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自宅近くの道路に出て タクシーを待っていたのですが・・・
初老の自転車に乗った見知らぬおじさんが 通り過ぎたと思ったら すぐに戻って来て
すみませーん ○○に行くのはこの道ですか? って 声を掛けられました
エエッ?! ○○ですか?! 思わず 聞き返した私・・・
だって○○って ここからではかなり遠い まして自転車では普通無理な距離です
でもそのおじさんは どこまでも歩いて行ける位足腰が丈夫だから大丈夫だと
駅前に自転車を置いて 電車で行った方が良いと いくら勧めても 頑として聞かない
そのうちに問わず語りで若い時の話やらご家族のことやらが延々と始まって
ウン? アレ? ま・さ・か? そこで思い切って聞いてみました
○○には どんなご用事で行かれるのですか? って すると
イヤァ ウチですねん 道に迷ったみたいで しょっちゅうですわ(笑) とのご返事
アア 不安的中・・・ 駅前にある交番でもう一度聞いて下さいね と念を押し
大丈夫かなァとは思いつつも 時間もないのでそのままタクシーに乗り込みました
自慢じゃないが足腰ヨレヨレで万年運動不足の私 それでも ああ楽しかったァ♪
でもやっぱり疲れたァ 今晩は店屋物にしよう などと考えながら帰宅したの
ですが タクシーを降りようとした私のすぐ横を 通り過ぎて行った一台の自転車
エエッ?! まさかまさかのあのおじさん?! お昼前に話して今は5時過ぎ
ひょっとして単にからかわれただけなのか それともずっと彷徨っていたのだろうか
ウーン・・・ 首を捻りながらも前者である事を祈りつつ 見えなくなるまでおじさ
んの後姿を眺めていました