日々徒然

どこにでもいる(と思う)毒男のごく普通(と思う)の日常

おお振りファンにお勧めしたい2冊

2008年02月08日 | まんがと本
昼イチで風呂に入ったけど、その後の理学療法リハビリ張り切ったので汗だく。
順番逆だったらよかったのに_| ̄|○
もうそろそろ、ブログのネタも底を尽きそうです。

先日、引っ越し荷物の仕分けをしたときに、「サッカーボーイ」(柴田文明/新書館・ウィングスコミックス)が出てきたので、久しぶりに再読。
Jリーグが始まる以前の90~92年にサウス、ウィングスでシリーズ掲載されたサッカーまんが。
今でこそBLすれすれの少女漫画誌のウィングスも当時は、姉妹誌のサウス(廃刊)を含めSF、ファンタジー路線でCLAMPや高河ゆんが主力作家でした。
そんなわけで、現代の現世界を扱ったリアルタイムな作品は掲載誌のカラーからは異彩を放っていましたが、大学サッカーを扱った作品ということでサッカーまんがとしてもかなり異色作でした。

サッカーまんがですが、プレーに関する描写は殆ど、いや、まったくというほどありません。
サッカーものというより、サッカーに関わる大学生たちの人間模様を描いたヒューマンドラマといった方がしっくりくるかもしれません。
15年以上前の作品なので、服装やユニフォームは当時の面影を残し古さがにじみますが、主人公やその周りの人たちの、作中の表現を借りれば「大学サッカーは一種の執行猶予期間で夢と現実の狭間」、夢=サッカーと現実の間で揺れる気持ちは時代は変わっても、変わらない気持ちだと思います。
古い作品だけど、今でもリアルタイムな作品だと思います。
マイナーで、地味な作品だけど、「いちばん好きなサッカーまんがは?」と問われたら、真っ先に名前を挙げる作品です。


もう一冊、「コンビネーション」(谷山由紀/ソノラマ文庫)も出てきたので、近いうちに再読したいと思います。
無名の高卒プロ野球選手を、6人のチームメイトと1人の少女の視点から描いた連作短編小説。
こちらもヒューマンドラマの色合いの濃い作品です。
野球ものとしてまんがまで含めるといちばん好きな作品をおお振りとどっちにするか決めかねるので(笑)、野球小説としていちばん好きな作品として挙げさせてください。

個人的にこの2冊はおお振りが好きな方にお勧めしたい作品なのですが、いずれも古い作品(コンビネーションは95年)なので絶版になっていて、古本でしか入手できないのが残念なところ。しかも部数少ないからけっこう探すのに苦労するし。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (銀七)
2008-02-08 21:48:42
http://www.geocities.jp/tokorotchi/crazytrain.htm
コレの完全翻訳版を読みたいですw
絶対ムリだけど。
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Unknown (くら太)
2008-02-09 11:13:11
銀七さん>
なんなんですか!このツッコミどころ満載な作品はwwwww
俺も完全翻訳版読みてー。
でも、出たとしてもネカフェで読んで絶対自分じゃ買わないと思うけどな。
一言感想。「このまんがは韓国版リベロの武田か!?」
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Unknown (銀七)
2008-02-09 17:37:06
男の一枚 レッドカードかもw
どっちもマイナー過ぎだ(^^;
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Unknown (くら太)
2008-02-09 17:58:15
銀七さん>
わかんないんで思わずぐぐっちゃいましたよ。
島本御大ですか。無駄に熱くて、かつトンデモそうなテイストが表紙だけでもムンムンと…w
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