整されるようです。

記事によると、
ＮＴＴ東日本、西日本は１日午前９時の１００秒前から、時報サービスの「ピ、ピ、ピ」という秒音を１００分の１秒ずつ長くして修正する。光回線を使った電話では午前９時ちょうどの「ポーン」という音を２度鳴らすといい、担当者は「うるう秒を耳にできる貴重な機会」と話す。

だそうです。【光回線を使った電話】をお持ちの方は、この音をチェックしてみるのも面白そうですね。

でも、この話題。単に「面白い」と思う人だけではないようです。

さらに記事によると、
ＪＲ東海は、新幹線運転士らが自分の時計を合わせるのに使う各運輸所の「基準時計」を、元日の午前９時以降に速やかに調整するよう通達を出した。

　三井住友銀行は、現金自動預け払い機（ＡＴＭ）の時刻を管理するコンピューターをプログラムで自動修正する予定だが、システム故障など万が一に備え、元日から数人の社員を出勤させる。

あと、日本標準子午線が通る兵庫県明石市の市立天文科学館では、シンボルの「塔時計」の基となる親時計に、１日の朝【うるう秒】を入れるスイッチを押すために、大みそかに職員一人が出勤するそうで。

コンピューターのシステムなどが関係するお仕事の方々は、新年早々お疲れ様です。
次は、いつなんだろう。