朝9時に入院。
糖尿病を見てもらっている先生には低血糖を回避するために、
前日のランタスを減らすこと、&朝のラピッドを減らすこと、とのアドバイスを受けていた。術中に血糖値200狙いで行ってくださいって。
くも「オーケー。200狙いね。楽勝。」
そうだよな、術中低血糖は勘弁してくれ。
前日のランタスは半分の8単位に。朝の血糖値は148。やっぱり少し高いな。
気にせず、パンを食べてラピッド打たずに病院へ。
病院着いたらやたらおしっこが近い。
測ってみる。350。高いーー。でもなー昼飯抜きで3時から手術だからなー。
我慢して放置。何も食わなかったらさがるだろう。一応ランタスが効いているはず。
手術前もう一回測定。ぴー。206。オーケー。結果的に狙い通り。
2時くらいに看護師Aがやってきた。
看護師A「くもさん、いま前の患者さんがいきましたから、6時くらいからだと思います」
くも「えーーーー!6時!6時からなのになんで9時から入院なの?はやくね?
だし、朝きていきなり点滴の針刺されたんだけど、こんなに早く刺さなくてよかったんちゃうん?どーなってんだよ!!!早くしてくれよ!」
むかむか。
3時。
看護師A「くもさーん。前の患者さん早く終わったから、今からいきますよー」
くも「おい。」おれは6時からのつもりで余裕かましてたのにいまから?やっぱり3時から?心の準備が・・・・
ってる間に、「行きますよー」。がらがらがらがら、運ばれる。心の準備より3時間前。心の準備はどっかに飛んで行った。
運ばれる前に緊張を無くす注射を打たれる。
これいろんな人から聞いてて、やばいくらいテンションあがるとかばっちり出来上がるとか聞いてて期待してたんだけど、何の効果も実感できなかった。期待してたのに…。これで怖いもんなしになると思ってたのに・・・・
手術室に到着。サザンオールスターズの音楽が流れている。
口ずさんでみる。でも全然楽しくない。緊張解除薬は全然効いていないみたいだ。ちぇっ。
枕がないせいか上しか見えない。体を動かしてはいけない気がして周りが見渡せない。
何人かいる7人くらいかなあ。寒い。裸だ。
手術前、紙パンツはいてくださいって言われてはいたのに、
手術室で即効ハサミで切られた。何のためにはいたの?あれ結構はくのに苦労したんだよ。左手には点滴ささってるしさー。
体中に大量の消毒。寒い。消毒しすぎて水浸しだよ。
布がかぶせられた。前は見えない。
麻酔しますよーとの医者Bの声。
太ももに針を20本くらい刺されるような感覚。
痛い。でも虫歯をがりがりやられるよりはましだなって冷静になっている。
医者Bは冷静だ。あっという間に右心室にカテーテルが到着していたらしい。
血管をカテーテルが通っている感覚は全くない。
太ももがちょっと痛いだけ。
さあ、アブレーション。助手的なCが盛んに声を発している。
C「33ワット、45度!・・・・・・!」
…度っていうのが、温度なんだろうなって言うのが理解できました。
だって温度あがっていくほど痛いし。
熱い。
でもねー、そんなに大したことない。余裕で我慢できる。
ちょっとぐーーーってなるだけ。
手術はおもったより大したことなかった。でも思ったより太ももが痛かったなあ。
術後の心電図をみて涙がでそうになった。
期外収縮は完全に焼失。心電図が美しいと感じた。術前の心電図は醜いと感じた。
次の日。
医者Bが病室に来た。
「治りましたから。一発も不整脈出てないです。」
くも「ありがとうございました」
医者B「今日お風呂だけはやめてくださいね」
かっこいい。病室を出ていこうとした。
気になっていることを言ってみた。
くも「運動はしてもいいんですか?」
医者B「好きなだけしてください。今から全力疾走してもいいですよ」
医者Bが医者Aじゃなくてよかったなっておもった。
あの先生に診てもらって幸せだ。それが巡り合わせだ。
おれは運がいいな。そう思ってビール片手に退院したのだった。
手術から2日経ちました。心地いい。心臓は電波時計と同じくらい正確に鼓動を刻んでいます。
健康が一番!幸せです。
糖尿病を見てもらっている先生には低血糖を回避するために、
前日のランタスを減らすこと、&朝のラピッドを減らすこと、とのアドバイスを受けていた。術中に血糖値200狙いで行ってくださいって。
くも「オーケー。200狙いね。楽勝。」
そうだよな、術中低血糖は勘弁してくれ。
前日のランタスは半分の8単位に。朝の血糖値は148。やっぱり少し高いな。
気にせず、パンを食べてラピッド打たずに病院へ。
病院着いたらやたらおしっこが近い。
測ってみる。350。高いーー。でもなー昼飯抜きで3時から手術だからなー。
我慢して放置。何も食わなかったらさがるだろう。一応ランタスが効いているはず。
手術前もう一回測定。ぴー。206。オーケー。結果的に狙い通り。
2時くらいに看護師Aがやってきた。
看護師A「くもさん、いま前の患者さんがいきましたから、6時くらいからだと思います」
くも「えーーーー!6時!6時からなのになんで9時から入院なの?はやくね?
