清治邦章の日記

産業医、訪問診療を行っている清治邦章の日記です。
コメント、感想、苦言、苦情、
何でもどーぞ(^^)

2014年9月27 日の日記

2014-09-29 21:02:47 | 日記
今日は午前は実家の外来、午後は産業医の仕事。

午後の産業医の仕事はまたまた過重労働の面談だった。
厚労省は過重労働対策として、残業時間が多い労働者に産業医面談を課しているが、これは根本的な対策にはならない。
産業医面談をする時には残業が行われている。どんなに産業医面談をしても、残業が減らなければ、何の意味もない。

また、過労死するのは、面談を希望したり、面談の時に不満をもらす社員ではなく、面談を希望しない、残業を苦にしない社員である。

今日の面談でも疲れているが、残業の制限をされると支障が出るので、このまま残業させてほしい、と訴えられた。
だからといって、何かあれば、会社の責任は免れないのだが、体調管理のアドバイスをして面談を終えた。
何も起こらないことを、祈るばかりである。

2014年9月25 日の日記

2014-09-27 15:31:17 | 日記
今日は午前、午後と産業医の仕事。

狭心症の治療を行った後の方の復職の為の面談があった。
退院後、自宅療養しているが、時々、胸部症状があるとのこと。
「仕事、できそうですか?」と尋ねると、「自信ありません」と。

主治医からは復職可能の診断書は発行されているが、面談の後、受診して事情を説明して、延長してもらうよう話した。

やはり動脈硬化の病気は怖い。私自身、きっと動脈硬化しやすい血管だと思うので、食事、運動など、生活習慣には今後も気を付けようと思った。

2014年9月24 日の日記

2014-09-27 15:19:25 | 日記
今日は午後から産業医のしごと。

ある会社でのメンタルヘルスについての衛生講話会だった。
100名以上の方に集まって頂いたが、2時間の話を皆さんに本当に真剣に聞いて頂いた。

職場で一人一人が取り組めば、精神疾患の予防が可能だということが、しっかり伝わったと思う。

是非とも自分達の職場で生かして頂きたいと思った。

2014年9月23 日の日記

2014-09-25 21:38:39 | 日記
今日は祝日だが、訪問診療の仕事があった。
こちらは恙無く、順調にこなすことができた。

問題は産業医契約をしているある会社の人事部門からのメールである。
面談の際に記載した産業医意見書について、書き直しを命じるメールのようだった。
確認しているが、こんなに非常識なことはない。

一般的に会社は産業医に専門家としての意見を求めていると認識している。
その意見について、訂正を要求するような、会社があることが信じられない。

またこれも一般的な常識だが、産業医の意見には強制力はない。

産業医はこのようなことを理解しながら、意見を述べていかなければならない。

私はプライドを持って産業医の仕事をしている。意見書も責任を持って書いているつもりである。
そんな中で訂正を強要されるなどということは、私の中ではあってはならないことだと思っている。

これからも、プライドと責任感を持って、仕事をしていこうと思う。