デイケア利用者さんのお宅の庭に一杯「ドクダミ」が咲いていました
凄い数です
どこかの薬草会社に売りに行きたいくらいだ
「ドクダミ」は昔から薬草として広く知られていますよね
子供の頃、親からドクダミの葉を煎じたものをよく飲まされました
終戦まじかに生を受けこの世に出てきましたが、栄養が足りず虚弱体質だったのが原因です
ドクダミはやや日陰の湿った場所を好む草で、野山や空き地などいたる所で見ることができます
開花期は5~7月です
ドクダミは地下茎を伸ばし、そのところどころから地上に芽を出して群生します
葉には独特の臭気があります
この臭いの物質には、黄色ブドウ球菌や肺炎球菌、白癬菌(はくせんきん)などの細菌や、
ある種のウイルスの活動を抑える力があるそうです
また、傷口の止血等にも効果があります
身近な所にたくさん生えているドクダミは古くから民間治療薬としてさかんに用いられてきました
風邪や便秘・高血圧の予防には植物体を煎じた汁を服用し、傷・おできなどには生のままか
火であぶった葉を患部に貼ります,また風呂に入れれば冷え性に、
鼻腔に詰めれば蓄膿症に効くと、まさに万能薬です
そうです、ドクダミの別名は十薬(じゅうやく)と言います
こんなに沢山有るのに何もできない、もったいない気がします
匂いが凄いですが、それが薬効となるのですね。