だし、朝きていきなり点滴の針刺されたんだけど、こんなに早く刺さなくてよかったんちゃうん?どーなってんだよ!!!早くしてくれよ!」
むかむか。
3時。
看護師A「くもさーん。前の患者さん早く終わったから、今からいきますよー」
くも「おい。」おれは6時からのつもりで余裕かましてたのにいまから?やっぱり3時から?心の準備が・・・・
ってる間に、「行きますよー」。がらがらがらがら、運ばれる。心の準備より3時間前。心の準備はどっかに飛んで行った。
運ばれる前に緊張を無くす注射を打たれる。
これいろんな人から聞いてて、やばいくらいテンションあがるとかばっちり出来上がるとか聞いてて期待してたんだけど、何の効果も実感できなかった。期待してたのに…。これで怖いもんなしになると思ってたのに・・・・
手術室に到着。サザンオールスターズの音楽が流れている。
口ずさんでみる。でも全然楽しくない。緊張解除薬は全然効いていないみたいだ。ちぇっ。
枕がないせいか上しか見えない。体を動かしてはいけない気がして周りが見渡せない。
何人かいる7人くらいかなあ。寒い。裸だ。
手術前、紙パンツはいてくださいって言われてはいたのに、
手術室で即効ハサミで切られた。何のためにはいたの?あれ結構はくのに苦労したんだよ。左手には点滴ささってるしさー。
体中に大量の消毒。寒い。消毒しすぎて水浸しだよ。
布がかぶせられた。前は見えない。
麻酔しますよーとの医者Bの声。
太ももに針を20本くらい刺されるような感覚。
痛い。でも虫歯をがりがりやられるよりはましだなって冷静になっている。
医者Bは冷静だ。あっという間に右心室にカテーテルが到着していたらしい。
血管をカテーテルが通っている感覚は全くない。
太ももがちょっと痛いだけ。
さあ、アブレーション。助手的なCが盛んに声を発している。
C「33ワット、45度!・・・・・・!」
…度っていうのが、温度なんだろうなって言うのが理解できました。
だって温度あがっていくほど痛いし。
熱い。
でもねー、そんなに大したことない。余裕で我慢できる。
ちょっとぐーーーってなるだけ。
手術はおもったより大したことなかった。でも思ったより太ももが痛かったなあ。
術後の心電図をみて涙がでそうになった。
期外収縮は完全に焼失。心電図が美しいと感じた。術前の心電図は醜いと感じた。
次の日。
医者Bが病室に来た。
「治りましたから。一発も不整脈出てないです。」
くも「ありがとうございました」
医者B「今日お風呂だけはやめてくださいね」
かっこいい。病室を出ていこうとした。
気になっていることを言ってみた。
くも「運動はしてもいいんですか?」
医者B「好きなだけしてください。今から全力疾走してもいいですよ」
医者Bが医者Aじゃなくてよかったなっておもった。
あの先生に診てもらって幸せだ。それが巡り合わせだ。
おれは運がいいな。そう思ってビール片手に退院したのだった。
手術から2日経ちました。心地いい。心臓は電波時計と同じくらい正確に鼓動を刻んでいます。
健康が一番!幸せです。